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TVディレクターがメディアでは伝えられないニュースの裏側を日々レポート。
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官制追い出し屋
JUGEMテーマ:日記・一般

渋谷駅の246のJR高架下に10件近いホームレスの方の段ボールハウスがあります。
今、ここで工事にかこつけた追い出しが行われようとしています。

ホームレスの方に対する意見はいろいろあると思いますので
ここでは論じません。

ただ僕は見えなくすることで貧困問題が解決すると思っていません。
逆に見えなくすることで貧困問題がなくなったように見せることには違和感を持っています。

さて、その追い出しですが
この246の高架というのはJRと東横線の線路がかかっています。

当初はJRが6月17日からエアコンのパイプの改修工事をしたい
ということで、段ボールハウスをどけてくれというものでした。

すると、ホームレスの方は東急の高架側に移動すればいいのですが
なんと、同じ日から東急が高架の解体工事を始めるといいだしました。

こうなると、ホームレスの方は追い出されるしかありません。

これは、工事を口実にした追い出しではないのか?
昨日、支援者と国交省やJR,東急との話し合いがありました。

JRは「ずっと申請をしていたが延び延びになって、やっと6月17日に許可が降りそうなので、そこから工事を開始したい」ということでした。

東急は「今年の1月か2月ごろ解体工事が決まり、5月17日過ぎに国交省にいったところ、『6月17日からなら許可が出そうだ』と言われ、17日から工事を始めることにした」とのことでした。

国交省は「たまたま日程的にそうなっただけ。意図したものではない」といいます。

しかし一方は、延び延びになっていてようやく6月17日からの工事、もう一方はいってすぐさま6月17日からの工事。これってどう追い出しのために工事を合わせたと思われても仕方ないのではないですか(というか見え見えのような気もします)。

本来の目的を隠したやり方であればいかがなものかと思います。


 
246沿いの高架


ホームレスの方々の小屋












このパイプの改修をする工事が計画されている


交渉
posted by iwajilow | 09:32 | 貧困と戦う!人々 | comments(0) | trackbacks(0) |
自由と生存のメーデー
JUGEMテーマ:日記・一般

昨日、初台で行われた「自由と生存のメーデー」の集会に行ってきました。

ここで知ったのは、アベノミクスと言われようが
その影で今も違法な派遣切りは横行していて
その効果なんて、庶民にはちっともないということです。

例えば、某電気会社では19年間に渡って76回更新していた派遣社員が
平気でクビを切られたり、あるネットカフェを運営する会社ではアルバイト店員が「他の従業員に嫌われている」と解雇されたそうです。
またこの2月にIT関連の会社に時給1200円の派遣社員として就職の決まった方は
最初の1ヶ月めに「今日は1H早上がりね」「今日は半日ね」とされ
怪しいなと思っていたら、3月は11日しか出勤がなく
4月は2日しか出勤がない状態になり、結局辞めざるを得なくなったといいます。

「派遣社員や下請けは雇用の調整弁でしかなく、
必要がなくなれば放り出す。
人間でなく資材である」という意見もありました。

「アベノミクスはしゃかりきになって働く人々は救ってあげるということだが
今の日本で働くということは壊れるということなんだ。
心を壊して競争したり、無理な残業を重ねて体を壊したり
この社会で働くということは無理なんだということを
自分はそんなに強くないということをはっきりいうべきなんだ」
という言葉に深くうなずいてしまいました。




posted by iwajilow | 12:07 | 貧困と戦う!人々 | comments(0) | trackbacks(0) |
ブラック企業にも種類がある
JUGEMテーマ:日記・一般

残業代を払わない、過労死するまで使い倒す。このブログでも何度かこういった方々の闘いをリポートさせていただきました。こういった人と人とも思わない企業を「ブラック企業」と呼んでいます。

http://blog.iwajilow.com/?eid=1070863

昨日、下北沢で「ブラック企業はこうなくす」というイベントがあり、少しだけ顔を出してきました。

なるほどと思ったのは講師の海老原嗣生氏が、「ブラック企業だけでなく、もっと濃い、エスプレッソ企業というのがあって、さらに薄くしたアメリカン企業というものがある。感じとしては企業全体の5割くらいはアメリカン企業で1割がブラック、さらに1割がエスプレッソだと思う」 。

