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報道されるのは警察発表ばかり
JUGEMテーマ:日記・一般

昨日の新聞で警察による調書の偽造が取り上げられていた。しかし僕はこういった報道に不自然さを感じています。それはなぜか?不祥事はもっとたくさんある。もっとひどいねつ造はたくさんある。しかし、そういった不祥事は報道されないし、逮捕もされない。代表的な例でいえば村木事件の前田検事は逮捕でなぜ、小沢事件の田代検事はなぜ不起訴なんだろう?
大阪府警警部、調書作成怠り7年後に捏造 事件は未解決
2014年1月12日21時15分 asahi.comより
大阪府警の男性警部(41)=警察庁出向中=が、岸和田署勤務だった2005年に担当した強制わいせつ事件で、調書などの捜査書類の作成を怠ったうえ、7年後に日付を偽って捏造(ねつぞう)していたことがわかった。府警は公文書偽造・同行使容疑で捜査している。事件は時効となり、府警はより時効の長い強姦(ごうかん)未遂容疑に切り替えて捜査したが、未解決となっている。
 府警監察室によると、警部は、刑事課強行犯係の警部補だった05年5月に事件を担当。岸和田市内で男に連れ回され胸などを触られた女性の調書作成や、犯人のものとみられる指紋の採取などの捜査をした。しかし、十数通必要な捜査書類のうち、実況見分調書など3、4通を完成させないまま放置したという。

この件について以前、このブログでも取り上げさせていただいた築地国賠公妨の二本松さんがこんなふうに話してくれました。
「些細なねつ造でも警察発表は記事になるが、市民からの告発は決して記事にならない。これは(誰かを)懲戒にしたいと考えている内部の人間が発表しているだけなのではないか」

さてその築地公妨でっち上げ事件の裁判も佳境を迎えています。昨年11月に訴えられた都側の当事者である婦警の尋問があり、12月には訴えた側の当事者の二本松さんの本人尋問が行われた。通常、国賠裁判では当事者の意見を聞いたところで終結に向かうそうだが、今回は3月に進行協議が入れられ、この後、人証などに移っていく可能性がある。

そもそも事件が起きたのは2007年10月11日の朝。寿司店を経営している二本松さんは奥さんの運転する車で築地市場に仕入れに出かけた。買い出しをしている間、奥さんは車に残っていた。買い出しを終えて車に戻ろうとすると車の前に婦警が立っていた。Nさんが「車を出しますのでそこをどいてもらえませんか?」と声をかけた。すると婦警が「ここは法廷駐車禁止エリアだ」と立ちはだかる。「法廷禁止エリアでも運転者が乗ってエンジンかけてすぐに運転できる状況にあるんだから違反じゃないんじゃないですか」という二本松さん。

ところが婦警は「謝りもしないで、今日は絶対行かせないから」そして「逮捕するよ」と言い出したという。その後、持っていたカバンをNさんに押し付け、さらにトランクの上に反則切符の束を投げつけ、「免許証を出せ」と言い出した。「私は運転手じゃないんだから関係ないじゃないですか」と抗議するNさんに対して、婦警は今度は「暴行!暴行!」と左手を高々と上げて左手を負傷したことをアピール。二本松さんは逮捕され、その後19日間にわたって拘束されたことに対して国賠訴訟を起こしたのがこの事件だ。

朝の築地市場ということで多くの市場関係者がこの事件を目撃していた。しかしこと警察相手となると口をつぐむ人が多い中、勇気ある方々が陳述書を提出している。その一部を紹介します。

供述
 婦警が『奥さんに免許証提示や取り締まりをしている』ような場面は間近で見ていてありませんでした。婦人警官は通常の取締とは異なり、ほとんど二本松さんに詰め寄りヒステリックに怒りを爆発させているような感じでした。二本松さんには持っていた黒いカバンを突きつけながら『免許証を出せ!』と迫っていましたが、最初に1車両分くらい車を動かした奥さんが明らかに運転手であることを婦警らは見ていましたし、Nさんは助手席に入ろうとしていたのですから二本松さんに免許証提示を求めることはおかしいと思ってみていました」

供述
「二本松さんが『婦警をドアに挟んだとか運転席に載って2メートルも運転して2人の府警に闘争を阻止された』とかというような事実も100%ありませんでした。ゆえに、私は二本松さんが逮捕された後、私服警察官に『逮捕されるようなことはやってないから』『逮捕するのはおかしい』等と抗議までしたのです」

供述
「Nさんが肘で婦警の胸を突く等とという場面は一切あありませんでした。それは100%間違いありません。私は柔道を長年やっておりますがこのような拳を前に合わせた非攻撃態勢で、逮捕術などの訓練を受け防御術なども身に着けているはずの府警の胸に肘を直接当てることはほぼ不可能ですし、しかも連続して左右交互に突く等ということは絶対無理だと思います」

供述
「この時、約100名前後の人が事件を見ていたのですから誰も見逃すはずはありません。『二本松さんが運転席に乗り、運転した』等という事実はもちろん、『奥さんが車内で運転席から助手席に移った』というような派手な動きも全くありませんでした」


そして警察の提出した再現写真を見た目撃者はこう話している。
「この再現写真は事実と異なる創作物としか思えません。
築地市場とは異なる場所・道路状況下で撮影され、最初から最後まで事実とは全く異なる写真を見るにつけ、この報告書は当時の事実を再現するのではなく、誤認逮捕してし合った警察がそれを正当化するには、このように全てを新たに作り上げなければならなかったということを如実に示す「証拠」ともいえるうそに満ち溢れているものでした」
posted by iwajilow | 00:42 | 警察によるでっち上げの疑い・築地事件 | comments(0) | trackbacks(0) |
類型証拠文書
JUGEMテーマ:日記・一般

役人というのは、責任を取る能力もなければ、検証する能力も反省する能力もありません。
彼らにとってお金は降ってくるものであり、給料はその日になれば入ってくるものだから
どんなに傲慢であっても、お金に困らないからなのだと思います。

民間のように、過酷な競争にさらされ
お客さんに不遜な態度をとったことがきっかけに売り上げやら仕事を失うなどといった
恐怖もないからですね。基本的に頭を下げたことにない人々です。

僕は職業柄色々なお役人に会ったことがありますが
自分から名刺を差し出した人間はこれまでたったの一人もいません。

ですから、原発で被災者がどんな目に会おうが知ったことではない。
原因の究明が未だにできてなくても知ったことではない。
責任を取ろうが取るまいが、原因が究明できようが出来まいが
自分たちの給料にも入ってくる税金にもなーんにも影響がないからいつものようにおざなりです。

