Search this site
TVディレクターがメディアでは伝えられないニュースの裏側を日々レポート。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by スポンサードリンク | | - | - | - |
分断される沖縄
JUGEMテーマ:日記・一般

「政府は『地元の理解を得て』と言っていますが、政府のやり方を見てください。これが理解を求めようとしてやっていることだと思いますか」

そう訴えるのは名護市議会議員の東恩納琢磨さんです。


普天間基地の辺野古移設のための「埋め立て申請」。
今年3月22日に沖縄防衛局は県北部土木事務所に提出しました。受付担当である維持管理班でなく庶務班に持ち込み、名刺もおかず1〜2分で立ち去ったということはすでに報道されています。


この「埋め立て承認申請書」には多くの不備があり、4月12日に沖縄県は33項目にもわたる補正支持を出しました。埋め立てに使う土をどこから持ってくるのかも明らかになっていない。工事の施工区域の図面が実測してなく航空写真のみであることなど、ずさん極まりないといいます。本来であれば事前協議があるべきなのに、そういった摺合せもないままの提出でこうなったそうです。

この提出は4月15日に安倍首相がケリー米国務長官と対談するよていがあったために、急きょ申請を急いだのではないかと東恩納さんたちは考えています。


その辺野古で今、何が起こっているのか?
キャンプ・シュワブでは現在、様々な工事が行われているそうです。

43億円かけて官舎が、9億円かけて管理棟が、7億円かけて立体駐車場が総額71億円の工事が行われていると言います。

東恩納さんはこういいます。
「本来ならば、この工事は埋め立てに伴う工事なのでアセスの対象です。しかし防衛局はアセス逃れをしています。ですが、アメリカのプランの中では『埋め立ての前に弊社の移転から始める』となっているんです」

外堀を埋めて既成事実を積み重ねてニッチもサッチも行かない状況を作り出し追認せざるを得ないように追い込む。これが官僚のやり方です。

辺野古の基地建設を巡り、名護漁協が「同意した」というニュースが流れました。これ名護漁協って、辺野古とは全く逆側にあって全く関係ないんですね。でも漁民の了解が取れたような広報をする。すごいミスリードだと思います。

「名護漁協は街の中にあって、西側でまったく工事は関係ありません。組合長はもともと名護市の職員で辺野古出身だっていうことで組合長になった人です。

関係のある3漁協は反対しています。でもこれもなかなか大きな声を出すことはできないんです。
『反対すると補償金が少なくなるんじゃないか』と言っている人もいます。『どうせ作られるのなら反対しないほうがいいんじゃないか』と。

誰が吹き込んでいるのか?政府関係者です。
『我々も苦渋の決断をしたんです。あなたも苦渋の決断をしてください』と言って分断工作をしているんです」


おりしも昨日、基地反対を表明する稲峰現名護市長が次回市長選への出馬表明をしました。
<名護市長選>稲嶺市長が出馬表明 普天間県内移設反対掲げ
毎日新聞 5月27日(月)20時14分配信
 沖縄県名護市の稲嶺進市長は27日に同市で開いた記者会見で、来年1月にも予定される名護市長選に再選を目指して出馬することを正式に表明し、普天間飛行場(同県宜野湾市)の県内移設反対を掲げて臨む考えを改めて示した。
 日米両政府が推進する普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画について、稲嶺市長は「県内移設反対はオール沖縄の意思と言える情勢にある。名護市が再び役割を担う覚悟が求められている。辺野古の海にも陸にも新たな基地は造らせない」と語った。


東恩納さんはこういいます。
「今の市長がもう1期信念を貫くことができれば基地を断念させられると思います。それだけに政府は何が何でも介入してくるだろうし、どんなことをしてくるかわかりません。けれども何としてもあと1期送り出したい」



本部半島の付け根の名護市と表示のある辺りに名護漁協があり
辺野古基地の建設予定地は陸を挟んで逆側の大浦湾


東恩納琢磨名護市議会議員
posted by iwajilow | 08:56 | 日本の基地 | comments(0) | trackbacks(0) |
あまりにも卑劣な官僚…辺野古埋め立て申請
JUGEMテーマ:日記・一般
【号外】防衛省、県に辺野古埋め立て申請
沖縄タイムス 3月22日(金)18時18分配信