日本型雇用はブラックの温床ということだそうですが、それにしてもまともな企業が3割とは、トホホな状況だと思います。ただ僕はこの3割の普通の企業にしても下請けに無理難題を押し付ける事で自分たちの企業の普通さを維持しているような気がします。

もう一人の講師、「ブラック企業」の著者・NPO法人POSSE代表・今野晴貴氏はブラック企業は3つに分類されると言っていました。

1つは「選別型」ブラック企業。大量に採用して大量に辞めさせる会社。こういった企業はIT業界に多いそうですが1000人規模の企業でありながら毎年200人近く採用し100人以上が1年以内でやめる。もちろん解雇することは法的にできないので、いじめやパワハラを用いて意図的に自己都合退職に追い込む。こういった企業の相談が2009年ころから増えてきたといいます。

2つめは「使い捨て型」ブラック企業。絶対継続できないような低賃金、長時間労働を強いる事で辞めざるを得ない状況に追い込んでいく。多くは責任感から病気になったり最悪の場合は過労死してしまう場合もあります。これは小売りや外食産業に多い形で、本人は相談もできないような状態(うつ病を発症していたり疲れ果てていたりして)で親から相談を受けることが多いそうです。こういった企業は、契約の中に固定残業分が入っている場合が多いそうです。例えば基本給20万円だと思っていたらその中に固定残業代が100時間分入っていたとか。これだと働けど、働けど給料は増えないですね。ということは企業はいくら働かせても人件費が増える事がないので安心して奴隷のように使うことができます。

3つ目は「無秩序型」あるいは「職場統治不全型」ブラック企業というものだそうです。これは意味のないパワハラを繰り返す企業だそうです。,痢崛別型」というのはいいものだけを残すという発想がある。△痢峪箸ぜ里瞳拭廚箸いΔ里歪垢勤めてもらわなくても、変わりはいくらでもいる(むしろ早く辞めてもらったほうが給料が上がらなくていい)という発想。しかしこの3つめはこの二つに当てはまらない、目的が見いだせない企業だそうです。

この3つ目の「無秩序型」の場合、お前顔が気に食わない、雰囲気が気に食わないといったことでイジメが始まり、パワハラに発展していくものだそうです。根本にはいくらでも代わりの新卒はいるという発想があるのではないかということでした。

では就職前にどうやってブラックかどうかを見分けるのか、その一つの指標になるのが「離職率」ではないかということです。
海老原氏は「離職率が15%超えたらダメだと思う」と言っていました。

でもなんとかギリギリ我慢しているという人も多いのではないかと思います。
内部告発すれば犯人捜しが行われ、政治的な発言をすれば出世に響き、
日本の企業で民主的なところなんてあるのかな?

posted by iwajilow | 18:35 | 貧困と戦う!人々 | comments(0) | trackbacks(0) |
アベ、生活保護費、下げるってよ
JUGEMテーマ:日記・一般

去年から始まった生活保護費バッシング。
政府は生活保護費の支給額を削減するようです。

ただ以前にも指摘しましたが、これはただ単に生活保護費を削るだけでなく、生活保護費は医療費補助を含めいろいろな手当や補助の基準になっているので、慎重にしなければならないと思っています。

http://blog.iwajilow.com/?eid=698334

また支給要件の厳格化については恐らく不正受給対策だと思いますがこれも慎重にすべきだと思っています。

もちろん、不正受給がいいことだとは思ってないし、減らしていくべきだとは思いますが 、不正受給の割合は0.4%です。この0.4%のために99.6%のまともな人を苦しめることがあってはいけないと思うのです。