だから「原発はゼロにする」と言いながら平気で新規の原発を作る。
こんな人々が日本を滅ぼしているのだと僕は本気で思っています。

そして、これは原発だけではなくて全ての行政機関がその通りです。

これは以前、このブログにも書きましたが
司法機関にもそのまんま当てはまります。

警察は犯人を作り上げるとことであり
検察は有罪を作り上げるところ、
裁判所は有罪の認定をして秩序を維持するところ。

この役所には「真実の追及」だとか「正義の実現」という役割はありません。
この役所に勤める方に「真実」だとか「正義」だとか「人権」」だとかを考えて仕事をしている人は一人もいないと思って対応されるのがベストだと思います。

彼らは役人であり、自分たちの役割を忠実にこなすだけです。

上層部はいわゆるエリートであり、つまり現場についてはシロートです。
ですから事件を解決するとか、想像力を働かせるとかそういう力はありません。

裁判で検察の冒頭陳述や論告を聞いていて、どうしてこんなに陳腐なのだろうと思い、いまどきこんなストーリーを信じる人間はいないだろうと思っていると、裁判官はまさにその検察ストーリー、をコピペしたような陳腐な判決文を書いてきます。

僕はいつも本気で裁判官って想像力のかけらもないんだなぁと思っていたのですが、
実は、判決を書くということは想像力も何も必要ないということがわかりました。

前置きが長くなりましたが、現在築地国賠訴訟という民事訴訟が行われています。

http://blog.iwajilow.com/?eid=1071315

これは築地に買い出しにった寿司屋のご主人が公務執行妨害で逮捕されたことに端を発した訴訟です。
ご主人は奥さまの運転する車を路肩から出す際に前に婦人警官が立っていました。
ご主人は婦警に「車を出すのでどいてもらえますか?」と言ったところ
その婦警は「ここは駐車禁止区域だ」とご主人に言ってきました。
「買い出しの車は免除されているはずですよ」と言ったところ
婦警は難癖を付けますが
そもそも奥さんは運転席にずっと座っていたわけですから
もし、駐停車禁止ならそう声をかけて移動を促せばいいわけです。
ところが婦警は何を思ったかご主人に対して「免許証を出せ」といい
「運転者は僕じゃないですよ」というご主人を公務執行妨害と暴行の容疑で現行犯逮捕するという事件です。
結局、この事件は不起訴となるのですがご主人は20日余り拘留されました。
このことに対して「おかしいじゃないか」と声をあげたのが今回の国賠訴訟です。

そしてこのご主人が検察に執拗に要求し出てきたのが「類型焼香文書」群というものでした。

これは刑事事件発生ごとに警察、検察が作成を義務付けられている膨大な文書類です。ご主人が手に入れた各事犯共通とされたものには「統括捜査報告書」「捜査の端緒に関する捜査報告書」「事件認知報告書」「110番通報受理状況報告書」「110番通報内容に関する捜査報告書」「通報者の供述調書」「現場輪状状況に関する捜査報告書」「被害届、被害訂正届、告訴状、被害答申等」など83の文書があります。

この上に暴力事犯であれば「被害直後の受傷部位、着衣の写真撮影報告書等」「診断書」などの文書があり、公務執行妨害事犯であればまたいくつかの文書があります。

お寿司屋のご主人はこう言います。
「裁判官による5分くらいの勾留質問でこういった文書が公正かどうかのチェックなんてできるわけがない。こういった文書がきちんとそろっていれば、その内容を吟味することなく、有罪という判断が下されてしまうのではないか」

僕も実は裁判というのは真実を発見する場ではなくて書類の不備をチェックする場でしかないのではないかと思っていました。

証拠がでっち上げであってもなくても、全く関係なく、書面上に不備がなければなそのまま有罪とされるシステムが出来上がっているのではないかと思っています。

裁判官というのは所詮、事務屋です。

原発の安全性をチェックする保安院も事務屋でしかありませんでした。
つまり書類の不備や誤字脱字のチェックくらいしか出来ないのです。

僕が話を聞いた現場の専門家は保安院のチェックに対してこういっていました。
「彼らは専門家でもなんでもないですから、配管の厚さや太さが適正かどうかなんて全くわからないですよ。なんとなく辻褄が合っているように見えればそれでokなんです」

裁判官も同じでしょ。

彼らは法律の専門家ではあるけれども、事実認定のプロでもなければ心理学のプロでもない。まして医療知識なんて全くない。そういう素人ですから、できるのは書類の不備のチェックくらいなもんです。冤罪がなくならないわけです。
posted by iwajilow | 16:46 | 警察によるでっち上げの疑い・築地事件 | comments(0) | trackbacks(0) |
都合が悪い事はなかったことにするお役人様
 JUGEMテーマ:日記・一般

お役人とという方々は自分たちにミスは常に「隠す」。
明るみに出た時も「なかったことにする」という体質なんだろうなぁと
日々実感しています。

例えば原発再稼働。

まだ事故も収束していないし、原因も究明されていないのに
とにかく事故はなかったことにして以前と同じように原発を動かすことだけを
考えている。前例を踏襲することに汲々とする。新しいことを構築する、考える力が
ないのでしょうか?

この知事が事故前、原発に対してどう言ってい高派の評価はともかく、事故後の現在、知事がこう思うのも当たり前だと思います。


「被災県として忸怩たる思い」原発再稼働議論に福島知事
  (2012.04.13 asahi.comより)
 関西電力大飯原発(福井県)の再稼働に向けた政府の動きについて、福島県の佐藤雄平知事は12日の定例会見で、「政治的な判断で再稼働の議論をするのは、被災県として忸怩(じくじ)たる思い。本当に原発事故の厳しさ、実態をわかっているのか」と述べ、政府の対応を批判した。

 佐藤知事は、東京電力福島第一原発事故について政府の事故調査・検証委員会の検証が続いていることを指摘。「検証が終了しないうちに再稼働の議論をするのは問題だ」と述べた。


もちろん、これは原発関連だけでなくすべてについてそうなわけで
警察や検察も裁判所も同じお役人ですから、体質はまったく一緒だと思います。

婦人警官に公務執行妨害と暴行をでっち上げられたと
国賠訴訟を起こしている二本松さんから久しぶりに連絡が来ました。

「裁判所が一部ですけど文書提出命令を出した」とのことでした。

この事件は、都内ですし屋を営む二本松さんが
車で築地に仕入れに行った時に起こりました。
二本松さんがパトロール中の婦人警官に駐車違反を咎められたことに
腹を立て婦人警官の胸をひじで7〜8回突き
さらに婦人警官の手をドアにはさんで怪我をさせたとして逮捕されたものです。

しかし二本松さんは目が良くないために運転はしておらず
この日も奥さんが運転してきて車の中で二本松さんを待っていました。

運転手がエンジンをかけて待っているときに駐車違反は成立しないと思います。
停車違反でしょうか?