 防衛省は22日、米軍普天間飛行場の移設問題で、移設先となっている名護市辺野古沿岸の公有水面埋め立て承認申請書を県に提出した。同日午後3時50分に、県北部土木事務所(名護市)に沖縄防衛局の職員6人が申請書類5箱を提出した。日米合意に基づき辺野古への早期の県内移設を目指す政府が、実現へ向け具体的な手続きを一歩進めた。
  政府は日米合意に基づいて県内移設の実現を急ぐが、仲井真弘多知事は「辺野古への移設は事実上不可能だ」として県外移設を求めている。
  県や地元名護市をはじめ県議会など「オール沖縄」で反対しているだけに、政府と沖縄側の関係が悪化するのは必至だ。
  県は、埋め立て申請の可否を約1年かけて判断するとみられる。
  防衛省幹部は同日、辺野古沿岸部の埋め立てに関し、名護漁協から漁業権一部放棄の同意書を得たと明らかにした。


昨日、辺野古への埋め立て申請が行われました。
当日、提出の10分前に連絡するというそのやり口も汚いと思いましたが。
それよりも驚いたのは、そのやり口を事前から周到に準備して
市民を欺く準備をしていたことです。

昨日(22日)の東京新聞の朝刊にこういった記事が掲載されました。


普天間移設 来週埋め立て申請
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のい移設問題で、政府は二十一日、同県名護市辺野古沖の埋め立て申請を来週中に行う方針で調整に入った。政府高官が同日、明らかにした。ただ仲井真弘多知事は県外移設の主張を変えておらず、移設実現のめどが立たない状況は変わらない。



ところが実際、申請は昨日行われました。こういった記事で「来週か」と油断させておいて
そのすきに申請する。しかもこの記事は「政府高官が同日明らかにした」となっています。つまり、これは政府ぐるみで事前から策を練っていて、マスコミをも利用して沖縄県民を騙した、ということです。

強烈な違和感を感じます。

「市民の理解を得ながら」と政府は言います。
政府はこういったやり方で「市民の理解」を得ようとしているのでしょうか?
だとしたらこの国の政府はもはや発狂しているとしか思えません。

たぶん「理解を得ながら」なんてことは全く考えていません。

きっとこの書類を申請するハメになった職員はこう思ったに違いありません。
「やっかいな仕事、押し付けれちゃったなぁ」

そして、彼らの評価は「市民の理解を得る」かどうかではありません。
「書類を速やかに無事、届けるかどうか」です。
どんな汚い手を使っても届ければいいのです。

今回、政府もグルになっていたということは
「理解」よりも「汚い手」を優先することがこの国の方針だということが明らかになったわけです。

そしてこの汚い手は敵を欺くためのものです。
つまり沖縄県民は政府にとって「敵」なのです。

政府にとって自分たちの方針に逆らうものは「敵」であり、
自分たちの方針を貫くためにはどんな汚い手でも使う。

これは日本政府や官僚に脈々と受け継がれている方針です。
もちろん、多発する冤罪事件も、この流れの中にあるのです。

posted by iwajilow | 07:47 | 日本の基地 | comments(0) | trackbacks(0) |
沖縄では家にいることも許されないのか?
JUGEMテーマ:日記・一般

一昨日、自宅で寝ていた中学生を酔っ払った米兵が家に侵入してきてに殴るという意味のわからない事件が起きた沖縄。

今日、壇上に立った方は「沖縄では家にいることすら許されないんですか」と訴えました。

今日、芝公園で開かれたオスプレイ配備反対の集会の中でのことです。

僕はこの手の集会が3.11以降潮目が変わったという気がしています。

原発事故で、たくさんの人が政府のインチキに気が付いたからでしょうか、
参加者がグーンと増えました。

この気づきが持続的なものになるのかどうか、
もし持続的な気づきとなっていけば日本は変わるような気がしています。

全てをなかったこととして、事故以前の官僚天国に戻したい政府と
気づいた市民たちの戦いです。

あの、戦争ですらなかったこととしてしまうしたたかな権力側と
その時よりも僕らが少しは賢くなっているのかということだと思います。

僕はその時よりは確実に市民が賢くなっていると思っています。
相変わらずなのは、政府をはじめとする権力側とそれに寄り添うマスコミ、という気がしています。










 





