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TVディレクターがメディアでは伝えられないニュースの裏側を日々レポート。
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豆まきと「餓鬼」
JUGEMテーマ:日記・一般

昨日は節分だったので豆まきを見に行ってきました。

神社の境内から豆がまかれるのですが、この豆を取ろうとものすごい争いが起こります。
まるで「餓鬼」のような姿に唖然としました。

中には一人で20袋〜30袋も取っているおばあさんとかもいて、その必死の形相たるや恐ろしいばかりです。
そんなに豆が好きなのか?それとも親の敵なのか?

家の建前の時の散餅銭といい、撒かれるの好きですよね。

以前、中島らもさんが1000円チクワ付きってコンサートをやってステージからチクワを撒いたら大パニックになったって。そのときに「みんなそんなにチクワが好きだとは知らなかった」と言っていました。

たぶんノリなので、きっとタワシとかでも盛り上がると思います。

これが現金とかだと、ちょっとえげつなくてひいてしまいますが…。


昨日 水天宮



 
posted by iwajilow | 09:57 | 考えてしまうなぁ | comments(0) | trackbacks(0) |
東京新聞に代えてみて…
JUGEMテーマ:日記・一般

朝日新聞から東京新聞に代えて半月が経ちました。
以前は報道の仕方に腹が立つことも多かったのですが、
最近は、こんなにも自分の興味関心と新聞の記事が一致している!と驚いています。

東京新聞と言えば、第2社会面あたりにある「こちら特法部」が有名ですが
それだけではありません。新聞の顔、一面も頑張っています。
こんな感じです。

7月2日「安全確証なく起動 大飯原発3号機 福島事故後初」
7月3日「人件費・燃料費手付かず 東電値上げ審査 最終調整」
7月4日「原発事故確率 現実離れ」
7月10日「6兆円余らせ なお増税」
7月11日「形だけ?の国民的議論 14日から原発比率聴取会」
7月13日「100%再生エネ 挑むぜよ 風力発電益を補助金に」

そして今日16日
「発言者に東北電と原発推進団体幹部 仙台聴取会 騒然」

そして小沢新党についても、批判のタネを一生懸命探す新聞が多い中
東京新聞はなんと社説でこう論じています。

「小沢氏には新生党、新進党、自由党に次ぐ4度目の新党結成だ。自民党を飛び出した際のような新鮮味はなく、今回も権力闘争の一環であることは否定しがたいが『もはや野田佳彦首相の下での民主党は、政権交代を成し遂げた民主党ではない」という問題意識は共有する」

正論です。

以前、某大手新聞記者は「なかなか言えない中、取りあげることに意味があるという部分もある。また直接主張できなくても、記事の中の微妙な表現を工夫している。それを読み取ってほしい」などと言っていましたが、それは保身の理屈でしかないということが東京新聞を購読することで判明しました。東京新聞は堂々と主張しています。僕も同じ業界の末席にいるものとして、逃げ場がなくなるぞーといういい刺激を与えられています。

そしてこれは記事とは関係ないのですが折り込みチラシの少ないことも嬉しいことの一つです。
もしかしたら、あまり売れていないから、「宣伝効果ナシ」とされて折り込みを入れないのかもしれませんが僕にとってはあれは資源の無駄使い以外の何物でもないので助かります。

あまり褒めてばかりいてもなんなので、不満を言えば、
細かい事件が余り拾えてないかも、と思うのですが、
これとて他の新聞は事件記事くらいしか読むところがなかったからそう感じているのかもしれません。



 
posted by iwajilow | 10:23 | 考えてしまうなぁ | comments(0) | trackbacks(0) |
余命いくばくもない正義の弁護士
JUGEMテーマ:日記・一般


先月、僕の尊敬する弁護士さんから一通のはがきが届きました。
そこにはこう記されていました。

「3.11後まもなく、東京電力での原発記者会見に通うようになり5月にはじんし絵の幕引きの時期を告げられました。その後も会見には通い続け、会見でも質問を通して事故対応を改善することに少しは貢献できたのではないかと考えています。同時に記者として始めた職業人生を記者として終える事に運命的なものも感じています。