さらに二本松さんは五十肩で腕が上がらないといいます。
朝の築地でたくさんの人が野次馬となってみていましたが
暴行の現場を見たという目撃者は一人も現れていません。

二本松さんは奥さんが見回り中の婦人警官に挨拶をしなかったから
いちゃもんをつけられたのではないかと考えています。

これが本当でしたら、挨拶がねぇんだよって因縁をつけてくるチンピラと
どこが違うのでしょうか?

暴対法適用団体に指定しなければいけません。

さて二本松さんが提出を求めていたのは
目撃者の供述録書
被害を訴える婦人警官の供述録書
被害を受けていると無線で報告した婦人警官と築地署の無線を聞き取ったメモ
捜査報告書などなど全部で15点です。

二本松さん側は、こういった初期の供述や第三者の供述が明らかになれば
暴行を行ったいなかったことや警察官のうそが明白になるとして提出を求めていました。

しかし検察側は不起訴処分にしたにも関わらず時効が成立してないとか
捜査関係者のプライバシーが侵害されるとかさまざまな理由をつけて
提出を拒否していました。

検察の真相を究明しようという姿勢がよくわかります。

今回、裁判所がこの15点のうち4点だけ必要性を認めて提出命令を出しました。
ほぼ権力側の言いなりの裁判所にしてみるとこれだけでも相当珍しいことです。

二本松さんは「この裁判長に判決も書いてもらいたいと思っていたんですけど
交代になっちゃいました。そんなもんなんですね」と言っていました。

今回、検察は裁判所の文書提出命令に対して抗告しないで提出してきたそうです。
ただまだ裁判所にあって手元にないので、それを見てから今後の対応を考えていきたいとのことでした。

この文書が出ることによって
ある程度は矛盾点が出てくるのではないかと考えているそうです。

その一方でこんな疑問を口にしていました。

「目撃証人の調書は全然出てこないんですよね。
それに、拘留中に現場検証をやっていて、それについても資料を出すように言っているんですけど
都(警察)側の代理人は『そういうのがあるかどうかわからない。あったとしたら検察庁に行っているのだろうからこちらとしては不明です。何もわかりません』って言うんですよ。ひどいもんですよね。
今日もむこう側は8人も来ているんですよ。よほど警戒しているんでしょうね」

しかし、この文書提出命令まで1年かかっているそうです。
すごいですねぇ。。。

posted by iwajilow | 06:50 | 警察によるでっち上げの疑い・築地事件 | comments(0) | trackbacks(1) |
「裁判はしないけど、裁判前なので証拠は出しません」という僕には理解不能な理屈
JUGEMテーマ:日記・一般

先週金曜日、婦人警官に「そこどいてくれますか?」
と言ったら逮捕されたという二本松さんの口頭弁論が開かれました。

現在この裁判は証拠を出す段階です。
原告の二本松さんは事件がどう記録されていたか
を示す供述調書などを出してほしいということで
供述調書などの捜査県警書類の提出を求めています。

先だっての「文書送付嘱託」という請求では
3年前の事件で不起訴案件なのになぜか「使用中」という回答でした。
なんで3年前の不起訴案件が使用中なのか?
まさか警察や検察が取り寄せて証拠の改ざんをしているわけではないと思いますが
不思議な現象です。

ところが今回はその証拠の一部が出てきたそうです。
しかも事件の全容を掴むには程遠い、どうでもいい証拠ばかりです。

イラストの現場見取り図(写真撮影しているはずなのに写真はナシ)や
警察の車庫に入った、二本松さんの車の写真(なぜかこれも現場の写真はナシ)、
暴行を受けたという婦人警官の患部の写真。しかも当初右手に暴行されたと
示していたのに、なぜか左手の写真です。

といった感じで、被害者の供述はおろか
二本松さんの調書すら出てきていません。

これに対して警察・検察側は
「本件(二本松さんの公務執行妨害および暴行事件)は公判前だから出せない」
としているそうです。

弁護士はこう言って怒ります。
「そもそもこの事件は不起訴になった事件です。公判が開かれないものです。
裁判が開かれないことになっている事件です。公判前もなにもありゃしないでしょう」

二本松さんは裁判のあとこう話していました。
「検察がしぶり、警察が渋り、裁判官が煮え切らない中で
事態を何とか打開したいと思っています」

さて、この法廷で裁判官は一般市民というものを
どう見ているか、象徴的なシーンがありましたので、ここに再録します。


二本松さん
「裁判長!ちょっといいですか」

裁判長
「はい、なんですか」

二本松さん
「(警察は)現場の写真をどうして出さないのでしょうか?
どうして(写真があるのに)故意にイラストを出すのでしょうか?
一括で証拠を出すべきではないんですか」

裁判長「あなたの意見として聞いておきます」

二本松さん
「この事件は不起訴にされている事件です。どういう根拠で
不起訴にしたのか?正しい仕事をされているのなら自主的積極的に(証拠を)出してほしい」

裁判長
「次回期日なんですが…」
(ノーリアクション)

これこそ、市民に「開かれた裁判」のお手本。
「一般市民とは話しないよ」なんて高飛車な態度は微塵も感じられないですねー。

裁判長は民事10部の垣内正さんという方です。
posted by iwajilow | 09:09 | 警察によるでっち上げの疑い・築地事件 | comments(1) | trackbacks(0) |
婦警はなぜ二本松さんを逮捕したのか
今日から僕は仕事が始まります。さてこの休みの間に、築地国賠訴訟の二本松さんの現地調査の時の二本松さんの話を起こしましたので、今日はそれをアップします。

前提を整理しておくと、事件は築地市場前の道路で二本松さんが築地に仕入れに行っている時に起こりました。運転をしていたのは奥さんです。二本松さんが仕入れに行っている間、奥さんは車の中でエンジンをかけて待機していました。そして奥さんが車の中で待っている時、車の横を二人組の婦人警官が通り過ぎました。そこへ二本松さんが帰ってきました。

警察の主張をざっくりいうと、このときに駐車違反を注意すると、二本松さんが「他の車も違反してるじゃないか」と、車を運転して逃げようとした。婦警がそれを阻止すると、肘で婦警の肘を7〜8回突き、さらに婦警の手をドアに挟んでけがをさせたので逮捕したというものです。

一方、二本松さんは「暴力は一切振るってないし、車も運転してない」と言います。
50肩で腕は肩よりも上がらず、車も奥さんが運転手として来ているのだから自分が運転する必要ないし、そもそも目の手術をしてから運転はやめているとのことです。

