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TVディレクターがメディアでは伝えられないニュースの裏側を日々レポート。
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元オウム真理教広報副部長・荒木浩氏の話
今日もまだ田植え明けで体がガクガクしています。さて今日の話は田植えの前日(29日)の報告です。

あの三菱重工ビル爆破事件の「東アジア反日武装戦線」一斉逮捕から35年という集会が開かれました。僕は東アジア反日武装戦線にはほとんど興味がないのですが、そこであの元オウム真理教広報副部長、現アーレフ広報部長の荒木浩氏が講演をされるということで出かけて行きました。

以前森達也氏の映画「A」を見に行ったときは映画館の前に公安警察と思しき方々がものすごくたくさんいらしたのですが、この日の会場の前は拍子抜けするほど静かでした。被害者の方にとっては忘れられない事件でも社会的にはオウムも遠くになったということですね。。


「よろしくお願いします。アーレフの荒木でございます」と登壇された荒木広報部長。ベー時のパーカー、くすんだ青のポロシャツ、コットンパンツ、髪の毛もストレートに伸ばした坊ちゃんがりっぽい感じでと「A」のころと全く変わらないいでたちでした。

今回の講演を受けるにあたって、東アジア反日武装戦線の事件を報じた新聞を縮刷版で見たそうです。オウムのころと全く同じように報道されていてびっくりしたそうです。

現在アーレフは団体規制法の対象となる唯一の団体で3カ月に1度の立ち入り検査を受けているそうです。
そういった中で地下鉄サリン事件とはどういう事件だったのか自分の中でもよくわかっていないそうです。

「あの事件が何だったのか。どこまで真相が解明できたのか?まだ疑問は多く残っています。あの犯行計画の詳細を誰が決めたのか?それすらわかっていない。

裁判所は『強制捜査を回避するため』としたがむしろ『強制捜査』を呼び込んでいるんです。私たちは全く知らされていたなかったし、サリンの研究・製造すら知りませんでした。
本当に(当時は)教団が濡れ衣を着せられているんじゃないかと思っていました」

地下鉄サリン事件の起こったのは1995年3月でした。荒木氏はその後の5月に広報に呼ばれて広報副部長になったそうです。あの当時は「右往左往しているばかりで何をしたらいいか全く分からない状態だった」といいます。

それでもオウムの後継団体として現在も被害者の方への賠償を支払い続けているそうです。

それでもなんでアーレフに居続けるのですか?という質問に対して荒木氏はこう言っていました。

「ヨーガや瞑想などが非常に具体的でしっかりしている。具体的で体系的で効果が得られる。修行すればこういう体験が得られて次はこう、次はこうと非常に克明に示されていてそれを実際その通りなる。

これ自体は疑いようがなくて、そこは信じるとか信じないということでなく体験してものでないとわからない。それが特徴の特徴じゃないかと思う。説法も体験に基づいているので、自分はそこに興味を持ってしまって今もまだ興味を持っている」

僕も実はこの事件はまだまだ何も解明されていないと思っています。

荒木氏の話で一番引っかかったのはこの部分です。

「自分はサリン事件前、京都にいて東京に来るのに何度も何度もNシステムに引っかかっては検問を受けていました。なぜそこまでチェックをしていて、幹部の動きもチェックしていて、サリン事件が分からなかったのだろう」







posted by iwajilow | 19:56 | おお、神様… | comments(0) | trackbacks(0) |
立松さんの思い出
立松和平さんが亡くなった。

僕は何度かお仕事させていただいたことがあります。

僕が拙いナレーション原稿を渡すと立松さんは黙って直してくれ
ナレーションブースから「立松文学」が次々と生み出されるのを感動して聞いていました。

決してガツガツしないで、いつも自然体で、決して偉ぶらないで、周りに気を使ってくれる立松さんでした。

泊まりがけのロケの時、立松さんはいつも同じ服でした。「いわぢろう君、いつも同じ服着てると思ってるんじゃないですか。僕、同じ服2枚持ってきてるんですよ。こうしておけば編集の時、困らないでしょ」