「沖縄はこれ以上、どこまで頑張ればいいんですか?いつまで我慢すればいいんですか?
教えてほしい」

posted by iwajilow | 21:37 | 日本の基地 | comments(0) | trackbacks(0) |
遺族の思い
JUGEMテーマ:日記・一般

サッカーは盛り上がりましたが
その影ではいろいろなことが起こっています。

しつこいようですが
26日に判決があった[自衛隊たちかぜ裁判]の続きです。

息子の名誉を回復したいと思って始めた裁判。
遺族の方は無念だと思います。

判決後の集会に遺族の方も出席されました。
そこでこんなことを話されていました。

「私たちはやることはすべてやったという状態で判決に望みました。判決を聞いた瞬間は負けたという気持ちで、判決理由を聞いている途中からこちらの主張も聞いているし、どうして負けたんだろうというふうに思ってきました。
認められた事実関係だけで私は十分予見できると思っています。

予見可能性だけで逃げられるんだったら、みんなそれで逃げられちゃうんじゃないかと思います。

いい判決を報告したかったけどそれができなくて残念です。

この判決で少しは自衛隊が変わってくれるんじゃないかという思い出やていましたが、こういう判決になって、いじめが減っていかないんじゃないかという不安もあります。

自衛隊の体質が変わってくれることが息子の生きた証になればと思って戦ってきました。

自衛隊の方は当初から(息子の)アパートに勝手に入って
荷物を持ち去ったり、勝手にロッカーを開けたり
組織的な隠ぺい工作をしていました。

(国側は)借金問題を途中から言い出して
まじめにやってきた息子は
裁判の中でも傷つけられてきました。

国側の代理人が法廷にずらっと並んで実際は(傍聴席に)座らずに
空席だったこともありました。
そういうふうに裁判の傍聴すら妨害するようなことがありました。

傍聴されている方も全部チェックしているようなこともありました。

自殺する人をこれ以上増やしてほしくない、一人でも多くの方がすくわれることを願ってやってきました。

けれども自衛隊の体質が変わらないという意味では今のままでは全く変わらないと思います」


しかし、僕は果たしてこれが自衛隊だけの特異な問題なのか?と思っています。


岡田尚弁護士(左)とご遺族(右)

posted by iwajilow | 17:50 | 日本の基地 | comments(0) | trackbacks(0) |
責任を逃れるために国は何をしたのか
JUGEMテーマ:日記・一般

昨日の判決の続きです。

判決後、自殺した息子さんのお母さんは
「愕然とした」と言っていました。
そして自衛隊側の偽証についてこう話していました。
「偽証について追及してきましたがその点がわからなかった。
何のための証人なの家と思います。
たまたま、今回偽証だって所証明できたけど
証明できないで通っちゃうこともありますよね」

今回、自衛隊側はいじめが自殺の原因でないとし
「自殺の原因は風俗遊びによる、借金苦」と主張してきました。

そして上司が裁判でそう証言したそうです。
その根拠は「(自殺した隊員の)同僚に聞いた」
ということでした。

しかしその同僚は「そんな話は上司に聞かれたこともない」と証言しました。
借金は「自分もいじめをしていた先輩に名義貸しをさせられたので
おそらく、彼も同じだろう」という内容のことを証言したそうです。

上司はその証言した同僚の父親と「電話で話をした」とも証言しました。
しかし、その電話をした時期、同僚の父親は亡くなっていました。
すると上司は「誰かわからないけど、家に電話をかけて男性と話をした」と
証言をしたそうです。
その時期、家には他に男性は住んでいませんでした。