その二本松さんの主張です。

二本松さん
「事件は今から3年前になるんですけれども、この現場で起きました。車がこのへんにあったんですけども、私が目が悪いために運転ができず家内に朝起きてもらって築地まで乗っけて来てもらったんです。最初はトイレの向こう側に車を止めたんですけども、八百屋で多く品物を買うために2回くらいにわけてここに移動してきていたわけです。

家内がここにいましたら警察官が向こう側から来ました。家内はそれを運転席で見ていたのですが自分はまだ化粧もしてないし、警察官と話すのがいやだなと思っていたら、婦警はじめに通り過ぎたんです。全く取り締まりもなかったんですけども、婦警のほうはやることがなかったんだと思うんですけども、検事さんから私及び家内が聞いたところによりますと婦警が自分たちがパトロールをしているのに目も合わせずに挨拶もしなかったということにいら立ったとムカッときてなんか一言文句を言ってやろうかなということだったみたいです。

家内はこの先6メートルくらい車を移動させたわけですけど、私はここから3分くらいのところに買い物に行っているのであまり遠くに行っちゃうと私が車を探すの大変だと思って、ここで一回停止して私に携帯で電話をしたんですね。携帯を受けたところは車が駐車してある場所から10秒くらい離れた所なんです。車のある場所に着いたところ婦警が車の前にいて移動できないようにしていたので、「すいません、先を急いでいるのでそこどいてくれますか」と言いました。まさか、他の全く放置している車を抜きにして自分の車を取り締まっているなんて思ってもいなかったし、実際に取り締まりもしていなかったんですね。

女房はエンジンをかけて、待っていて、女房も婦警とは全く言葉も交わしていません。まさか口論になるとは思っていなかったんですけど、相手としては自分が声をかけたからにはごめんなさいくらい言ってほしかったんじゃないでしょうか。私は悪いと思わなかったので謝らなかったところ、ここは法定禁止エリアだという言葉が出たんですね。確かにそうだけれども、ここは20年以上通ってきているけれども放置していても縦駐車していても取り締まらないんですね。

あそこの交番の目の前は横断歩道なんですね(築地市場の目の前の交番)。横断歩道の真ん前に二重駐車があっても何も言わない場所なんですね。そういうところでまさかと思ったわけです。そのへんに丸い道路標識がありまして貨物車なら5時から12時まで放置していてもいいという標識なんですね。

だけれどもそれは厳密にいえば指定禁止エリアだけに言われるわけで法定禁止エリア、横断歩道と交差点のところ(交差点、横断歩道、交差点や横断歩道から5メートル以内の部分は法定駐車禁止エリア)に停まっているわけで、それを見ながら説明しても説得力がないわけなんですね。そうしましたら相手もらちがあかなくなってしまいました。それで私が「帰してくださいよ、こちら忙しいんですから」と言いましたら婦警が自分でドアに手を挟んだみたいなように演出をしまして、それをもって左手を上げて『暴行!暴行!』と叫んだわけですよ。

私は何のこと言っているのか、私のこと言っているのかわからないわけで、『暴行って誰が?何で?どうして?』って聞いたんですけど答えないんですね。そうすると築地署から(応援が)もう2分くらいできたわけですね。
たぶんパトカーが5,6台、もっときたかもしれないけど、私はもうすぐに後ろ手にされて捕まっちゃったんです。

実際ただそれだけの事件なんです。現在去年(2008年)の10月に提訴して国賠訴訟をやっているわけですけども、警察は私を釈放するときに、19日間私が『やってないんだから認めるわけにはいかないよ』と言っていたら『認めなければ絶対出さないよ』と。警察も自分の成績というよりも不祥事のメンツを保つために私が婦警をちょっとでも触ったという調書を書いてくれなかったら起訴するぞと脅すわけです。

婦警は黒い違反切符の入ったカバンを前に持って私に押し付けてくるのでそれを決して触らなかったとは言い切れないと思いましたので『それを触ったことがないとは言い切れないんじゃないか』と言うので『確かに触ったことはないとは言い切れない』と。だけどあとから言いましたが、私運転もしてないし、19日間いる間は私が運転したなんて誰も言っていないんです。

おかしいよね、確かに運転してないものに違反切符切るための黒い鞄を突き付けるなんて。それに対して私が黒いカバンに触ったからってどうってことないんじゃないかと思って一応サインしたんですね。だけどそれは正当防衛じゃないのと、検事は自分のストーリーが狂っちゃって。

なにしろ検事というのは今度の郵便不正事件でもありましたけれども自分でストーリーを作ってそれにあてはめて調書を作ればいいと思っています。それで一件落着という組織ですので、これはまいったなといいながらも反論もできません。最初に私を拘留した被疑事実というのがあるんですけれども、肘で7,8回婦警の胸を突いたということと車のドアに私がドアに、(裁判での彼らの主張は)位置が違っているんですけれども、相手が車の中側にいて私が外側から押して腕を挟んでけがをさせたということです。でも釈放のときは最初に自白調書を書かせる前に、7,8回胸を突いた暴行は一切なかったと私に言っているんですね。傷害は自傷だというふうにまず最初に宣言したわけです。

私としては刑がつかないと思っていましたら婦警の黒いカバンに触れたということで無実だったのがなんか公務執行妨害の起訴猶予だという罪を着せられまして、今も3年間もして、うっとうしい罪を着ているわけです

これを何としてでも解消したい。やはり罪人として、これからずっと背負っていくのを晴らしたいと持っていますし、今回私は全く無実なのに検察警察裁判所も援助して拘束することによって自分たちの不祥事を隠蔽するだけのためにこういうことをやっている。事実として知らせてこれは公共の危険だということを知らしめていくきっかけになればと思いまして裁判を起こしました」


奥さんは婦人警官が近づいてきてからのことをこう話します。
「何か言われたら離れようと思っていました。朝起きたばかりで顔も洗っていなかったのであまり降りないんですよ。通って後ろの車を見てから私の車のほうに来たのでエンジンかけて、5メートルくらい動かして電話するのに止まりました。主人が枝豆を買うのを忘れて買いに行ったんです。私はハザード出して止まっていました。電話で『早くして』と言おうとしたら、もう横だよって言うから電話切りました。その電話しているのを婦警が前で見ていたみたいです。

主人が戻ってきて枝豆を車に入れて主人は婦警がるのがよくわからなくて、『早く出せ出せ』って言いました。私が出そうとしても、出せないので、主人が婦警がいて話をしました。すぐ乗ってくると思ったら乗ってこなかったんです。そしてだんだん口論にまりました。最後はやじ馬が100人くらい集まって、『免許証出せ出せ』ってなりました。

