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TVディレクターがメディアでは伝えられないニュースの裏側を日々レポート。
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さよなら朝鮮学校旧校舎
26日から昨日まで枝川にある朝鮮学校の旧校舎にお別れを告げつるイベントが行われていました。

最終日の昨日の夜は大焼肉パーティーが開かれたそうです。
僕はそこまではいることができず、その前に行われていたアートイベントを見に行ってきました。

この校舎は1964年に在日朝鮮人の方々によって文字通り手づくりで建てられたと言います。そもそも日本の敗戦で解放された朝鮮人の方々が失った自分たちの文化や言葉を取り戻そうとして始めた国語講習所がその原点です。以来、強制閉鎖などの様々な迫害にあいながらも在日の方々は学校を守ってきました。そして現在も高校無償化の対象外にされたり決していい状態ではありません。

ある韓国系の記者の方はこう言っていました。
「国連で何度も『高校無償化の対象外は人権侵害だ』と勧告を受けているのに日本のメディアはそれを報道しない。北朝鮮の人権侵害に日本も同じく人権侵害で対抗している」

来年早々に解体される旧校舎。その校舎には深い思い入れがあると思います。イベント最終日の昨日、おじいちゃん、おばあちゃんから現役の生徒までたくさんの人が訪れていました。


その様子を写真集にアップしました。
posted by iwajilow | 10:52 | ウリハッキョ | comments(0) | trackbacks(0) |
朝鮮学校の夏祭り
昨日、枝川の朝鮮学校の夏祭り「夜会」が開かれたので行ってきました。

老若男女を問わず、たくさんの人出でにぎわっていました。
おじいちゃんやおばあちゃんと中学生や高校生が一緒に盛り上がっていました。



朝鮮学校はこの夜会もそうですが、文化祭でもビールやマッコリが飲めるし、テーブルも椅子もちゃんと用意されているので気軽にサクッと行って楽しめるんですね。

しかも生ビールが300円と安いし、つまみにも不自由しません。
もちろん朝鮮学校ならではつまみもたくさんあります。





僕が買ったのは定番の焼きそばとチヂミでしたが…


焼きそば300円


チヂミ300円

こうした売り上げは学校の運営費として使われるそうです。

さてもう一つ、朝鮮学校のお祭りのいいところは人が暖かい。誰でも受け入れてくれます。僕も全然知らないおじいちゃんとおばあちゃんのグループの隣に座ったのですが、おじいちゃんたちが「食べてね」とトッポギと牛スジを分けてくれました。

こういうのって東京ではまずないです。
この日はカメラマンの豊田直己さんも来てましたが、豊田さん曰く「東京に突然現れた村祭りみたいだよねー」。


おじいちゃんがくれた牛スジ


おじいちゃんがくれたトッポギ

そして宴も盛り上がってくると、おじいちゃんやおばあちゃんが自然にステージ前に出て踊り出します。

こういうシーン「月はどっちに出ている」であったなぁ、あれは結婚式のシーンだったけど、まさにあの盛り上がりです。

こうして枝川の夜は更けていきました。

posted by iwajilow | 09:12 | ウリハッキョ | comments(0) | trackbacks(0) |
ミサイル発射と入学式
ミサイル発射問題を利用しナショナリズムを煽りつつ支持率アップや政権の延命を狙っている、なんていうのは僕の妄想ですが、そういった風の中でも日々の生活はあります。

今日は朝鮮学校の入学式でした。

僕は昨年に引き続き、今年も朝鮮学校の入学おめでとう応援隊に参加してきました。

[去年のブログ]

この入学おめでとう応援隊というのは、朝鮮学校の子どもたちが通学するのに、唾を吐きかけられたり、チマチョゴリを切られてたり、「朝鮮へ帰れ」と言われたりすることがないように見守ろうという思いで6年前から実施されています。

今年は川崎の学校の入学式に行きました。

初級部の入学者は7名、付属の幼稚園への入園者は9名だったそうです。

応援隊への参加者は8名。それでも学校の方は入学式の中でマイクを通じて「ありがとうございます」と告げてくださいました。

子どもたちが「アンニョンハシムニカ」とあいさつしてくれる姿もとてもかわいらしかったです。

(ちなみに応援隊が参加したのはこの川崎朝鮮初級学校のほか、横浜朝鮮初級学校、南武朝鮮初級学校、西東京朝鮮第二初中級学校の4校で全部で60名以上が参加したそうです)



僕は朝鮮学校の手作りの入学式も大好きです。





川崎朝鮮初級学校


桜が咲いていました



支配の方法のひとつに分断統治という方法がありますね。支配階層が統治し易くするため、支配される側の結束を分断して、反乱を未然に防ぐための統治法です。

自分たちの境遇や状況が悪いからと非難の矛先をさらに弱い立場に向けるとか、よわい立場の人をさらに追い込むとか、よくまんまと引っ掛かっているような気がします。

少なくともミサイルを発射するのは小学校に入学する子供たちではないので、お祝いはお祝いとして祝おうと思います。
posted by iwajilow | 20:04 | ウリハッキョ | comments(3) | trackbacks(0) |
朝鮮学校の入学式
今日、横浜の朝鮮学校の入学式が行われました。
全校生徒は120名あまりだそうですが、17人の小学生が入学しました。


神奈川朝鮮学校

小泉訪朝、拉致問題、ミサイル実験などで問題がトピックスとして取り上げられるたびに、朝鮮学校に通う子ども達に対する暴言、暴行が絶えないそうです。そこで少しでも子供達を見守ろうと2003年以来日本人の有志による入学式の応援が行われるようになったそうです。