〜中略〜

お陰さまで宣告された余命期間を超えて新年を迎える事ができ「検証 福島原発事故・記者会見―東電・政府は何を隠したのか」「『主権者』は誰か 原発事故から考える」の2冊の本の出版にも目処がつきました」

送り主は、弁護士の日隅一雄先生。このブログでもたびたび取り上げている「もんじゅ事件」そして「中国人研修生射殺事件」の弁護を務められている方です。

そして個人的にも原発の問題など法律的に難しそうな案件は相談に乗ってもらっていました。

「余命を超えて新年を迎える事ができました」…日隅弁護士は末期の胆のうがんでした。

もともと産経新聞の記者だった日隅弁護士。記者から転身し社会正義を追及してきました。

本当に色々な事を教えてもらいました。いつも爪の垢を煎じて飲ませてもらっていました。

その日隅弁護士が「今後幾度もお目にかかる自信はなく、お時間が許すのであれば、お越しいただければ幸いです」という出版記念パーティーが昨日都内のホテルで開かれました。

仕事があったのでほんの少ししか行くことができず、話をすることもできなかったのですが、会場には500人以上の方が集まっていたような気がします。

気がついただけでもゴビンダ事件の佃弁護士、小林事件の田場弁護士、布川事件の秋元弁護士と本当にたくさんの闘う弁護士たちが詰めかけていました。

日隅弁護士は僕とそう年齢も変わらないんですよね。改めて自分のふがいなさを感じながらこれからも日隅さんの爪の垢を煎じて飲み続けなければいけないなぁと実感しました。

まだ、死なないでください。。。


日隅一雄弁護士

posted by iwajilow | 01:39 | 考えてしまうなぁ | comments(2) | trackbacks(0) |
ネパールから日本を見てみると…
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今朝、取材を終えて日本に戻ってきました。
帰りの機中でふと思ったのですが、日本という国はリーダーが毎年コロコロ変わるのになぜ政治が安定していると言われるのでしょう?

これはリーダーが政治や政策を司っていないから安定しているのではないのでしょうか。

つまりNHKの紅白歌合戦の司会のように毎年コロコロ首相は変わる。紅白歌合戦は視聴率が悪ければ司会が悪いと変えられる。内閣も支持率が低いと総理が悪いと代えられる。でもその基本的な方向は変わらない。決して東西対抗歌合戦にはならない。なぜならその方向を決めているのは別の集団だからです。そう言うことなのではないのかなと、そして国際社会もそれを認識しているから基本的には外交も変わらない。知らないのは日本人ばかりなり…。

じゃあ、司っているのは誰なのか?財務省を中心とした官僚なのでしょう。
もちろん、裁判官も検察もその一味であることは間違いありません。

だから政権が変わっても、総理が代わっても何も変わらない。仕切っているのが官僚だからです。彼らは公務員という絶対的安定した地位の上で何のリスクも取らず、日々自分たちの権益のためだけに働いています。国民の事など何一つ考えていません。

冤罪が疑われる事件を取材していていつも思うのは警察は真実追及のための捜査は一切行わないということです。そこで行われているのは脅迫、恫喝、利益供与、便宜供与…。すべて自分たちを守るためです。そして検察官も裁判官も同じです。

彼らにとって正義とは、自分たちの身を守ること、あるいは自分たちが出世していくことです。僕らが漠然と考える正義とは違います。

日本を支配しているのは官僚なんだなと改めて機中で感じてしまいました。



posted by iwajilow | 23:06 | 考えてしまうなぁ | comments(1) | trackbacks(0) |
1週間も10日も他人と話さない事もあります…
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世田谷の異常に高い放射線量は原発由来のものではなかったようでした。でもこのニュースで気になったのは、この民家の床下から原因とみられる瓶を取り除いた後「道路側の放射線量は0.1〜0.35μ㏜/hに引き下げられた」というものです。この値も結構高くないですか?