『仕入れの車なら大丈夫』という声が車の中で聞こえたので、私が降りて後ろの後部座席ととらんう全部開けたんですよ。荷物が段ボール10箱くらい入っていていっぱいなんですよ。そしたら、主人が『あなたもうもどりなさい』って言って私いったん戻ったんですよ。それからまた騒ぎが大きくなって、『免許証出せ、出せ』って。それでちらっと見えたのは主人がよろめいたんですよ。それで婦警にカバンで押されて主人が第2車線まで行って(後ずさって)、それで主人が『帰ろう』って、『あなたたちと議論しても仕方ないから』。

帰ろうとして私が車に乗ろうとしたら、私と婦警が車のドアのところでもめていたんですよ。そしたらいきなり私低い声で『逮捕するよ』と言ったんですよ。それで私が怒ったんですよ。『なんで逮捕するのか、何が悪いことしたのか』って、それで私が『逮捕するんですって』ってみんなに言ったんですよ。手を挟んだのは一切知らない。『皆さん見たでしょ、暴行なんてないでしょっ』て言ったら、『暴行なんてないよ』とか『酷いね』とかそういう声が聞こえたんです。

そうこうしているうちに築地署から応援の警察官が駆け付けました。

「それで目撃者を探そうとしたら駆けつけた警察官が『あなたはいいからこっちがちゃんと調べて名前も聞くから』っていうんですよ。目撃者に『電話番号教えてください』というと警官が『あなたはいいから』と言って、警察が私を連れに来たんです。『こっちがちゃんと調べて電話番号も聞くから安心して車に乗りなさい』ってそれで自分の車に乗って座っていたんです」

奥さんは「胸を7回、8回なんか突けるわけないじゃないですか、相手(婦警)の攻撃を防御していただけです。思えば思うほど悔しい。
(婦警は)黒いカバンをもっていたから万が一、そんなことしようとしても胸になんて当たらないですよ」と言います。


「今回の裁判で警官は私に『移動命令した』というんですよ、それを聞かなかったというんですよ。
なんのために運転手(奥さん)が車にいたかというと、何か言われたら移動するためでしょう。従わない理由がないでしょ。従わないといすれば捕まるためでしょう。移動するに決まっているでしょう」

奥さん
「私と婦警は一切会話がないんですよ。移動命令なんてしないんですから」

警察の主張と二本松さんの主張は真っ向から対立していますが、そもそも二本松さんが暴行をしていたら、わざわざ国賠なんて起こさないと思うんですよね。「不起訴になってラッキー!」くらいに感じるのが庶民感情じゃないでしょうか。


逮捕された現場付近で説明する二本松さん(左から2人目)。奥さんの乗った車はこの付近に停車していた。


婦警に鞄で押された状況を説明する二本松さん


たくさんの車が停車している築地市場前の道路
posted by iwajilow | 08:24 | 警察によるでっち上げの疑い・築地事件 | comments(1) | trackbacks(0) |
警察の主張と食い違う目撃証言…築地国賠事件
20日、朝7時30分から現在、東京地裁で争われている築地国賠事件の現地調査が行われました。

この事件は平成19年10月11日朝8時過ぎ、築地に買い出し行っていた二本松さん(今までNさんとしていましたが、ご本人から了解を得ましたので実名にします)が、車の前に立っていた婦人警官に「そこどいてくれませんか」と言ったことがきっかけで、暴行と公務執行妨害で逮捕された事件です。身に覚えがない二本松さんは否認を続けましたが19日間にわたって拘留されました。その後、不起訴処分になるも、拘留に納得がいかず現在損害賠償を求めて国と都を訴えているという事件です。

さて、この二本松さんとの現地調査はまた後日アップしようと思いますが、この日ビラ配りなどの宣伝活動の中で新たに事件を目撃したという方が現れました。

二本松さんと婦人警官がもめているところを目撃していたそうです。

警察側の主張では、二本松さんは婦人警官に暴行をはたらき、その後運転席に乗り込んで車を運転したといいます。しかし婦人警官が前に立ちはだかり2メートルほど進んだところで車を止め、その後、築地署から応援に来た警官によって取り押さえられたとしています。

一方、二本松さんは暴行もしていないし、車なんて運転していない。目が悪くて運転できないのでいつも奥さんが運転しているし、この日も奥さんが運転してきたのでハンドルなんで触っていないと主張しています。

ただ、婦人警官はそもそものきっかけが駐車違反の取り締まり、道交法違反の取り締まりのためなので、その取り締まり対象にするには二本松さんが運転しないと対象にならないので、運転したことにしているのではないかと二本松さんは考えています。

もし二本松さんの言う通りで、運転したということがでっちあげだったら、これは相当悪質な犯罪です。

さて、目撃者の方はこう言っていました。

「この辺でもめていたのを見たよ。そのうち警察のパトカーが何台も来た。あれだけ警察来るんだからなんだと思った。『運転手ついているのに何なんだ』って言っていたよ。警察は異様な雰囲気でたくさん来たよ。

奥さん運転していたよ。それは知っている。だんなは立っていたもの、外に。なんか文句は言っていた。暴行はない。口論はしていましたよ。騒いでいたのは知っていますよ。(警察が)応援を呼んでいたよね。奥さんが運転していたのは見ていたよ」

つまり、婦人警官と揉めてから、応援の警官たちが来るまでを見ていたことになります。その間、二本松さんは外にいたと、運転席にいたのは奥さんだと言っています。

二本松さんが運転したとする警察の主張とは食い違います。あれれ?目撃者はわざわざウソをつきに来たのでしょうか?なんのために?サービス?なんの?

まさか警察がウソの主張をしているとは露ほども思いませんが。もし保身のためにウソをついているのなら立派な組織犯罪ですね。絶対許してはならないと思います。

しかし、残念なことに裁判を傍聴していると、警察・検察が組織を挙げてウソをついているのではないかと感じてしまうことが多々あります。そしてそれを本気で信じているのか、信じたことにしないとまずいのか、裁判官はたいてい権力の味方です。

いつも思うのは、裁判所は正義を実現するところではなくて秩序や権威を守るところだということです。

早く日本も民主主義国家になってほしい思う今日この頃です。



街宣をする二本松さん(右端)
posted by iwajilow | 01:22 | 警察によるでっち上げの疑い・築地事件 | comments(1) | trackbacks(0) |
なぜか証拠を出すのは難しい・築地公務執行妨害国賠訴訟
裁判官「なるべく早い段階で捜査関係資料を見せていただいた方がいいと考えているのですがいかがですか?」
都側(警察側)代理人「不起訴なので刑事記録でないもので立証できるのではと考えています。カルテとか…」