オレンジ色の旗を掲げる応援隊

保護者の方が「日本人の方がこういうふうに保護してくれてる、応援してくれているということを知ってとても心強く思いました」とおっしゃっていました。


入学式

10時に始まった入学式は在校生が作った花のアーチを新入生がくぐって入場しました。

新入生の代表が「一年生になったらよ〜く勉強します」と挨拶をして会場を笑わせていました。

新入生一人ひとり名前が呼ばれるなど、とてもアットホームで、一人ひとりを大切にした入学式だなぁと思いました。

僕の入学式は平日だった記憶があるので「なんで日曜日に入学式なんですか?」と校長先生に聞いてみました。
すると「保護者の方が来やすいからです。一番楽しみにしていますから」とのことでした。

現在神奈川県には3校の朝鮮学校があるそうですが、県の西部にはないので、遠い子どもは平塚や藤沢辺りから通っているそうです。

昔は湯河原から通っている子どももいたそうです。

子どもが寝過ごして熱海まで行ってしまったこともあったそうです。

そういう長い通学時間だと、保護者はただでさえ心配でしょうね。







※4月7日10時改定しました
posted by iwajilow | 21:54 | ウリハッキョ | comments(1) | trackbacks(1) |
もう一つの「パッチギ」…ウリハッキョと枝川朝鮮学校
「ウリハッキョ」というのはハングルで「私たちの学校」という意味です。

韓国のキム・ミョンジュン監督が北海道の朝鮮学校に密着し、その日常を描いたドキュメンタリーです。

今日、この上映会が千葉の朝鮮学校であったので見てきました。



物語は雪で始業式が延びることを連絡するところから始まり、学校の運動会や修学旅行、先生の結婚式、共和国への修学旅行などをスケッチしながら卒業までを追っていきます。

よく、ここまで密着したなぁという思いと生徒たちの素顔を本当によく捉えています。

マンビョンボン号で生徒たちが共和国に向かうときも船の上からみんなで監督に向かって手を振るなんて、なかなかないシーンです。

また生徒が「撮ってても日本の歌うたっていい?」て聞いてスピッツの「空も飛べるはず」をギターを弾きながらみんなで歌ってるシーンなんて、かなりいいんです。

全編がわりと明るい生徒たちの笑顔や青春っぽい涙でつづらているのですが、でもところどころに垣間見る、彼らの在日であるが故の苦悩、そして1世、2世の人たちの歩んできた苦難の歴史がかなり効いてます。

なぜ朝鮮学校を自分たちの手で作らねばならなかったのか?なぜ朝鮮学校に通うのか?なぜ通わせるのか?

「普通の学校に行っていると、友達に『あなた朝鮮人なの?』って聞かれて思わず『違うよ』って言ったんです。そしてお母さんに『なんで日本人に生んでくれなかったの?日本人がいい』っていっちゃたんです」
と語る女の子。

「おれは右翼だけどお前らなんでいるんだよ。一人殺すからな」という電話。

それでも自分たちの言葉を、文化を繋いでいきたいと思う親たち。。

一つ一つのエピソードが胸に刺さります。

この映画を観ていて先週行った「枝川裁判の実質勝利を祝う集会」を思い出しました。

枝川裁判とは…

07年3月8日朝日新聞夕刊より

東京都などが朝鮮第2初級学校を運営する「東京朝鮮学園」に対し校庭として使用している都有地の明け渡しや都有地にかかっている校舎の一部撤去を求めた裁判。
〜中略〜
学校側は敷地約5千平方メートルのうち8割を賃借してきた。財政難から71年に無償貸与を要望。当時の美濃部亮吉都知事は在日コリアンが多く住む地域の事情や学校の歴史的経緯を考慮、都は72年、90年までの無償貸与を決めた。
だが江東区内の住民らが03年8月に「都有地が学校に不法占拠されている」住民監査請求し、都監査委員会が是正を求める勧告を出した。都は13億円で土地を買い取るように求めたが、学園側の資力を大きく上回り、折り合いがつかなかった。
このため都は同年12月、無償貸与の期限が切れて学園側には占有権限はないとして提訴。都有地の明け渡しや校舎の一部撤去、無償貸与期限の後の地代に相当する約4億円の支払いなどを求めた。


マイノリティーいじめの大好きな石原都知事がやりそうなことですね。

結局、この裁判は都が和解金1億7千万円を受け取り譲渡することで決着しました。


枝川朝鮮学校

でね、僕は知らなかったのですが、朝鮮学校というのは公的な補助は何も受けてなく、保護者やOBたちの寄付で成り立っているそうなのですね。在日の人たちも普通に税金は払っているそうですが、日本にいるのだから日本人になれ!ということなのですね。素敵です。

つまりこの学校は自分たちの文化の灯火を消さない、という在日の人たちの思いだけで存在しているのですね。

現在、枝川朝鮮学校の61名だそうです。校長先生によると月謝は8000円だけど、学校の運営費は年間5000万円ほどかかるのでとてもそれだけでは足りず、ざまざまな寄付、そして保護者の人も月に2万円くらい払ってなんとか成り立っているといってました。

そういえば学校の中は結構ボロボロでした。


学校の廊下


割れたままの窓ガラス


ボロボロの壁

学校の中で目に付いたのがハングルの新聞記事。金正日氏が朝鮮学校にお金を寄付したという話でした。まぁ母国なので当然っていえば当然だけど、何にもしてくれない日本とどちらにシンパシーを感じるかっていえば、こりゃ共和国っていうのが人情だな。


学校に張られていた記事

さて、そんな日本人の僕でしたが、焼肉食べ放題、ビール焼酎飲み放題のパーティーには2000円でまぜてもらいました。


校庭で行われたパーティー


焼肉は七輪で…

いい加減、分断統治の戦略にまんまと嵌るのはやめようって思いますだよ。

posted by iwajilow | 23:50 | ウリハッキョ | comments(2) | trackbacks(0) |