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恵庭OL殺人事件・再審請求棄却の謎
 この4月に恵庭OL殺人事件の再審請求が棄却された。

この再審請求では検察が隠していた目撃証言や
燃焼実験といった証拠が次々と明らかになり
また裁判官も自ら現場検証をしたりしていた。

再審開始の決定が出るのではないかと思っていた。

例えば明らかになった「警察側の燃焼実験」という証拠。

この事件では殺害されたOLは内臓まで炭化した状態であり
検察はこの焼却に使われたのは灯油10リットルだとしている。

この灯油の量で果たして内臓まで炭化するのか。
弁護団は当然、「これでは炭化しない」と
つまり炭化しないということは「凶器が違う」ということを
実験や鑑定により立証していた。

ところが、実は逮捕前にすでに警察は
弁護団と同じような燃焼実験をしていたのだ。

「被害当時の着衣と同種の物を用意し」
被害者と体重の近い「約50キログラム」の豚に着用させた。
ご丁寧に被害者と同じ状況を作るために
タオルで両眼部を眼隠しまでした。

ところが豚の状態は「内臓まで炭化」することはなかった。
「燃焼状態は内部組織まで炭化している部分はなく」
「内部組織までの燃焼は認められれない」と報告されている。

しかも着火後約22分で鎮火状態になっている。
これは11時15分に炎を見、0時05分にも炎が上がっていたという
証言(この証言も隠されていた)とも矛盾する。

この報告書が作られたのは5月22日だ。
しかし、このストーリーと矛盾するこの結果は無視され
当時、証拠としても提出されず翌23日逮捕は決行された。


こういった矛盾する証拠が明らかにされたため
再審請求は認められると思っていた。
弁護団もそう思っていたという。

しかし弁護側の主張は何の科学的根拠も示さずに
退けられた。

この裁判の指揮をとっていたのは加藤学裁判長だ。
この再審請求の決定がでる3週間ほど前の
この4月に札幌地裁刑事3部から東京高裁刑事8部に
異動になった。

そして現在、袴田事件の抗告審を担当している。
posted by iwajilow | 09:53 | 冤罪の疑い | comments(12) | trackbacks(0) |
再審請求棄却の飯塚事件についての嫌な話し
JUGEMテーマ:日記・一般

先月31日、飯塚事件の再審請求が棄却されました。

僕はこの事件、再審開始は無理かもしれないと思っていました。

すでに死刑が執行されてしまっている事件を今の裁判所が
「間違っていた」と認めることができるだろうか、ということがまずありました。

そして何よりもこの事件の死刑執行にかかわった人たちが
えらく出世をしている問うことです。

僕が調べた限りですが
死刑執行の起案というのは法務省の刑事局がするそうです。
そしてその刑事局の局長が死刑執行命令書も起案します。
大臣に印鑑を押させるのは法務省の事務次官の仕事だそうです。
大臣が印鑑を押さない場合、結構な問題になるそうです。
ですから事務次官は大臣を説得する材料をいろいろ集めるのだろうなぁと
想像します。

さて死刑が執行された2008年10月。
大臣が森英介氏ということは知られています。

では事務次官は誰だったのか。
今の検事総長でした。つまり検察いや、法務官僚のトップに君臨している方です。

そして刑事局長は誰だったのか。
今の東京高検長、つまり検察のナンバー2だった方です。

裁判所がこういった人たちの責任を問えるのか。
僕はこの再審請求審でそこばかり注目していました。
そして結果はこういうことになりました。
そういうことなのだと思っています。
 
posted by iwajilow | 19:29 | ニュース深読みしすぎ | comments(13) | trackbacks(0) |
再審開始決定!
JUGEMテーマ:日記・一般

素晴らしいニュースが飛び込んできました。

袴田さん、良かったです。

裁判官が袴田さんに面会に行くなど(会えなかったけど…)
前向きだなーと思っていましたが、こればかりはふたを開けてみないと
わからないので一抹の不安がありましたが、それを吹き飛ばしてくれました。