裁判官「それは直接的な証拠ではなくて、もちろん関係はあるのですが周辺的なものですよね。国側はいかがですか?」
国側(検察側)代理人「捜査関係の書類は掲示するかどうかは検察官の判断ですので、難しいかと思います。取り調べ検察官の陳述書などを考えています」
以上のやり取りは、昨日の築地公務執行妨害国賠訴訟の冒頭の裁判官と被告たちのやり取りです。

築地公務執行妨害国賠訴訟とは…
2007年10月、都内ですし店を営むNさんは妻の運転する車で築地に仕入れに行きました。妻を車中に残し仕入れを終えて帰ってくると、婦人警官2名が車の前にいました。そこで車を発進させようとして「そこをどいてくれますか」と警官に声をかけると、、警官が「ここは法廷禁止エリアだ」と威圧的に言ってきました。「運転手(奥さん)がいて直ちに運転できる状態になっている車両を取り締まるなんておかしい」などと反論したところ突然、警官が「暴行を受けている」と築地署に連絡し、駆けつけた警察官に「公務執行妨害、障害」の容疑で逮捕されました。この後19日にわたって拘留され、結局不起訴処分になるのですが、何もしてないのに逮捕拘留されるなんておかしいと国と都を相手取って裁判を起こしました。

警察側の次のように説明しています。警官は駐車違反を説明したがNさんが「その説明にまったく納得せず」それどころか「警官に詰め寄ってきて『何でだめなんだ』『差別だ』などと怒鳴り散らし」、免許証の提示を求めると『何が駐車違反だ』などとまくし立て突然左右のひじで交互に警官の胸付近を3回強く突いてきた。さらに強引に車のドアを閉め、警官の手首付近に怪我を負わせた。


原告側弁護士さんがこのやり取りを公判終了後、解説してくださいました。

捜査資料つまりその当時どういう事件として扱われたのか、捜査報告書なり調書なりを出してほしいという裁判官に対して、警察側は不起訴案件なので、出すのは難しいと。その代りカルテを出しますと言っています。しかしカルテは怪我の状況が記載されているだけで、どうしてそういう怪我をしたのかは書かれていません。ですから直接的でないと裁判官は言っているわけですね。

検察側は捜査資料を出す出さないは検察官の判断なので、出せないと言っています。その代り、検察官が勝手に出す陳述書で済ますつもりです。とても客観的な証拠とは言い難いと思いますが、いかがでしょう。


そういった捜査資料と今回の検察、警察側の主張と何も食い違いがなければこれ以上、自分たちの有利な状況はないなのになぜ出さないのでしょうか?

まさか警察たるもの、ウソをついているわけでもないでしょうに。。。

ただもし万が一当時の調書と、今回の検察、警察の主張と食い違いがあれば、どちらかがウソをついているわけになるのですからそれはそれは大変です。

裁判所は、原告側に文書調査嘱託の申し立てをしてもらい、それで検察、警察側に捜査資料を出すように働きかけるそうですが、それでも出すかどうかはわかりません。また出されたとしても書き換えている可能性もあると弁護士の方は危険性を指摘しています。これだけ渋るのは、そのための時間稼ぎかもしれないと…。

原告のNさんは
「こんなへんてこりんな準備書面、答弁書を出している検察・警察の実態をこの裁判を通じて浮き彫りにして世の中の人に知らせないといけない」といいます。

そもそもNさんは車を運転もしていないのに、駐車違反も何も成り立たないと言います。(「そこを退いてくれますか」と言ったのは奥さんが運転席にい
て車を出そうとした時に、警官に声をかけたそうです)

また「両手のこぶしを自分の体の中央付近に位置させて、両肘を左右外側に強く張った状態から、左右の肘を交互に前方に3回強く突き出して暴行を加えた」ということに対して「そもそもそのような特殊な体勢で暴行を行うこと自体不自然極まりない」と反論しています。

想像してみるとわかりますが、かなり特殊な拳法のようです。

さてご主人が拘留されていた19日間で6キロもやせたという奥さん。拘留中は毎日朝4時半に起きて築地で目撃者を探し、その後9時から面会に行っていたそうです。

事件当日は奥さんも取り調べをされたそうです。その時に奥さんは調書に「サインしろ」と言われたそうですが、間違っているところがいくつもあると指摘しました。すると取調官は「あなたがサインしてから直す」と言ったので「「それではサインできません」と断りました。
すると取調官は突然激高し「サインしないならいい、バカヤロー」と怒鳴られたと言います。
その後話を聞いてくださいと言っても一切聞いてくれなかったと言います。

奥さんは「実際は主人が婦人警官にグイグイ鞄でお腹のあたりを押されて後ずさりをして行ったのです。その時、主人が『あなたたち本当に警察官?』とか狼狽しながら言っていました。それを100人くらいのやじうまが見ていたので引っ込みがつかなくなって『逮捕する』と言ったのだと思います」

奥さんはそう言っていますがNさんは取り調べの中で
「奥さんがあなたが暴行したと言っている」と言われたそうです。
「そんなこと言うわけないよね」とNさんは話しています。

このNさんの事件について僕はこう思います。Nさんは不起訴処分です。もし何かしているのであれば助かったと思って、それ以上何もしないでしょう。しかしこうのような形で国賠訴訟を起こすというにはよほど腹にすえかねたことが起きたのだと思います。伊達や酔狂でお金も時間も精力も使う裁判を起こす人はよほどのマニア以外いません。僕にはお寿司屋という生業もある人が好き好んで裁判を起こすとは思えません。

なので、Nさんの訴えが全くの作り上げたものということは大変考えづらい。

そしてこれが真実であれば警察は足利事件からも何一つ進歩していないということです。不祥事が起こるために信頼回復のために努力するという結果がこれです。もう無理なんでしょう。

これは自助努力ではどうにもならないということを示しているのだと思います。
posted by iwajilow | 10:20 | 警察によるでっち上げの疑い・築地事件 | comments(6) | trackbacks(0) |
警察側の説明
婦人警官に「ちょっとそこをどいてくれますか」と言って逮捕されたという築地Nさん事件

僕が不思議に思ったNさんの「突然左右のひじで交互に警官の胸付近を3回強く突いてきた」という警官に対する暴行ですが、裁判官の「もっとビジュアルに」説明してほしいという要請に基づいて、すこし「ビジュアル」に追加説明してきたそうです。

それによると婦人警官に正対する状態で立っていNさんが「巡査長との間合いを詰めて近寄ったかと思うと両手の掌を自分の体の中央付近に位置させて、両肘を左右外側に張った状態から、左右の肘を交互に全前方に3回強く突き出して巡査長の胸を突く暴行を加え」さらにもう一人の婦人警官にも「そのままの状態にしていた両肘を使ってさらに4,5回の暴行を繰り返した」そうです。

つまりヨガのポーズみたいな恰好を保って暴行を加えたということですが、こんな恰好で暴行する人が本当にいるんですか?というのが素直な感想です。


こんな格好で暴行を加えた?