例えば裁判の「10人の真犯人を逃すとも1人の無辜を罰することなかれ」という精神と同じです(日本でそれが実現されているとはとても思えませんが…)。

さてそういった中、昨日「生活保護基準引き下げを許すな」という集会がありました。

その中で実際に生活保護を支給されている方、現場で相談に乗っている方からの発言がありました。

生活保護費受給者の方はこう言います。
「もし生活保護を下げられたら食べるものも買えなくなります。今でもスーパーの半額のものばかりで生活をしています。引き下げられたらどう対処していいのか分かりません」

宮城県の民医連の方はこう報告されました。
「今現在も、宮城県は仮設住宅で5万人民間借り上げに5万人が住んでいます。復興住宅も進みません。4000の計画のうち着工で来ているのは700に満たない状態です。

そういう中、義捐金を受け取った方は生活保護が打ち切られていました。その義捐金もそろそろ底をつき始める時期です。福祉事務所では義捐金を生活保護費換算し、義捐金で何日生活出るか計算しています。それでその計算された日にちよりも早く申請すると指導が行われます」

また別の報告者の方は現在、政府で行われている審議会について報告してくださいました。
「審議会で『子供のいる家庭では引き下げによって、例えば子供の習い事を全部やめなければならないという状態が起こるとかわいそうなので配慮が必要だ』と一見いいようなことを言っているんですが、それでどうするのかというと『だんだんと下げていくことが望ましい』というような発言になるんです。これは老齢加算の段階的廃止と同じです」

またある地方議会ではこういう発言があったという報告もありました。
「生活保護を受けている人にはゴミ拾いをさせるべきだ」。

「使役の義務」ですか…。

これって助け合う社会でもなんでもないですね。

弱者に対しての『嫉み』を煽ることで社会保障費は削減。その一方で公共工事と防衛費は増額。まさに「人からコンクリートへ」を地で行く政治です。


17日 生活保護基準引き下げ反対集会
posted by iwajilow | 09:38 | 貧困と戦う!人々 | comments(1) | trackbacks(0) |
逃げちゃえ
 JUGEMテーマ:日記・一般

約束を反故にしても何の責任を取らない政治家。
失敗を認めず自分たちの利権を守ることと責任逃れしか頭にない官僚。
従業員の生活に責任を持たずリストラによる首切りで株主からの責任追及を逃れようとする経営者。
それを見て育つ子供たち。

かつて日本には「恥」という概念がありましたが
今「恥」という言葉は死語になりつつあると思います。

上から下まで、どうしてこんなことをして恥ずかしくないのか?
それを象徴する裁判が昨日、行われていました。

つけ麺屋で働いていた人がある日、突然給料を8万円減らすと一方的に告げられたので
労働組合に加入し、団体交渉を求めました。
あわせて過去の未払い残業代を請求したところ
会社は交渉に応じるどころか、自宅待機を命じられ、
交渉を拒否したまま、会社を解散してしまいました。

そりゃーないだろうと役員と社長に未払い賃金の支払いを求めた裁判が現在、東京地裁で行われています。

昨日はその裁判の口頭弁論が開かれました。

ところが、です。

被告側の席は無人。

なんと被告側は裁判にも出席しないそうです。

原告側の弁護人によれば、「訴状は受け取っているはずだが何もリアクションがない」ということでした。

この会社の実質的な社長だった方は現在も別の会社を経営していて
茨城県のご自宅に住んでいらっしゃるそうです。

もし裁判に負けたとしても現金がなければ取られるものもないと
ダンマリを決め込んでいるのでしょうか?