本当に良かったです。


http://blog.iwajilow.com/?eid=1071754

ただし、昨日は北稜クリニック事件で再審開始の棄却がありましたし
31日には飯塚事件の再審開始決定の可否が出されます。

全然、油断はならないけど
正義が実現されることを願っています。
 
posted by iwajilow | 10:07 | 冤罪の疑い | comments(3) | trackbacks(0) |
痴漢えん罪・民事訴訟勝利判決集会
JUGEMテーマ:日記・一般
 高島屋痴漢「えん罪」事件で有罪判決が確定し
懲戒免職処分を受けた河野さん。

http://blog.iwajilow.com/?eid=1071762

その後、この懲戒免職処分の取り消しを求めて民事訴訟を闘っていました。
民事訴訟の二審で河野さんの訴えが認められ、最高裁でも市教委の申し立てが不受理とされ
判決が確定しました。

すでに定年を過ぎてしまった河野さんですが
この判決確定により、教員免許を取り戻すことができ
「もう一度教壇に立ちたい」という河野さんの思いは
かなう可能性が出てきました。

本来であれば市教委は河野さんに謝罪をし
何らかのアクションを起こすべきだと思いますが
市教委は謝罪はおろか今日にいたるまで何のアクションも起こしていません。

主任の岡田尚弁護士はこういいます。

「最高裁で判決が確定したのが11月27日。
この4カ月、市教委は河野さんに対して
どう対応するのかはっきりしていない。

別の例では3週間で懲戒免職処分が取り消されました。

1ヶ月経って何も言ってこないの暮れ市教委に電話をしました。

まず謝りなさいから始まるわけですが
市教委は『今検討中です』というわけです。

検討することないじゃないですか。
最高裁で決まっているんです。

年が明けても何も言ってこない。
1月の終わりにまた電話しました。

すると『いろいろと検討している』という。
そして2月の半ばに『代理人がつきました』といってきた。

法律問題は何もないんです。誠意ある対応を何もしていません。

謝りに来ない。身分はどうなるのか。
そういうことを全くやっていない。

普通ならまず謝って
こういうふうになりましたというべきです」

そういった中ですが経過報告と民事訴訟の
勝利判決を祝う集会が16日横浜で開かれました。

河野さんはこの集会でこう挨拶をされました。

「人生は別れだと思っていたんですね。
でもこの裁判を通じて人生は出会いだと思えるようになりました。
でもやっぱり人生は別れなんですね。
別れの準備をしているんだと。
だから一日、一日を無駄にしないようにと思って生きています。

この裁判の間、7人の友人を失いました。
一人一人を忘れないことが大事だと思っています。
ここまでこれたのも皆さんのおかげだと思います。

皆さんのことを一生忘れません。

子供にこういうふうに言われたんですね。

『お父さんはつまらない人間だけど
お父さんの友達はすごいね』って。

何よりも素晴らしい言葉だと思いました。

その言葉を胸に生きていこうと思います。

本当にありがとうございました」

河野さんも立派だし、河野さんの家族も素晴らしいなぁと思いました。




posted by iwajilow | 11:13 | 痴漢「冤罪」河野事件 | comments(0) | trackbacks(0) |
徹夜明け
JUGEMテーマ:日記・一般
 
今朝10時過ぎに家に戻ってきましたが
これからまた仕事です。

今年、ずっと取材を続けてきた特集が
今日、放送の予定です。

一つのミスが多くの人を傷つけてしまうので
今は、ただただミスがないように放送まで全力で確認作業です。

たくさんの人が見ていただけることを願いながら
職場に戻ります。。



posted by iwajilow | 11:49 | 仕事の周辺雑記 | comments(4) | trackbacks(0) |
弁護側の証拠は全て却下…山谷「転び」公妨控訴審
JUGEMテーマ:日記・一般