僕はこの顛末をこの裁判だけの特殊なものだとは思いません。

公務員は組織を守るため、よくウソをつきます。
しかしほとんどの場合裁判官は仲間の公務員の証言を採用します。

こういう話を元裁判官から聞きました。

「取り調べの時に前歯が折れた容疑者がいました。
本人は『取り調べの時に頭を押さえつけて机にぶつけられ折れた』
と証言しましたが、取り調べに当たった警察官は
『容疑者がごめんなさい、と謝った時に勢い余って
机に歯をぶつけて、折れた」と証言しました。
裁判官は警察官の証言を採用しました」

先日、飲みに行った時に
偶然会った後輩から「いわぢろうさん、会社のために仕事しなよ」と
説教されたことが思い出されます。
どういう意味だったのでしょうか。。
posted by iwajilow | 08:14 | 日本の基地 | comments(3) | trackbacks(0) |
50年前一人の女子大生が国会で死んだ
「私の身代りに死んだのか。毎年供養にだけは来ているんです」
初老の女性はそう答えました。

1960年6月15日、安保改定に反対する学生たちが国会に突入したデモで当時22歳の東大生だった樺美智子さんが死んだ。

昨日はそれから50年。国会の前に献花台が置かれ50人ほどの人が集まりました。

「樺美智子さんが亡くなって50年になります。しめやかに追悼式を行いたいと思います」という声でそれぞれが焼香と献花をした。

同年代だという男性は
「あの日、同じようにこの場所にいました。当時は怒りしかなかったけど、50年経って『俺は人を殺してしまったのか』という自責の念を感じます」と話してくれました。

当時高校生だったという女性はこう話していました。
「あの日、この辺一帯はすごい人でうまっていました。『高校生は帰りなさい』と大学生のお兄さん、お姉さんに言われて帰ったんです。帰ると樺さんが亡くなったというニュースを聞いてびっくりしました。私はあそこにいるべきだったのか、私の代わりに死んだんじゃないのかという罪悪感が今でもあるんです。あの時の安保はあれでよかったのか。あの時にちゃんと解決していれば今の普天間の問題もなかったように思います。今50年経って改めて問い直すところに来ているのではないでしょうか」













posted by iwajilow | 01:05 | 日本の基地 | comments(0) | trackbacks(0) |
普天間基地移設…東京でも大規模集会
昨日(25日)沖縄で「米軍普天間飛行場の国外・県外移設を求める県民大会」が開かれ9万人もの人が来場したそうです。

東京でも、「沖縄県民とともに声を上げよう・東京大会」が開かれました。会場に向かう道にはたくさんの人が連なり、会場入り口そばでは公安の方々が出迎えてくださっていました。

15時開会でしたが、僕が着いたころにはすでに会場はいっぱいで立ち見状態。会場の中に入ることをあきらめたのか、会場外にも人がけっこういました。1000人近い人が詰め掛けたのではないでしょうか。

今までにない関心の高さのような気がします。 

東京沖縄県人会の方がこう訴えました。
「去年総選挙で政権交代を果たした民主党政権はこれまでの自民党政権と異なる新しい日米関係を築く方針のもとに普天間問題を解決すると主張し鳩山首相は普天間飛行場は国外へ最低でも県外へと明言しました。日本政府と民主党はこの公約を実現する責任があります」

沖縄の会場の様子も中継されました。

そこでは仲井真知事があいさつをされていました。

「初めてこういう体験をいたしました」と切りだした仲井真知事は

「普天間飛行場の危険性を1日も早く政府は除去せよ。過剰な沖縄県民への基地負担を軽減せよ」と二つのことを訴えました。

「普天間飛行場の固定化は絶対だめだ。これは絶対許してはなりません」

「そして沖縄県民に対して公約通りの解決策、特に普天間飛行場問題に対する責任ある解決策を示さなければいけません。公約に沿ってネバーギブアップ。しっかりやってもらいたい」

公安の方々は仲井真知事の発言もチェックしていたのでしょうか。。。


会場に向かう人々


入場者を出迎える公安の方々


超満員の三宅坂ホール


posted by iwajilow | 06:58 | 日本の基地 | comments(0) | trackbacks(0) |
では、どうする?…沖縄
昨日、新宿で普天間基地の県内移設反対のデモ行進が行われました。