このまま裁判が進んだ場合は
被告側が「何も言わない」ということを確認した段階で
結審ということになるそうです。

僕もいろいろな裁判を傍聴してきましたが
被告側が出廷もせず、カンムシしているという裁判は初めてです。

いろいろな事情はあると思いますが
カンムシっていうのは、すごいですね。
それとも会社の経営っていうのはこれくらい神経が図太くないと
やってられないのでしょうか。。。

いずれにせよ、僕はこういう人の下では働きたくないなぁと思います。

posted by iwajilow | 09:25 | 貧困と戦う!人々 | comments(3) | trackbacks(0) |
堅川カフェ
JUGEMテーマ:日記・一般

毎月第2土曜日に堅川カフェという堅川河川敷公園に住むおっちゃんたちとの交流会のようなものが堅川河川敷公園で行われています。

堅川河川敷公園はそこに住むおっちゃんたちに対して行政代執行が行われたり、
http://blog.iwajilow.com/?eid=1071252
それに抗議した園良太さんが「威力業務妨害」で逮捕されたり、
http://blog.iwajilow.com/?eid=1071355
http://blog.iwajilow.com/?eid=1071353
「行政VSおっちゃん」の最前線みたいな場所です。

おっちゃんたちは、そういった行政側の弾圧にもくじけずに
小屋をちょっとだけ移動することで行政代執行を行わせないなど
たくましくこの公園で生活しています。

気勢を上げるわけでもなく、穏やかに「負けないよー」という
肩をはらない感じが僕はとても素敵です。

「最近は、仕事いってもアルミ缶か新聞くらいしかないから大変だよー」
なんていうおっちゃんのあまり大変じゃない感じも素敵です。

今月は一昨日、行われ、僕もそういったおっちゃんワールドを堪能してきました。

なんか、おっちゃんたちと話していると小さいことはどうでもよくなります。



かつては橋のそばにテント小屋があった(今年1月22日撮影)


改修工事という名目で全ての小屋が撤去された(7月14日撮影)


おっちゃんたちは小屋を移動させて住んでいる
posted by iwajilow | 22:07 | 貧困と戦う!人々 | comments(0) | trackbacks(0) |
所持金150円…ワンカップ酒2本とまんじゅうを盗んで捕まる
JUGEMテーマ:日記・一般

今朝の新聞記事を見てほとほと呆れてしまいました。
検察の辞書にはやはり反省という言葉はなく
プライドとメンツのためだけに人の人生を台無しにしているんだと再確認しました。

 

再審請求対策 担当検事ら集め初会合へ 最高検 

 刑事裁判のやり直し(再審)を認める司法判断が近年相次いでいることなどを踏まえ、最高検が近く、全国の地検や高検で再審請求審を担当した検事を集めた会議を初めて開く。それぞれの経験を報告し、今後の対応を話し合う。
 近年では、栃木県で女児が殺害された「足利事件」や、茨城県の強盗殺人「布川事件」で再審無罪が確定。福井市で女子中学生が殺害された「福井事件」で昨年11月に、大阪市で女児が焼死した放火殺人事件でも今年3月に再審開始決定が出ている(ともに検察が不服を申し立て中)。
 自白の評価などに加え、最新の技術による鑑定結果をめぐる争いが増えいる。裁判時には技術的に鑑定ができなくても、再審になって弁護側が「新証拠」として提出するケースが増えているためだ。
2012年6月3日10時35分 asahi.comより
 
この後新聞には「『再審開始が増えて捜査機関への信用度が低くなれば治安維持の点から問題だ』という認識が検察内部にはある」という記述が続きます。

呆れてものが言えません。「治安維持の観点から問題」だから再審開始を争うことで「信用度が増す」のでしょうか?拷問や脅迫に基づく自白あるいは証拠をねつ造したり、被告に有利な証拠を隠すことで得た有罪判決を維持し続けることで「信用度が増す」と思っているのでしょうか?気が狂っていませんか。気は確かですか?1足す1はいくつか言えますか?

大事なのは証拠構造がおかしくないか、当時の捜査に無理はなかったか、隠している証拠はないのか、検証することではないのですか?