22日、東京高裁429号警備法廷で開かれた山谷「転び」公妨事件の第1回控訴審。
それはこの国の裁判を象徴するような典型的な暗黒裁判でした。

この事件はそもそも花見に行こうと山谷を歩いていたNさんが
警官に職質され、それに応じなかったことから始まった事件です。

職質した3人の警官のうちの一人が
Nさんに押され尻もちをついたということで
公務執行妨害でNさんは逮捕されました。

そしてその後132日に渡って勾留されました。

Nさんは「接触はしたが押してない」と無実を訴えましたが
一審では検察側の主張を全面的に認め
Nさんに罰金40万円の有罪判決を下しました。

僕はこれは冤罪事件だと確信しています。
でももし、検察の主張通りに押された警官が倒れとしましょう。

押されて倒れるような警官が治安を守れるのかどうか
すごく疑問に思います。
日ごろ鍛練してないのでしょうか。

もちろんこの警官も武道の心得があります。
30年以上に渡って剣道をしているそうです。

この事件を取材しているジャーナリストは
「非難されるべきは警官の足腰の弱さだ」と言っていました。

さてこの日の控訴審ですが
弁護側は以下の点から一審の有罪判決を批判し無罪を主張しました。

第1点は職質前の事実認定について
「Nさんがパトロールしていたパトカーを
見て足を速めたので職質をした」
としている点です。

弁護側がパトカーの車載カメラの映像解析をしたところ
Nさんが足を速めた事実はなく、他の歩行者と同じように
信号待ちをしごく自然に歩いているとのことです。

またNさんは帽子をかぶってマスクをしていましたが
そういった格好をしていた人は車載カメラから
他にも確認できるのでそれが犯罪をうかがう理由にもなりえなく
明らかに警察官の行動は間違っていると指摘しました。

2点目として
「停止行為は妥当性を欠き度を過ぎている」
と指摘しました。
「警察官は歩行者の格好と場所がらだけで
停止行為をさせるというバランスを欠いたもの」
であり
「一審判決の通りであれば警察官の呼び掛けに必ず
歩行者は止まらなければならないことにできる」
と批判しました。

3点目としてNさんの暴行についての事実誤認をあげました。

NさんはI警部補に体の前で腕をクロスさせた状態から
前に腕を押し出しI警部補を押し倒したと認定されているが
これは明らかにおかしいと言います。

その理由として以下の点を指摘しました。
Iは剣道歴30年以上、剣道ではぶつかり合っても
倒れないバランス感覚が大事であり
腕を外側に向けて押しただけで倒れるはずがない。

再現実験でも前後に足を広げるだけで前からの動きに耐えられた。

Iが故意に尻もちをついた。誤って倒れてしまった。
苦肉の策として尻もちをついたと考える余地はないのか。

Nさんは警察官の正面をよけようとして隙間を
通り抜けていこうとしていた。
トラブルを避けようとしていたのは明らかである。

暴行については3人の警官の証言をよりどころにしているが
この3人の証言は変遷している。

Iは捜査段階では手の動きを見てないとしていたが
公判では手の動きを見ていたと変遷

また当初は頭を打ったと言っていたが
その後、頭を打たないように守っていたと変えた。

物理学の専門家の意見も「転倒するはずがない」としている。

またT中という警察官は
「職質をしながら数10メートル移動した」と言っているが
車載カメラの映像からそのような事実がないことも明らかです。

一方、Nさんは当初からI警部補が「自分で転倒した」
と一貫している客観的見地から検討する必要がある。
普通に歩いていただけのNさんが何ら罰せられる必要はない。


と意見を述べ、
車載カメラの映像解析
実際に倒れるのかどうかの検証、
物理学の専門家の意見等の証拠を請求をしました。


しかし裁判体はこうした弁護側の証拠請求全てを却下しました。
その理由がしゃれています。
「やむを得ない理由がないとは言えない」

つまり、こういった証拠は「一審段階で請求できたでしょ。今さら何言ってんの?」
ってことだそうです。
けれども今回の証拠請求は一審判決を潰すための証拠請求です。
一審の判決が出る前にどうして証拠請求できるのか?
あんたらタイムマシンでも持っているのか?