今日は沖縄で県民集会が行われ、各地でもそれに呼応する大会が開かれます。が、しかし沖縄県内移設反対、県外海外という主張に連帯しつつ、じゃあウチで引き受けましょうという運動は起こりません。

基地が来れば経済が潤うなんてもうはるか昔の夢物語だとみんな分かってしまいました。

だから誰も引き受けたがらない。

そしてこの騒動に乗じるアメリカ。

「地元の受け入れ合意が前提」

え?辺野古移転って地元は合意していたの?
かなりもめていた印象があるんですけど。。。

まさか、この後に及んでハードルを上げていうことを聞かない鳩山政権を追い詰めようとしている、なんてことは内政干渉だし100%ないとは思いますが…。

「沖縄だとか、徳之島だとか、自分が住んでいるところとは関係ないところが犠牲になる分には仕方ない」ということではなく一人ひとりが真剣に考える時期なのかもしれません。

もう、落日のアメリカにつきあうのは止めて、貧乏になってもいいから独立国家として歩んでいくのか。それともアメリカ様に寄り添って自分を犠牲にして歩んでいくのか。

現状を変えることは、相当な痛みもあるし、国が変わってしまうこともあります。アメリカと敵対関係になることも考えられます。そこまでの覚悟があるのか。「出ていけー!でもあれ(経済的繁栄)もこれ(核の傘)も欲しい」ってことはかなり難しいと思います。

僕の個人的な気持ちは、経済的側面からだけなら貧乏でもいいからアメリカから独立したいという考えです。ただ外圧がなくなるとまた官僚が強権的になって戦前の特高警察みたいのが出てくるっていう危惧はかなり持っています。今ですらその匂いはぷんぷんしてます。そういう意味では日本は未だに独立できない国なのかもしれません。残念です。




先日、民主党の議員秘書の方と話をしたのですが「腹案はないですよ。あの時みんな、かなりびっくりしてました」と言っていました。


昨日行われたデモ行進


デモ行進を監視する公安の方々(手前右)

posted by iwajilow | 10:47 | 日本の基地 | comments(0) | trackbacks(0) |
家の近所に基地ができることに抗議しちゃいけないのか
僕は政治資金収支報告書について普段あまり目を通すことはありません。けれども昨日たまたま野呂田芳成前代議士の政治資金収支報告書を見ていたら大変興味深い記述を発見。

野呂田前代議士は大森の梅元という料亭がなじみらしく、平成20年の9月から12月の期間でおよそ226万円をこの料亭での会食に使っているんですね。

9月30日は128万6230円使ってます。どんな会食なんだろう。

さてその収支報告書ですが、借り入れと返済が同時に行われた場合は問題がないという指摘があります。南華のブログさんに詳しいのですが一部引用させてもらいます。

企業の決算書でも同じことですが、収支報告書に記載される借入金というのは、借入残高が有り、しかも前年度と残高が異なる場合にだけ記載するもので、同じ年度内に借り入れと返済が同額で行われた場合、残高が変化しませんから、特に記載する必要がありません。
つまり、実際の金の動きを見たいなら、通帳や金銭出納帳、元帳などを見なければならず、税務調査というのはそれらを見るために行われます。
 決算書や、収支報告書、などというものは、そのように、年度始めの繰越残高と、年度末の残高だけを記載するように出来ており、金の動きをすべて記載するものではありません。

 そこで、陸山会の各科目ごとの残高だけをみてゆくと、

 2004年度借入金(負債)は、小沢氏からの4億円が記載されており、ほぼ同額が預金残高(資産)としても残っているようです。
 すると、土地代金の支払いが、確かに2004年10月であるとすれば、この支払いは、小沢氏個人が、4億円の貸付とは別に、個人資金で立て替えて支払った、ということかも知れません。
 ところがこの時点では、土地は登記されていないのですから、陸山会の資産にはなっておらず、支払った金も、陸山会の資金とは言えません。
 もし、どうしても収支報告書に記載したい場合は、小沢氏の立替金(負債)と、土地代の仮払金(資産)をセットで記載する、ということになりますが、どちらも記載しなければ、当然何の問題もありません。
 これが問題だという人は、よほど会計に無知な人か、自分の金と会社の金の区別がつかないような人なのでしょう。