さて全く話題は変わりますが、明日から週末です。休みの日に昼間から酒を飲めるというのはものすごく幸せなことで、僕も昼間にバーベキューをしながらビールとか大好きです。鮨屋や蕎麦屋で一杯というのもいいです。ただ僕の場合はすぐ寝てしまいますが…。

でもこの酒がちょっと問題で本当に酒癖が悪くて酒さえ飲まなきゃいい人っていう人は本当にいるものです。
僕の先輩にもそういう方がいました。

普段はものすごく腰が低くて、こちらが恐縮するくらい気を遣ってくださる方なのに、酒が入ると豹変。本当に嫌みで意地悪で攻撃的な人になります。こちらが何も言ってないのに「何がディレクターだよ?あぁ?お前視聴率取ったことあんのかよ?スクープ取ったことあんのかよ?どうなんだよ?あぁ?」みたいな感じです。僕は1度一緒に飲みに行きましたが本当に嫌な目に会ったのでその後は二度と行きませんでした。その先輩も酔っ払ってタクシーの運転手を殴るという事件を幾度となく起こしていたなぁなどと思い出す事件の裁判が昨日ありました。

両手錠に腰縄姿で法廷に入ってきた男性は黒地に白のラインの入ったジャージ上下。白髪交じりの頭に痩せ型て一見おとなしそうに見えます。昭和23年7月生まれといいますから63歳です。

男性無職では北区の都営アパートに住んでいるそうです。

起訴事実は
平成23年8月16日午前0時37分ころ王子一丁目の路上で32歳の女性に対して右手拳で顔面を殴るなどの暴行(などのというと何かありそうだが何もない)を働いたというものです。

どんな人生を送ってきた方なのでしょうか?
冒頭陳述によれば
男性は、高校卒業後職を転々とし10年ほど前から生活保護を受けていた。結婚していたが離婚をしその後は一人暮らし。

ここまではなんとなくわかるのですが、驚いたのは男性の前科、前歴です。
なんと暴行などの前科11、前歴5回。すべて酒に酔った上でものだそうです。
なんで、こんなになるまで自分で何とかしようと思わなかったのでしょう…。

しかも今回の事件の2ヶ月前の6月には酔ってもめての暴行と相手の携帯電話を壊すという器物破損で罰金30万円の有罪判決を受けています。去年の2月にもタクシーの運転手さんを殴るという暴行で逮捕されているそうです。いやぁ懲りない人だ。

今回は自分の母校が甲子園で勝ったことでうれしくなって3時ころから自宅でビールを飲みだしたそうです。そして5時ころから居酒屋に行き、2軒ほどハシゴし、その後外国人のいるパブのようなところに行った記憶があるそうですが、そこで記憶は途切れたそうです。その後、何があったのでしょう。

以下は検察の冒頭陳述によるものです。
被告人は歩道橋の階段に座っていると、仕事帰りの被害女性が自転車で通りかかりました(彼女は仕事を終え知人男性と自転車で帰る途中だった)。その女性が信号待ちをしているところをこの被告男性が手をつかみかかりました。しかし、知人男性に取り押さえられ、男性がその場に被告男性を置いて立ち去ろうとするとまた被害女性に対して「姉ちゃん、付いて来い。何でも買ってやる」と声をかけます。「もういい加減にして」という女性に怒って彼女の左頬を右手で殴ったという事件です。

さらに110番通報され、警官が駆けつけ「なせ知らない人を殴ったりするのか?」と聞くと「うるせぇー、この若造が」と暴れたとのことです。

被告男性は犯行については覚えてないそうですが警察の調べに対し「これまでの犯行はすべて酒に酔ったも上でのもので、これについても女性を誘った上、断られて殴ったことは十分考えられます」と話していたそうです。

が、当人は酔っ払って覚えてないかもしれませんが、やられたほうはたまりません。僕も10年以上前に参宮橋の駅前を歩いているときに、いきなり殴りかかられたことがあります。
そのとき僕を殴った男は「自分が一人で歩いているのに、女連れで歩いているのでムカついた」みたいなことを言ってました。なんだ、それ?