Nさんは「実際にこのような場面ができるのか不思議」「全く架空の描写」と言っています。
Nさん50肩で肘が上がらないそうですし。。。

これってドツボにはまってしまった感がありませんか。
それとも僕の想像力不足でしょうか。。

頭のあまり良くない僕はこの説明ではちょっと納得いかないし、場面を想像することもできません。もう少しわかりやすい説明をしていただきたいと思います。



posted by iwajilow | 07:36 | 警察によるでっち上げの疑い・築地事件 | comments(0) | trackbacks(0) |
警察側の言い分
以前、お伝えした「警官にそこどいてくれますか」といったら逮捕された築地Nさん事件
警察側の言い分が明らかになりました。Nさんの主張とは真っ向対立しています。

ことの始まりは2007年10月、都内ですし店を営むNさんが妻の運転する車で築地に仕入れに行った日のことです。Nさんが妻を車中に残し仕入れを終えて帰ってくると、婦人警官2名が車の前にいました。そこで車を発進させようとして「そこをどいてくれますか」と警官に声をかけたところから始まります。

Nさんの主張ではこの後、警官が「ここは法廷禁止エリアだ」と威圧的に言ってきたので「運転手(奥さん)がいて直ちに運転できる状態になっている車両を取り締まるなんておかしい」などと反論したところ突然、警官が「暴行を受けている」と築地署に連絡し、駆けつけた警察官に「公務執行妨害、障害」の容疑で逮捕されたといいます。

しかし警察側の次のように説明しています。警官は駐車違反を説明したがNさんが「その説明にまったく納得せず」それどころか「警官に詰め寄ってきて『何でだめなんだ』『差別だ』などと怒鳴り散らし」、免許証の提示を求めると「『何が駐車違反だ』などとまくし立て突然左右のひじで交互に警官の胸付近を3回強く突いてきた」。

そこで「公務執行妨害の現行犯として逮捕する胸を告げたところ、さらに興奮して『うるさい』などと怒号し、またもや左右の肘で交互に警官の胸を4,5回突いて」ドアを閉められないようにドアと車の間に立っていた警官に対して「外側から強引に運転席のドアを閉めたため運転席の窓枠部分が警官の右手首付近を強打した」。

警官はこの「暴行によって右手間接打撲の障害を負った」。そして車に乗って逃走しようとしたのを車の前方で手を広げ止め、「駆けつけた築地署員とともに公務執行妨害の現行犯逮捕した」ということです。

Nさんは「よくまぁ、ここまでうそをつけるものだと、本当に自分たちを正当化するためにうそにうそを重ねています」といいます。

「暴行の事実はまったくありません。そもそも私は50肩なので肘が上がらないので肘でつくなんてできません。警官が立っていたのはドアの内側ではなく外側に立っていました。ドアが触れたという左手内側を指し暴行を受けたと通報していました。暴行をしてないということをたくさんの人が見ていましたし、証人もいます」と主張しています。

さて警察側の主張に対して僕のいくつかの疑問点です。

まず警察官に詰め寄ってきたのであれば、警官とNさんは相対していたのだと思われます。その上で肘で突くというのはどういう体勢なのだろうと思います。「手で胸を押す」ならわかりますが、正面に相対する人間に対し、左右の肘で交互に突くというのはものすごく不自然な格好になります。普通肘で突くのは後ろにいる人か横にいる人に対してだと思いますがいかがでしょう。

そして車とドアの間に立っていてドアを閉められたので、窓枠に右手首があたって全治10日間の打撲をしたというのも不思議です。Nさんはドアの外側から閉めたわけですから、ここでも警官はNさんと相対していたと思われます。するとドアの方にある手は左手になります。右手はドアから離れています。なぜ遠いほうの手が窓枠にあたるのでしょう。

それでも万が一警官が後ろを向いていたとします。警官はドアが閉められないように立っていたのだから、体を入れているはずです。だとすると当たるのはお尻のはずです。それでも体を入れてなくて手だけドアと車両の間にあったとします。普通手を引っ込めるでしょう。すると当たるのは肘です。どうして手が窓枠に当たるのでしょう。これはドアがくるのを待っていたとしか考えられません。しかもそれで全治10日間の打撲です。ドアに手が挟まれた、というのならまだわかりますが、そうではありません。よほどバックスウィングを大きく取って当てるならわかるけど、そのバックスウィングを取る間に逃げるのが普通のような気がします。

僕もある議員の不正を追求しているときにドアと車の間に体を入れて、そのままドアを閉められたことありますが、当たったのはお尻でした。もし手を怪我するとしたら、ドアの内側に指を挟んでつめが割れるというのが自然だろうなぁとおもいます。

裁判ではこの不思議な怪我や暴行を納得いくようにぜひ再現していただきたいと思います。

さてその上でNさんの主張を詳しく紹介します。

仕入れを終えたNさんは車の所に戻ってきて、助手席に乗ろうとしました。しかし「ガードレールが邪魔となって助手席に入りづらかったことから」Nさんは奥さんに「前に出して」と言います。その時にNさんがふと前を見ると「運転席右前付近」に警官が立っていたので「すいません、発車しますのでそこを退いてくれませんか」といったそうです。すると警官は「しばらく無言でいた後『ここは法廷禁止エリアだ』と述べました。Nさんが「確かにそうかもしれないけれど、いつでも運転できるように運転手がいてもだめなの?」と聞き返すと警官は再び「法廷禁止エリアだ」とだけ述べたそうです。

このあと「わざわざ運転手がいて今にも発車しようとしている車を取り締まるなんて理不尽じゃない」などという議論があったそうです。警官が車を指さしながら「謝りもしない」「今日は絶対行かせない」など言ったので、奥さんが助手席から降りて「謝りましたよ」と言ったそうです。ところが警官は「謝ってない」「逮捕するよ」と告げます。

そこで奥さんが「逮捕?誰を脅かすんですか?」「謝らなかったから?」と言い、この時点で数十人に膨れ上がっていた見物人に向かって「逮捕するんですって」「逮捕すると脅しているんですよ」と叫びました。

その直後、警官はNさんに向かって突進し、持っていた黒かばんを両手で突き出し、Nさんに押し付けてきたそうです。さらにもう一人いた警官も同じように黒かばんを両手で突き付けてきました。Nさんは突然の二人の行動に驚き「あなたたち何するの?」と叫びながらあまりの勢いに後ずさりし、よろめいたと言います。