きっと持っているのでしょう。

裁判官は国のシステム、検察や警察官を守るためには何でもします。
検察も警察も自分の組織を守るためには
平気でウソをつきます。

もう一度言いますが
1万歩譲って、Nさんが押したとしましょう。
素人が押した程度で倒れるような警官が治安を守れるのか?
凶悪犯と対峙できるのか?テロに対処できるのか?
犯人検挙できるのか?そんな人がパトロールするのか?
日ごろ、何も訓練をしてないのか?

「押されたから倒れました」という主張そのものが警察の不祥事なのではないですか?

結局この裁判1回結審で次回が判決です。

この裁判体ですが
裁判長は河合検事じゃなくて河合健司、
陪席が小川検事じゃなくて小川賢司、もう一人が小野裕信です。







 
posted by iwajilow | 10:15 | 冤罪の疑い | comments(0) | trackbacks(0) |
被害者がいねぇなんて関係ねぇby最高裁
JUGEMテーマ:日記・一般
 
先週の木曜日、友人のNさんから連絡がありました。

「柿木さんの上告、棄却されました。無念です」

痴漢えん罪を訴えていた柿木さん。
この事件、事件当時明らかに違う人物が目撃されているのに
警察のご都合により柿木さんが犯人とされました。

さらに被害者は被害届を出していません。

http://blog.iwajilow.com/?eid=1071509

こういったファクトに照らせば
柿木さんに無罪判決が出て当たり前の事件です。

けれども正義というのは
警察は捜査ミスをしない、検察は間違えないという
神話を作ることだと勘違いしている裁判所は
事実に目をつぶり、柿木さんの訴えに耳を傾けませんでした。

それも最高裁上告からわずか4カ月、裁判官どころか調査官も
ろくに書類にも眼を通さず「罰金刑ね、ならいいんじゃないの」という程度で
棄却を決定し、
事務員の「例の判決文印刷しておいて」程度のやりとりで
「原告は憲法違反判例違反を訴えるが云々」という
コピペ3行で済ませたのは想像に難くありません。

昨年来、小林事件の再審請求棄却、
福井女子中学生殺害事件の再審請求棄却、
名張毒ぶどう酒事件の再審請求棄却、
三鷹バス事件の有罪判決…。

ととんでも判決が続いています。

しかし、その一方で名護市長選で
基地反対派の稲嶺氏が勝利するという
いいニュースも飛び込んできました。

僕はこう思っています。

正義と悪が対決したらカタチの上では悪が勝つ。
それは悪人は手段を選ばず何でもするから。
彼らの考える勝利というのが形式的なものに過ぎないから。

けれども正義もいつも負けてばかりではない
カタチとしても勝つ時もある。

たくさんの人の悔し涙が力になり
悪が耐えきれなくなって自滅していくこともあります。

たくさんの、本当にたくさんの犠牲があって
初めて人々が動いてうねりになる。

柿木さんの闘いは決して無駄ではなかった。
倒れても倒れても真実は一つ、正義は自分にあると
何度も立ちあがる柿木さんに裁判官も検察官も
慄いたはずです。

福島原発事故以前、たくさんのさし止め訴訟があったにもかかわらず
東電はほとんど負けていませんでした。
原子力村は強固なタッグを組んで付け入るすきを与えませんでした。
東電も地元の人に神様のように思われていました。
でもウソばかり付いていました。