全く反省のない検察の姿勢そのものが問題なのではないですか。

さて先週、水曜日の東京地裁でこんな裁判がありました。
罪名は「窃盗」です。

手錠に腰縄というスタイルで入廷してきたのは痩せた71歳のおじいちゃんでした。
坊主頭に上下黒のジャージ。でもセットのジャージではありません。上のジャージと下のジャージは違うジャージでした。
今年4月7日午前10時過ぎ、南千住いわゆる山谷の近くの店でワンカップ酒2本とクリームまんじゅうを1個盗み捕まったという事件です。当時の所持金は150円でした。

おじいちゃんは離婚歴があり、現在は独身です。20代後半から65歳までは魚河岸で仲卸をしていたそうです。点々とするわけでなく同じ会社に40年近く勤めていました。この会社に勤めていた間に前科前歴はありません。まじめに勤めていました。しかしその仲卸が倒産しホームレスになりました。

上野でホームレスをしていた時に貧困ビジネスに声をかけられます。これは生活保護を申請してもらう代わりにその金を寮費として払いその寮に住むというものです。3食付きで寮費は9万円以上だそうですが、その寮は劣悪な環境です。おじいちゃんの場合は川崎の寮に連れて行かれました。

4人一部屋。布団を敷くともうスペースがなくなるくらい狭い部屋だったそうです。

おじいちゃんは3年ほど我慢しますが、南千住に戻れば炊き出しで何とか生きていけると、寮を出ます。しかしこの年の10月、寒くなってきたときにジャケットを1枚万引きして捕まります。

この時は起訴猶予処分でした。
検事には釈放されたら生活保護を受けるように、と言われます。

再び川崎の寮に戻ります。しかし3カ月で再び出ることになりました。寮費を職員に払ったところ、その職員が寮費を持ち逃げします。するととんでもないことに、この会社はその持ち逃げされた寮費をおじいちゃんに分割で払うように請求しました。
おじいちゃんは「なんで俺が払うんだ」と当然の疑問を持ち、バカらしくなって寮を出ます。

そしてしばらくは炊き出しなどでしのぎますが、4月にどうしても酒が飲みたくなり、万引きして捕まりました。

裁判長から「釈放されたらどこへ行くんですか」
と聞かれると「南千住に行けば、炊き出しとかあるから、そっちへ戻ろうと思います」と言います。
「どうやってそこまで行くのですか」という質問には
「歩いていきます」。
「今小菅ですよね?小菅から歩けますか?」
「歩けない距離ではないと思います」と言います。

裁かれるべきは、福祉を食い物にする業者だったり、そういった業者に頼らざるを得ないような状況を作り出している行政なのではないかと思いますが、どうなんでしょうか。





 
posted by iwajilow | 11:02 | 貧困と戦う!人々 | comments(0) | trackbacks(0) |
江東区は野宿者に対して何を行ってきたのか
JUGEMテーマ:日記・一般
 
昨日のブログの続きです。

園良太さんは江東区の行政代執行に怒って抗議に行き、
「威力業務妨害」で起訴されました。

では、その前段、野宿者に対し江東区は「話し合い」と称して何をしていたのでしょうか?

話し合いを求める野宿者たちに対し江東区は2011年10月、野宿者たちのテントに「移動のお願い」として排除を迫ってきました。そしてガードマンによる巡回が始まりテントをゆする勝手に入るなどの行為が行われ、テントには警告書がはられ朝から「早く出て行って下さい」と大声で怒鳴られるようになります。

翌年1月21日に大半が移動しましたが、1月27日100名のガードマン職員により講演の封鎖が行われ、そして2月9日に団体交渉の約束をしながら2月8日に行政代執行による強制排除が行われました。

この公判では40名弱の傍聴席に対して傍聴希望者がおよそ80名でした。半分が外れたわけですが、みなさん廊下で待機していました。弁護側が傍聴人の交代を求めましたが裁判長は「認めません。弁護人との間で合意するものではありません」と述べました。

弁護人は「裁判というものは市民も参加して行っているので希望を聞き入れてスムーズに進行すべきだと思う」と食い下がりますが「裁判所はこの事件だけをやっているわけではない。ほかにも傍聴人が見たい事件はたくさんある。その関係でもこういう措置をとった」と言います。

「柔軟に運用してもまったく問題ないのではないか」という弁護人に対して「裁判所は裁判所としてすでに検討したうえで臨んでいるので傍聴人の交代は認めない」と言いました。