「南華のブログ」より


さて、こうしている間に沖縄ではとんでもないことが起こっていました。

今年の夏に沖縄の高江というところへ行ってきました。
ここでは米軍のヘリパッドが建設されることに反対して、住民が座り込みで抗議していました。その座り込み対して2008年12月国は「座り込みは工事を妨害している」と住民15人を相手に「通行妨害禁止仮処分」を那覇地裁に申し立てました。この15人の中には8歳の女の子まで入っていました(後に取り下げ)。

さて国の主張する「妨害行為」の中身が面白い。
・ブログを通して座り込みを呼び掛けている
・集会や現場で座り込みを呼び掛けたことが新聞報道されている
・日本全土でヘリパッド建設に反対するイベントを開催している
・DVD、Tシャツ、ポスター、パンフレットなどを制作している
・防衛局に建設反対の申し入れをしている

(「沖縄県東村高江村における米軍ヘリパッド建設反対住民に対する国の仮処分申し立て事件について」より)

国のやることについては、文句をいうな、という高飛車な姿勢が鮮明ですね。

そして去年12月11日、この申し立てに対する決定が出ました。それは住民12名に対しては申し立てを却下。しかし共同代表2名に対しては申し立てを認めました。この二人だけは通行妨害をしているということです。
そのうえで裁判所はこう言っているそうです。「債務者14名のうちAさんBさんについては自ら又は意の通じた第3者を通して妨害することを禁止する」

これって「意を通じて、つまり共鳴して集まった人たちをみんな一緒くたに括って、全部禁ずるってことじゃないですか」と基地建設に反対する人は抗議していました。

実はこの裁判所の判断は仮処分で、暫定的な措置です。

住民と弁護団は、この仮処分に不服なので裁判所に「起訴命令」を申し立てました。本裁判で争えってことです。裁判所は「起訴命令」を出しましたが、もし国が提訴しなければ仮処分の決定が抹消されます。

その提訴の期限が2月1日です。「提訴するな」ということで先日沖縄の高江の方々東京に訴えにやってきました。



この訴え、僕は至極もっともだと思いました。

「自分たちは当たり前のことをやっていると思います。皆さん考えてください。自分たちの住む集落の周りに軍事施設が6か所集落を囲むように建設されようとしています。たまに遊びに行くことろではありません。自分たちが生活して学校もある場所です。

そうしたらそこに住む自分たち、親としては何をするのかとやはり防衛施設局に説明を求めるのは当たり前です。どんな機種が飛ぶのか、どんな訓練をするのかというのを再三自分たちは施設局の人たちに『何をいったいするのか』と説明を求めてきました。それなのにとにかく不誠実な答えすら返してくれない。

説明会と称して彼らがしたことというのはアセスをしましたという分厚い書類を渡して『この環境については私たち十分配慮をしています。だから大丈夫です。心配しないでください』といいました。私たち住民は『それでは人間に対して、ここに住んでいる人に対して何か調べましたか』という話をしましたら『なにも調べません』。『これからもしないんですか?』と聞くと『やりません』と言いました。

そしてそのまま彼らは工事を着工しようとしたのです。そうしたら私たちがとる手段としては座り込み説得活動をするしかありません。今こういう状況に追い込んだのは彼らです。自分たちの責任ではありません。なのに自分たちのやっている活動を違法として、国が司法を使って自分たちを訴えるという本当に酷いやり方で住民を弾圧していると思います。

それに屈することなく、こうやって東京に要請をしに来ました。素人ながらにやっていますが少しずつ皆さんの力を借りてここまでやれることができています。これからもあたりまえなことと思って私たちはこういう活動を続けていきます。よろしくお願いします」