Nさんはガードレール沿いに逃げながら「あなた立ち滅茶苦茶だよ。なにするの?」と抗議すると警官は後ろを向いてトランクの上に交通切符の束を叩きつけ「免許証を出せ!」と怒鳴ったと言います。

Nさんは「私は運転者じゃないのにあなたたち滅茶苦茶だよ。本当に警官?」と抗議しました。しかし警官はさらに強く黒い鞄を前にしてNさんにつめ寄ってきました。

Nさんはそれを避けながら運転席に入ろうと開いていた運転席のドアと車の間に体を入れたそうです。しかし警官が「法廷禁止エリアだ」「これは乗用車だ」と言いながら運転席のドアを両手でつかみドアの内側に立ったNさんの体にドアを押しつけてきました。そのためNさんは車体と運転席ドアの間に足と上半身を挟まれ、運転席に入ることができませんでした。そして「もう意地悪はやめて帰してよ」と言いながら外に出てドアを閉めたそうです。

すると警官は急にその場から離れ、車の前方ボンネット横で腰を車にあてながら左手首辺りを指しもう一人の警官と小声で話し始めました。その直後、無線機で「暴行、暴行を受けています」と言い、駆けつけた警官に逮捕されたそうです。

この時見物人は警官に対し「暴行なんてなかったよ」と話していたそうです。しかし奥さんがその人に近づくと、別の警官が奥さんを止めて近づけないようにしたそうです。

さて、どちらの話の方がリアリティーがあるでしょう。
posted by iwajilow | 01:10 | 警察によるでっち上げの疑い・築地事件 | comments(0) | trackbacks(0) |
警官に「そこ退いてくれますか?」と言ったら逮捕?
さてゴビンダさんの集会に、警察官に「そこ退いてくれますか」と言って逮捕されたというNさんが来ていました。

なんとも信じがたい事件ですが、Nさんに事件の顛末を聞きました。

Nさんは新宿で23年前から寿司店を経営しています。07年10月寿司ネタの買い出しに築地市場へ奥さんと車で出かけました。Nさんは市場へ、奥さんは乗用車内で「ただちに運転できる状態」で待っていました。

市場の周りは違法駐車をする車でいっぱいだったそうです。買い出しが終わり、帰ろうとして車に乗り込んだNさん。そこからこの何とも言えない奇妙な事件が起こりました。

「えん罪という言葉自体、私本当に分からなかったんです。全く警察のでっち上げというかこんなことあるのかということを経験して、それを否認しておりましたら19日間も、警察署に入れらてしまいました。

鮨屋をやっているので築地に仕入れに行ったところ、放置車両(違法駐車の車両)がたくさんありました。唯一私が家内と、私は法律違反嫌いなので運転手(奥さん)をつけて行ってました。

すると、たまたま何もやることのない警察官二人が、取り締まりもしないんですね。放置していても築地市場に交番もあるんですけど、交番の前に二重駐車しておいても全く取り締まらない場所なんですね。(警察官は)やることがないから挨拶を求めてきたみたいなんですけど、たまたま私が急いでいて、たまたま前に車を発車しようとしたらそのまま発車したら引いてしまう位置にいたもので『そこ退いてくれませんか』と言っただけなんですけど、突然逮捕されてしまいました」

婦人警官は「ここは法定禁止エリアだ」と威圧的になりNさんが「違法駐車は放置しておいて運転手(奥さん)がいてただちに発車できる状態になっている車を取り締まるなんておかしい」と反論すると婦警は突然「暴行を受けている」と築地署に連絡。Nさんは後ろ手にされ手錠をかけられパトカーに押し込まれたと言います。


「翌日検事さんから聞いて逮捕の理由が初めて分かったんですけど、婦人警官の胸を7,8回肘で突いた、という被疑事実があったんです。公務執行妨害と傷害というのがありましてそれは婦人警官の手をドアではさんで、全治10日間の傷害を与えたという容疑で追及を受けたわけです。

そのことを検事さんから聞くまではよくわからなかったので、『どういうことなんですか』と聞くと、診断書がありまして右手の内側だということなんですけども、当日パトカーを呼んだ時に左手をここと言ってみんなにアピールしていたんですけども、それが翌日右になっちゃった(笑)。


それで傷害というのが婦警さんが運転ドア(車)の外側にいて私が(車の)内側にいたんです(婦人警官が車外でNさんは車内にいた)。けれども(警官がどかないので)仕方ないなと外に出た時に、手を入れたかどうかわからないですけども全く気が付かなかったんですけども、(婦人警官が自分の)左手をあげてアピールしていました。

おそらく私が『なんで発車させてくれないの?』ということに警察官として答えができなくて築地の周りにいる市場の関係者なんかが「滅茶苦茶だぞ」なんかいうやじが飛んでいたんですね。それで(自分を正当化するために)私を逮捕したのだと思います。


傷害とか私が肘で婦人警官の胸を7.8回付いたとされたんですが、そんなことができないんですね。私60肩で肘も上がらない。いったいどういう狂言なんだ、と婦人警官の嘘を調べてくださいと検事いましたら『じゃあ調べます』と。

調べた結果、暴行をふるってないという証人もいっぱいいるんですね。それを全く伏せて、それは言わないで私どもの家内が翌日と翌々日、見つけてきた証人がいて、警察官は外にいて全然位置も違って被疑事実が全く警察官のでたらめだったんですね。

そういうのも全部証人がいて検事としてもどうしようもない状況だったんですけども、私19日も入れられて、その時に『起訴するよ。起訴され高くないのなら自白しなさい』と『7.8回という暴行を回数減らしてもいいよ』ということも言われたんですけど、『それはやってない』ということで、刑事さんに『裁判で戦うから』と弁護士を雇いました」

結局、Nさんは不起訴処分となりました。

「だけどこれは絶対こういう警察官犯罪許してはいけないと、泣き寝入りしないというか、警察官というのは嘘をつくんだと検事というのは罪を作るんだときちっと裁判で訴えたいと思って、裁判を起こしました。

警察官は一度つかまえたら自分たちの誤認逮捕を誤認逮捕としないためにも罪をつけないと解放しないんだということがよくわかりました。こんなたった19日間しか入ってなかったんですけど私としてはやっぱり許してはいけないと思ってやっております」


こんなことが本当にあるのかと思いますが、嘘をついてわざわざ勝つことの難しい国賠訴訟を起こす酔狂な人もいないじゃないかなと僕は思います。
posted by iwajilow | 12:17 | 警察によるでっち上げの疑い・築地事件 | comments(3) | trackbacks(0) |