傍聴券の発行されない裁判では満席では入れませんが、席が空けば交代で別の人が入ることができます。

なんでたくさんの人に見られるのが嫌なのでしょう。

大抵の場合、傍聴できなくする、傍聴しにくくさせるというのは権力側にとって都合の悪いことが行われる時ですね。

posted by iwajilow | 08:29 | 貧困と戦う!人々 | comments(0) | trackbacks(0) |
スカイツリー開業の影で
JUGEMテーマ:日記・一般
 
今日、東京スカイツリーがオープンします。
東京の下町と言われる地域はこのスカイツリーのオープンを機に
観光客を呼び込もうとこれまで努力を重ねてきました。
それ自体は良いことだと思います。

ただ、それがその場で生活している人たちの生活を脅かすものであるとちょっとどうなのかと思わざるを得ません。特にこの地域の自治体の展開している「ホームレス排除」のための様々な作戦。墨田区の「空き缶条例」や江東区などの公園改修を理由にしたホームレスはの行政代執行。根本を解決することなく、外面だけの体裁を整えることに強烈な違和感を感じます。北京オリンピックの時に街の外面だけをハリボテにした中国を見て僕らはどう思ったでしょうか?
それと同じことが東京で行われているような気がしてなりません。

18日に行われた園良太氏の「威力業務妨害」の裁判はそういった行政の体制に対しての抗議に対する行政側の姿勢だと思います。権力側はこの抗議に対してどのような対応をとったのでしょうか。

まず、江東区は抗議に対して「無視」「締め出し」「逮捕」という行動をとりました。警察は「威力業務妨害」という微罪に対して100日以上の勾留をし、さらに18日に行われた初公判で裁判所は70名以上の職員、ガードマンを法廷に配置するという強烈な警備法廷で臨みました。権力側はすべて一体となって弱者の抗議を排除していくという姿勢を感じました。

事件そのものは今年2月9日江東区役所で「江東区は暴力をやめろ」と怒鳴って抗議に訪れた園良太氏などに対し、江東区が実力をもって追い出したところ、玄関でガラスの壁を蹴るなどとして区役所の職員の通常業務を妨害したという「威力業務妨害」容疑です。

園良太氏は公判で「背景こそすべてである」と訴えました。
彼はこう言います。

「野宿者は社会の犠牲者である。高度経済成長をはじめとする日本の経済成長は大勢の下層労働者に支えられてきた。しかしバブルがはじけ日雇いの仕事がなくなり、リストラが進むと野宿者が激増した。しかし行政は福祉などの予算をカットしてきた。2000年代、派遣ぎり、雇い止めなどで野宿者は若者や女性にまで及んだ。これに対して行政は強制排除で対応した。野宿者に自己責任と不法占拠ということで福祉の無策と強制排除を正当化した。

野宿者は仕事減、労災によるけが、病気などによって野宿に追い込まれて行った。それは行政の責任だ。野宿者に対するアパート無償か対策などの利用者はゼロに近い。家賃無料は1年間。勝手に職員が入ってもいいという同意書も書かされる。そしてアパート利用者だからという理由で生活保護の申請も受け付けてもらない。

今回の事件の直接の背景となったのは堅川河川敷公園の強制排除だ。江東区は6年間にわたり野宿者に対し暴力を繰り返してきた。2006年工事計画で野宿者を排除することを明言してきた。強制的な排除はしないと言っていたが恫喝同様の行政代執行が行われた。

1月27日、河川敷公園の野宿者に対し100名のガードマン、警察官により殴る蹴る逆さづりなどにより多数のけが人を出しながら強制排除し公園を封鎖した。通路とふさぎ、水飲み場までふさいだ。野宿者に死ねということと同じだ。同時に行政側は周辺住民の憎悪をあおってきた。

12月17日は公園のトイレの中で寝ていた男性が水をかけられ、殴る蹴るの暴行を受けた。小屋に対する投石もたびたび行われた。行政は率先して野宿者に対する暴力をあおってきた。