被害女性はこう言っていたそうです。
「今も事件のことをも追い出すと気持ちが悪くなってしまいます。体重は4キロも減少しました。寝ていても息が苦しくて起きてしまうことがあります。私は一生懸命働いているのにこんなわけのわからないことをされてとても悔しい」

被告人質問がありました。
被告男性は気が小さいのか、緊張すると「吃ったり、声が出なくなったりする」そうです。弁護士の質問に対してぼそぼそとかすれ声で話し始めました。

どのくらい飲んでいたのでしょう。
「高校野球で母校が勝ってうれしくなって家で飲み始めて、もう少し飲みたいなと最初は板橋に飲みに行って2軒くらいまわったんです。王子でパブみたいなところに言った記憶まではあるんです。横断歩道に座っていたというのを聞きましたが記憶が飛んでいてありません。

着ていた上着もないし、めがねもないし相当酔っていたと思います。警察で聞くと『そんなのはじめから着てないよ』といわれました」

―いつもそうなんですか?
「深酒するタイプなんで次の日、寝ていてもあれ帰ってきたんだみたいなことはあります」

―今回も犯行は覚えてないということですが、なんでやったんだと思いましたか?
「私の酒癖はわかっていましたのでやったんだろうと思いました」

―前科はすべてお酒の絡んだ同じようなケースですね?
「私の考えが甘いんだと思います」

―なんでまた同じようなことをやったんですか?
「たまたま高校野球で母校が勝ったので気分がよくなって飲んでしまいました。お酒が入ってくるともう一本、もう一本となってしまい、今回もそうなってしまいました」

どうしょうもないオヤジではあるのですが、ちょっと考えさせらる発言もありました。

「別れてから、一人暮らしが長いものですから1週間も10日もテレビだけ見てすごすこともありました」

―その孤独感を紛らわすために酒を飲むんですか?
「そういうのもあります」

都営アパートに越してきて1年余り、月1回の草むしりで顔を合わす程度で親しい人はいないそうです。酒は涙か溜息か…。


被害者に対しては恐怖や苦痛を与えてしまい大変申し訳なく思っているといいます。そして事件が解決したら、断酒会に入ってお酒を断とうと思っているそうです。

「お酒で自分の人生を台無しにしていますので、強い意志を持ってやらないとできませんので断酒会に入ろうと思っています。幾度となく酒で失敗しているのに考えが甘かった。甘えがありました」

わかっているのにやめられない…。

検察は規範意識がないと懲役8ヶ月を求刑しました。
弁護士は「犯行はすべて酒に酔った上でのことで、素面では何も起こして否から規範意識がないというのは当たってない」と反論していました。

でもね、気になるのはこういう記事です。

スナックで暴行、最高検検事を起訴猶予に 2011年10月13日19時29分asahi.com
 
 東京地検は13日、スナックで同席者に暴行をした疑いで告発されていた前水戸地検検事正の粂原(くめはら)研二・最高検検事(57)を不起訴処分(起訴猶予)とし、発表した。「被害者全員が処罰を望んでおらず、酒に酔ったうえでの偶発的な暴行だった。本人も反省している」と理由を説明した。最高検は「人事上の処分はしない」としている。

 地検の説明によると、粂原検事は今年2月14日夜、水戸市内のスナックで、同席した4人に対し、平手やマイクで頭をたたく▽足で腰をける▽手で髪を引っ張る▽手で腹をたたく――などの暴行をしたとされる。このうち1人の被害については傷害容疑で告発されていたが、「けがの程度が軽い」として暴行罪での処分にとどめた。


全員が処罰を望んでいないというのは、そういうふうに言わせた訳ではないんですか?
脅されたわけではないんですか?権力者に向かって言えなかっただけではないんですか?
「李下に冠を正さず」と言うではないですか?まあ、検察には何を言っても無駄だとは思うので軽蔑するしかないと思いますが…。