蕎麦を食べるシーンの時
「蕎麦はいいねぇ、大地の香りがするね」と話しながら食べてくれました。撮影が終わると
「しかし、こんな風に一人でしゃべりながら食べている人がいたら変だよねぇ」(笑)

恐れ多くも立松さんに僕が書いた小説を読んでもらったことがあります。立松さんは本当に読んでくれました。

「いわぢろう君の小説は純文学じゃないよねぇ。劇画だねぇ。少年ジャンプ小説大賞とかに、ああいう劇画チックな賞に応募すれば引っかかるんじゃないかなぁ」。

東南アジアを放浪し、ボクサーでもあって、市役所に勤めていて、本当にいろいろな面を持った素敵な方でした。

立松さんと最初に会った時の言葉が今も忘れられません。

「いわぢろう君、君は知らないかもしれないけど、僕は宇都宮市役所の星なんですよ」(笑)。

本当に星になられました。。。

ご冥福をお祈りします。

posted by iwajilow | 13:17 | おお、神様… | comments(0) | trackbacks(0) |
判決は10秒…
以前、このブログでお伝えした新興宗教の元信者さんが
「金返せー」と訴えている事件の判決が昨日ありました。

「請求棄却」だそうです。

証拠がないということだそうで、
裁判所はあくまでも自由意志でお金を出し、そこには
強制は伺えないということだそうです。

元信者の方は「2分もなかった。ほんの10秒くらいの判決。あまりにもあっさりしすぎていて悔しい」と怒っていました。そして教祖に対しては「『奇跡が起きるなんていってない』なんてよく言うよ」と。

本人訴訟って難しいですね…。
posted by iwajilow | 22:13 | おお、神様… | comments(0) | trackbacks(0) |
お金を返してください
ミニカルトが流行っているらしいという話は以前に書きました。その60代の女性が弁護士さんも立てずに争っている事件の続きです。「『奇跡が起こる』と言われてつぎ込んだ600万円を返せ」という主張に対し、本人尋問と主催者側(教祖側)の尋問がありました。

訴えている女性によると、世田谷にあるマンションの一室を拠点としているこの宗教団体は信者が20人くらいで宗教法人の認可も取ってないそうです。「この宗教は普通の宗教と違って奇跡が起こる」と言われ600万円以上のお金をつぎ込んだと言います。10万円のペンダントや1万円の御神塩、「ごしんけん」の写真集を7万円で買ったりしていたそうです。「ごしんけん」って何かと思ったら「ご神犬」だそうです。そのほかにも寄付を強要されたり「ご奉仕」と言って掃除や手伝いをさせられたと言ってました。

法廷には巫女さん(事務員)や教祖(主催者)が呼ばれ、証言しました。
巫女さんは「案内は出すけど強要はしない」「信者は100人くらい」「ペンダントは作ってほしいと言うことだったので実費でお分けした」「断る自由もある」としました。

さて教祖です。おそらく50代半ばくらいと見られるがっしりとした男性でした。長めの茶髪、日に焼けて黒いシャツに黒いズボンをはいて登場されました。「信者と直接話すのは年に一回大晦日にお祈りをする時だけで、これ以外は信者の前に顔を出さない」とし「この女性と話したこともない」「ここは出入り自由なので勧誘などしたこともない」「自分の考えは年4回発行する機関紙で表明している」ご神塩は「モノを清めるという意味のもので、要望がない限りださない」そうです。
また女性の「ここは普通の宗教と違って『奇跡が本当に起きる』と言っていたじゃないですか」と言うと「奇跡は人が勝手に起こせない。神様が判断するものです。御祈願いただいてもそこには自分にとって乗り越えなければならないものがある。努力が必要」と女性の受け取り方は違うと言ってました。

被告側は弁護士を立てていて、女性に「ご奉仕するもしないも自由なんですよね」「退会するもしないも自由なんですよね」とニヤニヤしながら聞いていました。

 教祖の言っていた「奇跡のための努力」ということが「ご奉仕」や「寄付」ということはではないのかな、とか2キロで1万円の「ご神塩」が正当な値段なのかどうか…・「奉仕するもしないも自由」「退会するもしないも自由」だそうですが、「奇跡が起こる」と思ってお金つぎ込んでいるわけですよね。。。