でも官僚の人は防衛副大臣に「座り込みをやっている人は非常に暴力的な人たちだ」「棒を持って石投げて」とレクチャーしていたそうです。

「そんなことしているの?」と聞かれ
「ただそこで幸せに暮らしたいと言っているだけです」と答えたそうです。

こうして官僚が自分たちに都合のいいようにレクチャーするという話はよく聞きます。官僚主導って怖いですね。

そんな時代に戻ってほしくないと切に願います。





posted by iwajilow | 08:31 | 日本の基地 | comments(0) | trackbacks(0) |
どうなる?普天間、辺野古
昨日、普天間基地の即時閉鎖と辺野古新基地建設断念を求める緊急集会が開かれました。


(辺野古の海)

たくさんの国会議員や運動家が来ていました。

その中で印象に残った話(要旨)をいくつか紹介します。

喜納昌吉参議院議員(民主党)
もともと(米軍再編は)額賀(元防衛庁長官)の約束事。政権交代になったらまずいとグアムの協定を結んだ。沖縄を売ったんです。アメリカはこれは自公政権に約束したのではない、日本国家と約束したと。

民主党はジョーカーを持たされたみたいなものだけど、新たな琉球処分を民主党が追認するかどうかの瀬戸際に立たされている。もし追認したら沖縄は日本ではないと言うことだ。沖縄は安保のゴミ箱にされていた。

民主党にしてもはっきりモノを言わないといけない。僕は実際は出来レースがあるんじゃないかと思い始めている。今までは米軍の下に自衛隊が隠されていたのが、今度自衛隊の下に米軍が隠れるのではないかと、沖縄が後方展開から前方展開になるのではないかと危惧している。


平岡秀夫衆議院議員(民主党)
ゲーツ国防長官がなぜ見直しを許さないと発言したのか、まだアメリカは進駐軍として軍隊を送ってきている気がする。アメリカの意識を変えていかなければならない

赤嶺政賢衆議院議員(共産党)
普天間に米軍基地が出来た時には家は一軒もなかった。住宅に危険が近づいてきたんだと言う。これは歴史を歪曲している。米軍は1945年4月上陸した時に普天間に基地を作った。戦争が終わってふるさとに近づいてきた住民が悪いのではない。


(辺野古)

近藤正道参議院議員(社民党) 
大浦湾を埋め立てるのに10トントラック525万台分の土砂が必要なんです。あの豊饒の海に525万台分の土砂を入れる。あの海が破壊されることを許してはならない。

高里鈴代(平和市民連絡協議会代表)
今年、グアム議会が決議文を採択した「グアムは100余年にわたり、軍事基地、米軍基地の存在によって苦しんできた」という文言がある。住民を収容所に入れブルとーザーで均して基地を作った。沖縄と同じではないか。グアムがあるじゃないかと言うことではない。

新垣繁信(統一連代表幹事)
平成15年1月から平成19年12月までの5年間で、米軍関連の事件事故、航空機事故だけで313件もある。このうち241件が緊急着陸。原因が明らかにされているのはわずか9%。いつ重大事故が起こっても不思議ではない状態にある。沖縄は土地も空も海も米軍に奪われている。宜野湾市の33%が普天間基地。7割の土地に9万人が暮らしている。嘉手納町の83%が嘉手納基地。残りに1万人が暮らしている。

沖縄は演習基地の中での生活を余儀なくされている。平和的生存権と主権を奪われているんです。


「大衆運動と政治が連携で来たときに動いていくと思う」という辻本清美議員


<普天間>移設先を再検討 鳩山首相表明
10月22日21時45分配信 毎日新聞

 鳩山由紀夫首相は22日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設計画について、「他の選択肢によって(移設が)早まることもあり得る」と指摘。「結果として早まれば沖縄県民にとってより望ましい方向だ」と述べ、06年に日米両政府が合意した現行計画以外の移設先を検討する考えを表明した。首相官邸で記者団に語った。



かつて沖縄ではこんなこともありました。



いろいろと軍事的経済的があるとは思います。しかしこんなに長く外国の軍隊が駐留しているのは独立国っぽくないなぁと僕は思っています。
posted by iwajilow | 19:37 | 日本の基地 | comments(1) | trackbacks(0) |