さてオヤジさんの事件の判決は10月21日の午前9時50分からです。


 

posted by iwajilow | 09:37 | 考えてしまうなぁ | comments(1) | trackbacks(0) |
弁護士を信用するな
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横浜でストロンチウムが検出されたという報道で
「文部科学省の調査では福島県内や宮城県南部など福島第一原発から100キロ圏内で検出されているが、約250キロ離れた横浜市内では初めて」(2011.10.12asahi.comより) と表現されていましたが、これって「今までも何度か調査していたけども、初めて検出された」のか「今までは調べてなかったけど、今回初めて市民が調査してわかった」のかという大切な前提条件がかけていると思います。

こういう発表しているから、信用しないってことに未だにやり続けているってことが凄いと思いました。震災前と震災後では多くの人の考え方が変わっていますが、何も変わりたくない旧態依然としたシステムは今はただ嵐が過ぎ去るのを待っているだけなのでしょう。だからおぼっちゃま議員の「集団ヒステリー」なんて言葉も出てくるんですね。彼が何を守りたいかは、そういった発言の端々でわかります。世界を変えられるか変えられないかは僕らがどれほど震災を胸に刻むか、だと思います。

さて、そうは言っても日々の営みは変わらずあるわけで、迷惑防止条例で逮捕されたKさんから手紙が届きました。冤罪でないので、僕もどう対処していいのかわからないのですが、彼が立ち直れるようにできることはしていこうと思っています。

裁判所から弁護士選任の通知があったそうですが、未だに何も連絡がないことに不安を感じているようです。

彼は「被害者の方に謝罪をしたいのですが、弁護士の方でないと無理なのでどうして連絡がないのだろうと気持ちが強くなってしまい不安を感じます」と言います。

彼が逮捕された当初、当番弁護士の方が来ました。その弁護士にも「被害者の方に謝罪がしたい」と言ったそうですが、「話は聞くけど何もできないよ」と言われたそうです。これを翻訳すると「当番だから仕方ないので来たけれど、何もしないよ。言いたいことあったら、言って」ということです。

だから起訴前に弁護士さんに相談できる「被疑者国選」の制度も教えませんでした。

先日、傍聴した冤罪を訴える「痴漢」の裁判の弁護士さんは控訴趣意書を書くのに被告人と電話で打ち合わせをしただけだったそうです。

また僕が冤罪を疑う「山梨強殺事件」では強殺事件の完全否認事件に関わらず、控訴趣意書はわずか3ページでした。

町田痴漢冤罪事件のMさんは最初に頼んだ弁護士に「3日間で100万円取られた」と言います。

足利事件でも一審段階の弁護士は菅家さんが否認に転じたら「信頼関係を損ねる」と怒ったそうです。

もちろん素晴らしい弁護士もたくさんいらっしゃいますが、弁護士だからといってすべてがすばらしい人という事はありません。もっともマスコミなんて他人のことは全く言えませんが…。
posted by iwajilow | 10:57 | 考えてしまうなぁ | comments(0) | trackbacks(0) |
ホワイトナイトと思いきや…
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僕はコミュニストではないのだけれど、
こういった話を聞くと、資本家って油断も隙もないよなぁと思ってしまいます。

経済原理だけで動くからなのか、そこには義理も人情もありません。
いつからこんな国になってしまったのだろうと思います。

もちろん、資本家には資本家の理屈はあるのでしょうけれども、
利潤だけなのかなって考える僕が甘いんでしょうか?
僕は利潤って決してお金だけではないように思います。
働きやすさや空気やら信頼やら評判やらいろいろ含めて利潤なのではないでしょうか。


群馬県のある工場が廃業となりました。しかしその工場の従業員たちは何とか再建したいと立ち上がりました。「電源を落としたら二度と機械が使えなくなる」と、彼らは無給で自主操業を続けます。そしてついに資金繰りを応援してくれる会社が現れ、復活するという美談がありました。

最近、たまたまその会社の組合長の方に連絡を取る機会がありました。「その後、いかがですか?」という問いかけに「いや、大変なんです。僕、解雇されちゃったんです」とのこと。事情を聞くと「会社を乗っ取られて、即日解雇され」社長には「組合長なので雇えない」といわれた、とのこと。事実だとしたらとても穏やかではありません。

「ホワイトナイト」だと思っていたら、「ハゲタカ」だったということ?なんでしょうか?