ただ、この裁判は原告に代理人のいない本人訴訟であり、「塩」や「機関紙」「領収書」などの物的証拠は何もありません。裁判所はどう判断するのでしょう。
posted by iwajilow | 09:14 | おお、神様… | comments(0) | trackbacks(0) |
最近、巷ではミニカルトなるものが流行りだしているらしい
さまざまな欠陥が指摘されながらも、ついに裁判員制度が始まりました。

僕はこの制度が「冤罪をなくす」という視点から作られたものでないことに大きな危惧を感じています。

「取調べの全面可視化」もなく「全証拠開示」もなく「代用監獄」も「人質司法」の現実も何一つ解決されないまま、「被害者参加」という感情に訴えるもの「公判前整理手続き」という密室での作業および拙速化を狙うもの、などだけは導入されます。

これだけで、当局側の狙いが何なのか予想もできてしまいます。

そんなわけで、冤罪は増えるだろうなぁ、しかも判決が「国民参加の結果」ということで批判もしにくいだろうなぁ、と絶望的な気分になってきました。

最近弁護士さんと話をすると、やはりこういった裁判員制度の不備に関係する話になります。

で、裁判員制度以外の話題でちょっとひっかかった話をひとつ。

最近、巷に「ミニカルト」なるものが増えているそうです。

これは大手と言われる統一教会やアーレフ、幸福の科学という規模の団体ではなく、本当に小さいコミュニティーで活動している宗教団体だそうです。
多くても信者が50人というレベルと言っていました。

で、こういった小さい団体なので、ものすごく結びつきが強くなり財産や性的な結びつきなどすごいことになるそうです。

さて、先日そういったミニカルト事件と思える裁判を傍聴しました。
これは60代の元信者の女性が自分の所属していた宗教団体に対して「600万円返せ」と訴えている裁判です。

弁護士をつけない本人訴訟のため、まったく話題になっていません。

ご本人は「私のやっていることは全部みられているのですごい怖いんです。今も震えが来てしょうがないんです。でも死んでもいいやと思ってやってるんです」と言ってました。「そんなことないですよ」と言ったのですが、ご本人は本当に怖がっているようでした。

裁判中も「普通の人じゃないんで怖いんです」とさんざん言っていました。

ご本人から少しだけに話を伺いました。

この宗教は世田谷のマンションの一角にあるそうです。10畳位の部屋が祈願室で、そこに数人というレベルで出入りしていたそうです。

ほとんどの信者の方は、さまざまな大手宗教に入っていて、疑問を感じたところを一本釣りされた人だそうです。

けれども、信者さん同士でほとんどしゃべらせないので、どこに住んでいるとかどんな人なのかという素性はわからないということです。そのため今回も被害者の会などを作って訴えを広げることなどができなかったと言います。

ただたまたま脱会した人にあって、その人に「600万円取られた」と言ったら「そんなに少ないの」と言われたそうです。(この人には「一緒に訴えましょう」と言ったそうですが「怖いからやめておく」と断られたそうです)

なんで信じてるんですか?と聞くとこんな話をしてくれました。

「ある大学生の青年がご祈願中に居眠りをしたんです。そのときは教祖は何も言わなかったのですが、その青年がアルバイト中にがけから落ちて死んだんですよ。教祖は全部見ているんです」

部外者の僕は「偶然」と思うのですが、きっとそうは思えない何かがあるのだと思います。この裁判も勇気を振り絞って起こすまでに3年かかったそうです。

原告の女性の話では、そういう中、ご祈願料という名目で600万円取られ、でも何も起こってないことに気がつき訴えたそうです。

被告側の話は聞けてないので、向こう側の言い分もきちんと聞きたいと思います。

でも、こんなリポートをしている僕も罰が当たるかもしれません。。。



posted by iwajilow | 09:43 | おお、神様… | comments(0) | trackbacks(0) |