その東電、今はどうですか。

僕は司法ムラの構図も基本的には同じだと考えています。

今、検察や警察や裁判所を信じる面白い人は
マスコミも含めた司法ムラの方々だけではないですか。

今、不当判決が相次いでいるのは
裁判所も検察も追い詰められているからなのではないか
もう形式的な勝利をつかむことも厳しくなっていると感じているのではないか
と僕は思うのです。

柿木さんもムラの住人の裁くカタチの上での身内裁判では負けたかもしれないけど
決して真実を売らず、心を売らず闘いきったということが
何よりの勝利なのではないかと僕は思うのです。

そしてこういった不屈の人が次から次へと出てくることが
裁判所や検察を追い詰めているのだと思います。

それは誰の心にも響く美しい勝利だからです。





posted by iwajilow | 09:55 | 痴漢冤罪?の恐怖 | comments(4) | trackbacks(0) |
報道されるのは警察発表ばかり
JUGEMテーマ:日記・一般

昨日の新聞で警察による調書の偽造が取り上げられていた。しかし僕はこういった報道に不自然さを感じています。それはなぜか?不祥事はもっとたくさんある。もっとひどいねつ造はたくさんある。しかし、そういった不祥事は報道されないし、逮捕もされない。代表的な例でいえば村木事件の前田検事は逮捕でなぜ、小沢事件の田代検事はなぜ不起訴なんだろう?
大阪府警警部、調書作成怠り7年後に捏造 事件は未解決
2014年1月12日21時15分 asahi.comより
大阪府警の男性警部(41)=警察庁出向中=が、岸和田署勤務だった2005年に担当した強制わいせつ事件で、調書などの捜査書類の作成を怠ったうえ、7年後に日付を偽って捏造(ねつぞう)していたことがわかった。府警は公文書偽造・同行使容疑で捜査している。事件は時効となり、府警はより時効の長い強姦(ごうかん)未遂容疑に切り替えて捜査したが、未解決となっている。
 府警監察室によると、警部は、刑事課強行犯係の警部補だった05年5月に事件を担当。岸和田市内で男に連れ回され胸などを触られた女性の調書作成や、犯人のものとみられる指紋の採取などの捜査をした。しかし、十数通必要な捜査書類のうち、実況見分調書など3、4通を完成させないまま放置したという。

この件について以前、このブログでも取り上げさせていただいた築地国賠公妨の二本松さんがこんなふうに話してくれました。
「些細なねつ造でも警察発表は記事になるが、市民からの告発は決して記事にならない。これは(誰かを)懲戒にしたいと考えている内部の人間が発表しているだけなのではないか」

さてその築地公妨でっち上げ事件の裁判も佳境を迎えています。昨年11月に訴えられた都側の当事者である婦警の尋問があり、12月には訴えた側の当事者の二本松さんの本人尋問が行われた。通常、国賠裁判では当事者の意見を聞いたところで終結に向かうそうだが、今回は3月に進行協議が入れられ、この後、人証などに移っていく可能性がある。

そもそも事件が起きたのは2007年10月11日の朝。寿司店を経営している二本松さんは奥さんの運転する車で築地市場に仕入れに出かけた。買い出しをしている間、奥さんは車に残っていた。買い出しを終えて車に戻ろうとすると車の前に婦警が立っていた。Nさんが「車を出しますのでそこをどいてもらえませんか?」と声をかけた。すると婦警が「ここは法廷駐車禁止エリアだ」と立ちはだかる。「法廷禁止エリアでも運転者が乗ってエンジンかけてすぐに運転できる状況にあるんだから違反じゃないんじゃないですか」という二本松さん。

ところが婦警は「謝りもしないで、今日は絶対行かせないから」そして「逮捕するよ」と言い出したという。その後、持っていたカバンをNさんに押し付け、さらにトランクの上に反則切符の束を投げつけ、「免許証を出せ」と言い出した。「私は運転手じゃないんだから関係ないじゃないですか」と抗議するNさんに対して、婦警は今度は「暴行!暴行!」と左手を高々と上げて左手を負傷したことをアピール。二本松さんは逮捕され、その後19日間にわたって拘束されたことに対して国賠訴訟を起こしたのがこの事件だ。