2月8日話し合いを約束していたにもかかわらず、一軒だけ残っていた小屋に対して行政代執行をかけた。

100名以上の役人、ガードマン、警官がAさんの小屋に突入しAさんを宙づりにし殴る蹴るの暴行を働いた。Aさんは暴力の衝撃で意識を失い倒れこむと救急車に押し込められ、荷物を奪われた。江東区は心配した仲間が救急車に同乗することも拒否し引き離され運ばれた。仲間が必死に病院を探し周りようやく探り当てると、病院は『自分で病院を出た』という。江東区の職員は誰も付き添うこともなく公園から10キロも離れた路上に放置された。仲間が発見しなければどうなっていたかわからない。

これが江東区の業務と言われているものの正体だ。

翌日の2月9日には団体交渉の約束をしていたものを反故にし暴力で排除したのだ。

これに対して9日に面会を求めるのは当然ではないのか。通常業務の時間に区役所の窓口に行くと多数の職員に取り囲まれ『出せ』という合図とともに羽交い絞めにされ宙づりにされたまま建物の外に投げ出されたのだ。江東区が『外に出るのを手伝った』と供述しているのは憤飯もので、私たちは無実であり江東区こそが犯罪者である」















posted by iwajilow | 07:35 | 貧困と戦う!人々 | comments(1) | trackbacks(2) |
うちの会社はブラック企業か?
JUGEMテーマ:日記・一般

昨日、「ブラック企業相談事例―長時間労働とノルマ―」という集会が開かれました。
弁護士さんが残業代について、「○○だから残業代がもらえないと考えていませんか?」
とあげてくれた事例に対して「ある、ある」という感じで盛り上がりを見せていました。

その一部を紹介します。

「管理監督者だから残業代をもらえない」
あなたは本当に管理監督者ですか?
管理監督者は以下のようなひとだそうです。

労働条件の決定、その他の労務管理について経営者と一体的立場にある。
それは以下のようなものさしで決定されます。
―仟犲劼亮由度=いつきても、いつ帰ってもいい。家で仕事をしてもいい。
⊃μ各睛董権限が経営者と同じくらいある=経営幹部会議に出るとか
処遇=相当もらっているということです。

「営業職だから残業代をもらえない」
みなし労働時間性というのは労働時間が算定しがたい場合しか使えないそうです。
メールや電話で「これから△△へ営業行ってきます」とか「今、終わりました」と報告が義務付けられている場合は算定しがたいとは言えません。
朝、会社に行って行動計画を提出し、帰るときにも会社に行って報告書をあげる、なんて場合も
労働時間が算定しがたくありません。

「専門職だから残業代がもらえない」
これも厚労省の定める業務で、労使協定がある場合で
さらにいつ来て、いつ帰ってもいいという時間主権が労働者側にあるときに適用されるそうです。

「固定で残業代が支払われているから残業代がつかない」
それは本当に残業代ですか?職務手当て、役職手当は残業代ではありません。
勤続手当、精勤手当ても残業代ではないですよ。
そして「実際の残業代」>「固定の残業代」だttらもちろん差額は支払われないといけません。

「基本給に残業代を含んでいるので支払われない」
NG。残業代と基本給は明確に区別されていなければなりません。

「年棒制だから残業代が支払われない」
年棒というのは所定労働時間の範囲に対しての年棒だから、それを超えれば当然支払われなければなりません。

またよく聞く話が
「ノルマを達成しないと罰則がある」なんて会社もありますが
法律は賠償予定を禁止しているそうです。また給料から天引きなんていうのも「給与全額払いの原則」があり違法だそうです。

どうですか?

僕の知人が以前勤めていた会社は
自分が仕入れたものが売れ残った場合、全部自分で買い取らなければいけない
なんて規則がありました。冗談だろうと思っていましたが本当でした。
そういった会社が一部上場だったりするんですよね。 

posted by iwajilow | 11:41 | 貧困と戦う!人々 | comments(0) | trackbacks(0) |