彼の話しによれば「去年の末、銀行からなぜか融資を引っ込められたんです。するとホワイトナイトと思っていた会社が『金を貸すから株式をよこしなさい』ということだったので、まさか乗っ取られることはないだろうと信頼して渡したんです。すると正月明けに『会議をしたい』と社長が呼ばれたのですが、抜き打ちで『臨時総会』にしようとなってしまった。それが1月11日です。そこで『社長は交代したほうがいい』ということになり、抵抗してもホワイトナイト側が5人、こちら側が3人で抵抗できず、社長は1月8日にさかのぼって解任されてしまいました。さらにそのどさくさにまぎれて『組合長は採用できない』と僕もクビになってしまったんです。再建の話し合いのときはそんな人だとは思わなかったんですけど、僕が甘いんですかね」

彼は会社が再建できた当時は本当にうれしそうでした。無念で信じられない気持でいっぱいだと思います。そういえば子供も3人いるし、一番下の子はまだ小学校入学前じゃなかったっけ…。

その彼は再建ができたときにこんな話しを僕にしてくれました。
「毎日が喜び。働けるって言うことは本当にうれしいことで通うところがあるというだけで十分幸せなことだと思います。倒産中は倒産に関することで顧問弁護士のところに行ったり管財人のところへ行ったり、あるいは会社側弁護士のところへ行ったりだとか、毎日行くところが違って毎日変える時間も結局遅くてほかの労働組合の解雇だとかいう件について参加していたりしていたので倒産中のほうが休みなかったですし、通うところが毎日決まってなかったので、また同じ会社でもう一度同じ仲間でやれるというのはそれが一番幸せですよね」。

ネット上でこんな記事を見つけました。

例年バスに分乗し、争議支援行動が行われてきたが、今年は震災の影響でバスが借りられず電車と徒歩で移動になりました。最初に江戸川区中央にある(株)光栄にたいする行動がなされました。(株)光栄は埼京ユニオンの仲間が自主操業していたフジサワを資金提供での新会社立ち上げを進めてきたが、分会長の久保さんへの不採用・解雇を行ってきました。(株)光栄の経営者に対し組合敵視の悪質な不当労働行為をやめ久保さんの採用を行えと地元の江戸川地区労センターの仲間らとともに申し入れを行いました。

posted by iwajilow | 10:30 | 考えてしまうなぁ | comments(0) | trackbacks(0) |
放射能パニックのころ、入谷で銀行強盗が…。
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福島で原発が爆発し大騒ぎだったころ、こんな事件が起きていたとはまったく知りませんでした。


3月17日午前10時ごろ、台東区入谷1の城北信用金庫台東支店で、男がカウンターにいる職員に特殊警棒を突き付け、

「金を出せ」と脅した。間もなく110番で駆け付けた下谷署入谷東交番の署員が、男を強盗未遂容疑で現行犯逮捕した。

逮捕されたのは、住所不定、無職、●●●●容疑者(23)。下谷署によると、
「大阪から約1カ月前に上京したが、持ち金がなくなったのでやった」と容疑を認めているという。

信金内には当時、客3人と職員十数人がいたが、けが人はなかった。


昨日、この事件の公判が東京地裁で開かれ被告人質問が行われました。
グレーのシャツにグレーのズボン、普通の小柄な青年に見えます。
いったい何をしに上京したのでしょう。


大阪の仕事を辞めて上京した被告はこう語りました。
「親に楽をさせたい。父親ももうすぐ定年だし、東京に行って稼がないと
 親の生活が苦しくなる。大阪にいると甘えてしまう」


裁判長になんで東京に行くとなんで稼げると思ったのか?と聞かれると
「なんとなく」と答える被告。


「東京に行って多少稼いだとしても
 部屋を借りたり、食べたりすると差し引きでそれほど残らないんじゃないですか」
と聞かれると
「考えもしませんでした」と答えていました。