朝の築地市場ということで多くの市場関係者がこの事件を目撃していた。しかしこと警察相手となると口をつぐむ人が多い中、勇気ある方々が陳述書を提出している。その一部を紹介します。

供述
 婦警が『奥さんに免許証提示や取り締まりをしている』ような場面は間近で見ていてありませんでした。婦人警官は通常の取締とは異なり、ほとんど二本松さんに詰め寄りヒステリックに怒りを爆発させているような感じでした。二本松さんには持っていた黒いカバンを突きつけながら『免許証を出せ!』と迫っていましたが、最初に1車両分くらい車を動かした奥さんが明らかに運転手であることを婦警らは見ていましたし、Nさんは助手席に入ろうとしていたのですから二本松さんに免許証提示を求めることはおかしいと思ってみていました」

供述
「二本松さんが『婦警をドアに挟んだとか運転席に載って2メートルも運転して2人の府警に闘争を阻止された』とかというような事実も100%ありませんでした。ゆえに、私は二本松さんが逮捕された後、私服警察官に『逮捕されるようなことはやってないから』『逮捕するのはおかしい』等と抗議までしたのです」

供述
「Nさんが肘で婦警の胸を突く等とという場面は一切あありませんでした。それは100%間違いありません。私は柔道を長年やっておりますがこのような拳を前に合わせた非攻撃態勢で、逮捕術などの訓練を受け防御術なども身に着けているはずの府警の胸に肘を直接当てることはほぼ不可能ですし、しかも連続して左右交互に突く等ということは絶対無理だと思います」

供述
「この時、約100名前後の人が事件を見ていたのですから誰も見逃すはずはありません。『二本松さんが運転席に乗り、運転した』等という事実はもちろん、『奥さんが車内で運転席から助手席に移った』というような派手な動きも全くありませんでした」


そして警察の提出した再現写真を見た目撃者はこう話している。
「この再現写真は事実と異なる創作物としか思えません。
築地市場とは異なる場所・道路状況下で撮影され、最初から最後まで事実とは全く異なる写真を見るにつけ、この報告書は当時の事実を再現するのではなく、誤認逮捕してし合った警察がそれを正当化するには、このように全てを新たに作り上げなければならなかったということを如実に示す「証拠」ともいえるうそに満ち溢れているものでした」
posted by iwajilow | 00:42 | 警察によるでっち上げの疑い・築地事件 | comments(0) | trackbacks(0) |
女性バイトは「鮮度」が落ちるとクビなのか
JUGEMテーマ:日記・一般

昨日、久しぶりに東京地裁に行ってきました。
カフェ・ベローチェで雇止めにされた29歳の女性の裁判を傍聴するためです。

弁護士や報道によるとこの事件は、以下のような内容のものです。

原告女性はカフェベローチェの千葉店のオープニングスタッフとして契約期間3カ月のアルバイトと働きだしたの2002年8月。以来更新を繰り返し9年間近く働き時間帯責任者もまかされていた。
しかし2012年3月「アルバイトは4年以上働くことは出来ない」と一方的に通告され雇止めをされた。

弁護士によれば会社側は「喫茶店は若い女の子が表に立った方がいい。これを『鮮度』という言葉で表現した。私たちは野菜と一緒ではないでしょう、というのが原告の主張です」と言っていました。

カフェベローチェの店舗には正社員は店長1人しかいないそうです。
「実態は正社員と同じ労働でありながら、合理的な理由のない雇止めは許せない」と弁護士は言っていました。

さてこの日は第3回の口頭弁論でした。
ここでは原告主張に対する会社側の反論への再反論の書面を提出したとのことです。

原告側主張の\擬勸何ら変わらない働き方をしていた。契約更新手続きもかなり形式的なものであったという2点の主張に対し\擬勸とアルバイトの働き方は違う契約更新手続きは毎回面接を行ってその都度確認していた、と主張しているそうです。

この2点について細かく反論したそうです。

,砲弔い堂饉丗Δ蓮嵒埖商品があった場合、店長が発注していた」と主張しているそうですが実態は「全部アルバイトもしていた」あるいは「備品もアルバイトが建て替えまでして購入していた」そうです。また銀行へ入金するのも「店長のみ」と主張しているそうですが実態は「アルバイトもしていた」そうです。

△侶戚鷙洪靴砲弔い討皺饉丗Δ蓮嵋莢鹽皇垢般明椶靴瞳茲瓩討い拭廚箸靴討い泙垢実際は「書いて置いておいて」と言われるだけで「自動更新に近かった」そうです。

このお店には通常、従業員が25人ほど在籍していたそうです。その中で正社員が店長一人でという実態であれば、他のベテランアルバイトが店長に近い仕事をしてフォローしていると考えるのが普通だと思いますがいかがでしょうか。

さて閉廷後、原告の方がご挨拶をされました。
その中で彼女はこんなことを言っていました。

「お正月は店で働くのが常だったので今年は何をしたらいいのか分からなくて年越しそばを食べながらボーっとしてしまいました。1月1日も夜まで働くのが常だったので3日くらいまでボーっとしていて『働けなくなった』と『生活に穴が開いた』と感じました。自分にとって大事な仕事でした」

弁護士はこう言っていました。
「アルバイトだからしようがないでしょう、という会社の思惑が見え隠れする。アルバイトなんだから長く働くものではないでしょうと。確かに新しい進路が決まって辞めていく人も多いけれども、それは自分の意思で辞めるのであって、会社側が『辞めろ』というのはとは違います」

仕事ってお金だけでなく、生きがいそのものであるという当たり前のことを感じました。

次回の口頭弁論は2月28日です。

 
posted by iwajilow | 13:49 | たっぷり格差社会 | comments(1) | trackbacks(0) |
殺人より重い警察に恥をかかせた罪?
JUGEMテーマ:日記・一般

世間の耳目を集めた川崎の逃走犯。
昨日の逮捕劇を見ていて、
なぜこの人、連行時にこんなに顔を晒せれないといけないのか
不思議に思いました。

通常、連行時は車の窓にカーテンをしたり
ビニールシートをかぶせたり
ジャンバーをかぶせたり、して容疑者の顔を隠します。

それはあの尼崎事件の住田容疑者の連行時もそうでした。

今回の逃走犯のそもそもの容疑は「集団強姦」です。
「集団」ですからまだ本人が主犯格だったのか、
見張り役だったのか、どの程度の関わりだったのかもはっきりしてない。

被害者からすればレイプは心の殺人ですし、決して許されるものではありません。
しかし死刑判決が想定されるような「殺人」とは違うし、たとえ「殺人」であっても手配の必要がなくたった顔をさらすというのは集団リンチに近いのではないかとも思います。

それなのになぜ、あれだけ顔を晒したのか。

これは「警察に恥をかかせたこと」に対する「見せしめ」と
想像するのが難くありません。

振り返ってみれば
例えばPC遠隔操作事件でも
逮捕から1年近く未だに接見禁止が続いています。

これも彼の容疑からはちょっと考えられない。

やはり「警察に恥をかかせた措置」なのではないのかと想像してしまいます。

そう考えると、例えば痴漢えん罪事件でも
「冤罪」を訴えると初犯でも実刑判決が下ってしまうというのも
同じ構図の延長線上にあるように思います。

この国は未だ市中引き回しの刑が行われ
権力をもつお上に逆らうと「不敬罪」が加わるという
中世のような人権感覚の中にあると言って間違いないと思います。
posted by iwajilow | 09:33 | ニュース深読みしすぎ | comments(2) | trackbacks(0) |