被告は軽度の知的障害があるということです。

2月に親に黙って上京した被告。
都内で作業服を着た人に「仕事やらないか」と声をかけられたそうです。


八王子で建設関係の仕事。この仕事は2月9日から3月13日まで続きました。
「解体の仕事は面白かった」といいます。
しかし「お前を行かせられる現場はない」といわれクビになります。
自分でも「ほかの人についていけなかったのでクビになった」と思います。
そのときにもらったのは3万5千円。


寮を追い出されネットカフェへ。
しかし震災直後でコンビニからも物がなくなり
弁当を買って食べることもできなくなりました。
母親に電話をして「大阪に帰っておいで」と言われたものの
「仕事もクビになり、今さら大阪には帰れない」と思います。



そしてここからの発想の飛躍がすごい。
「自分が情けなくなってもう強盗をやるしかないと思った」


彼は銀行から5000万円を奪い、逃げようと思ったそうです。


弁護士「10万円くらいしか盗れないんじゃないかとは思わなかったんですか?」
被告「10万円ってことはないと思いました」
弁護士「どうしてですか」
被告「銀行強盗すれば手に入ると思いました」
「お金を取ったらそのまま逃げようと思いました」
弁護士「そんなことしたらお母さんとも会えなくなるよね?」
被告「仕事もできなくなったから、こうするしかないと思いました。
   もう一生お金を稼ぐことはできないと思いました」


そして被告は銀行強盗の準備を始め
ニット帽や迷彩服、特殊警棒、サングラス、メリケンサックなどをそろえます。
そして17日、信用金庫に強盗に入ります。
「金を出せ」


小さいころから勉強が苦手だったとい被告。


裁判長「ほかの人と違うと思ったことはありますか?」
被告「わかりませんでした」
裁判長「前回の裁判でお母さんが話していたことはわかりましたか」
被告「少しだけしかわかりませんでした」
裁判長「専門家のアドバイスを受けたほうがいいという話でしたよね」
被告「自分も良くわかりませんでした」
裁判長「あなた考えることが苦手だからと言って、元から障害があるからだから
    自分を責めることはないんだよ」
被告「はい」


銀行強盗が許される犯罪でないのはもちろんですが、彼に対して
「そんなにお金の心配しなくていいんだよ」っていえる社会じゃないことが切なく感じます。


平成23年刑(わ)798号

posted by iwajilow | 07:11 | 考えてしまうなぁ | comments(1) | trackbacks(0) |
地方都市の悲惨
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地方に出張するといつも感じるのがその地盤沈下ぶりです。
今日まで山形にいたのですが、
駅ビルでさえ満足に店舗が入ってないという悲惨。

山形駅の改札から直結する駅ビルの2階の
ど正面のスペースすら空いていました。

県庁所在地の駅ビルですら
この有様です。もっと地方に行くと、
もう商売なんて成り立たないのではないでしょうか。


駅ビル


正面スペースは空いている


以前、過疎に悩む島を取材したことがあります。
そこはほとんどの方が漁業で生計を立てている島でした。
しかし、もう年寄りしかいません。

「20年、30年前は一回漁に出ると
月給取りの1か月分くらいの金になったけど
今は、1回出ても1万円いくかいかないかだ。
これじゃ誰もやらないよ」

北海道のある町でも
「もう何も仕事がない」と言っていました。
昔は国鉄があって
国鉄関連の工場もあって
仕事はけっこうあったと言っていました。
でも国鉄はなくなりなりました。

今、地方は本当に苦しんでいます。


山形駅

posted by iwajilow | 00:57 | 考えてしまうなぁ | comments(1) | trackbacks(0) |
節分
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今日は、日本全国的に節分でした。
そこで水天宮の豆まきを見に行ってきたのですが
そりゃ、撒かれた豆を手に入れようと大変な騒ぎでした。



その後、親子コンサートというものが社務所の2階で
行われました。
会場は平日の昼間ということもあって
幼稚園以下のお子さんとお母さんがほとんどでした。

で、オープニングはなんと「びわ」の演奏。
しかも演目は「平家物語」でした。

そりゃ、演奏は素晴らしかったのですが…。




「諸行無常の響きなり…」

posted by iwajilow | 21:05 | 考えてしまうなぁ | comments(0) | trackbacks(0) |