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小林事件、再審請求を棄却
JUGEMテーマ:日記・一般

昨日の小林さんへの再審請求棄却。激しい怒りを覚えるとともにやはり日本の司法はすでに崩壊しているのだなという感想を持ちました。崩壊しているというか、初めからまともな司法制度などなく、それが明らかになったというだけなのかもしれません。地裁の決定には呆れるというか、この人たちはメンツを守るため、あるいは保身のためにはここまでバカになることが出来るのかと思うと悲しくなります。

<再審請求>痴漢で服役71歳の請求棄却 東京地裁
毎日新聞 8月28日(水)20時19分配信
 ◇「難病で指動かせず」の訴え認めず
  電車内で痴漢をしたとして実刑判決を受け服役した元小学校教諭の男性(71)の再審請求審で、東京地裁(細田啓介裁判長)は28日、請求を棄却する決定を出した。弁護側は即時抗告する方針。
 元教諭は2005年3月、西武池袋線の電車内で、右手指で女性の下半身を触ったとして、石神井公園駅(東京都練馬区)で現行犯逮捕。強制わいせつ罪に問われ、東京地裁は07年2月に懲役1年10月を言い渡し、10年7月に最高裁で上告が棄却され確定した。
 再審請求審で元教諭側は、事件当時、手指を動かすと強い痛みを生じる難病の「全身性強皮症」だったとする医師の鑑定書などを新証拠として提出し、「強皮症の症状が高度に進行し、右手指を動かすことは非常に困難だった」と訴えた。しかし、細田裁判長は「確定判決の証拠と併せて検討しても、事件が不可能だったとの疑問は生じない」と退けた。 
 元教諭は弁護人を通じ「事件の内容をきちんと調べていない。激しい怒りを覚える」とのコメントを出した。【山本将克】


決定の後に弁護団の方と話をしました。こう話されていました。

「12月の医師への尋問、1月の本人尋問の時とは明らかにトーンが違った。
こういう決定を書くのであればそもそも尋問などしない。おかしいと思う」

「鑑定書について、『確定審前にすでに証拠として提出されたもの』と解釈とか評価の問題ではなく明らかな間違いを犯している。慌てて書いたとしか思えない」

では何があったのでしょうか?
これは僕が勝手に妄想した可能性です。

小林さんの事件は2010年に最高裁第一法廷で上告棄却されました。
当時の裁判官5人のうち4人が今も現役です。こういった中で再審開始を決定するということは下級審が上級審の判断を間違っていると指摘するというようなものです。つまり上司の下した判断を部下が覆すというようなものです。

さらにこの現在も残っている4人のうち2人は裁判官出身です。白木勇という人は東京高裁長官から最高裁判事へ、金築誠志という方は大阪高裁長官から最高裁判事へあがりました。東京と大阪にたくさんの子飼いがいるのかもしれません。後釜を狙っている方は心証を良くするために色々なことをするのかもしれません。
「先輩の下した判断にいちゃもんをつけるのか?」

ちなみに上告を棄却した判事のうちもう1人は検察官出身の横田尤孝。元福島県知事の佐藤栄佐久事件の時の次長検事でありながら最高裁で判事として佐藤栄佐久事件の上告を棄却した人物です。さらにもう一人の桜井という判事は旧労働省出身の官僚で天下り判事です。

すごいところです。


そして何よりこの棄却を決定した細田啓介という裁判所職員は非常に良心的な方で無罪判決をけっこう出している方だと聞いています。この再審請求審でも熱心に尋問に当たっていたと聞いています。そういう職員が棄却を決定したということが裁判所の終わりを象徴しているように思えます。




昨日は小林さんともご家族ともお話しすることができませんでした。しかし過去に僕がご家族から聞いた話のメモを見ているとまるで昨日のことに対するコメントのようでした。裁判所は小林さんやご家族のこういった思いにも疑問にも何一つ答えてこなかったということだと思います。そのメモを紹介します。



最高裁で上告棄却された時のご長男
「いつかちゃんとわかってもらえると思いながら戦ってきて、ただそれは思いは通じなかったのかなと。一生懸命ありえないですよというのを一生懸命伝えても全然きてもらえない。それが悔しかった。一番最初に判決を出してその後はみんなそれにのっとってわざわざそれは間違っていたといえない環境がそこに存在したんだなというのが発見。その発見をしてもそれを変えようというのが法廷の中のそれをつかさどっている裁判官の人たちが自分たちで変えないといけないんですけどそれを変えようという意志が見えない。全然聞いてもらえない。叫んでも聞いてもらえなかった。それがショックでした。父親は民主主義ならわかってもらえるはずといってますけど、あの現実見てしまうとやはり出世したいから周りの人たちが言ったことにはそのまま乗っかってしまう人たち。誰かを否定すると、そこで映画じゃないですけどどこかに飛ばされてしまう現実がそこにあるのかなというそんな気がしました。

正直とても怒っています。納得できないことも多いですしただ仕返しとなるとこの人たちに仕返ししてもだめなんだなろうなとどこに仕返ししたらいいのかわからない状態。最高裁まで行きましたからね。次はどこなんだろう。一人二人ではできないことなんで助けてもらいながら少しでも変わる方向で何かいい方向に動かせるものがあればいいなと思います。続けたいと思います」


最高裁へ上告したときのご長女
「普通に考えてできないことをできるといわれてしまった事件なのでもうちょっと普通に一般常識的に考えて早く無罪を出して、というかどうして一審で有罪になったというところから始まるんですけど、そもそもなんで起訴されたのかというところから始まると思うんですよね。お医者ができないといっているんだから。それを医学の素人の裁判官ができるって、どれだけ医学のことを知っているんだっていうのもあるし、だから早く早く無罪を出してもらって治療に専念してもらって少しでも元気になるようにという判断をしてくださいと」

収監された時の奥さん
「心配でたまりませんけどいけませんので、でも絶対に私たちは無実を証明できると思います。家族も信念を持ってやっております」

医師(小林さんの当時の手の状態について)
「実際にうっ滞があるのでうっ滞というのは下にしていると血液の戻りが悪くなることをうっ滞というんですが実際にある一定の姿勢をして下に向けているだけでしびれてくるんですよ。痛くなってくる。だからこうして痛くなる自分に苦痛を伴うような行為をそんなに長くやるかどうかというと普通は考えにくいんです。

構造上出来たというのはまぁそれは構造上は出来るかもしれないですよ、屈曲していても実際に彼は手袋なんかしていなかったらすぐにレイノウになっちゃうし手を上に上げていないとうっ滞して痛くなっちゃうという状態なんです。

そうやって自分にすごい負担になることをわざわざするということはちょっと不自然ですよね。非常に状況的にはしずらい状態です。それを無理やり出来るだろう、出来るだろうといわれてしまうと困るんですけども普通の人間としてそういうことをあまりやらないですよね、患者さんは」
医師(事件当時の病院の診断について)
「当時の診療録には、『現症』という人体図にはっきりと右手の示指と中指の圧痛があると記載があります。
最初から、中指の痛みがあったということです。
さらに、『両手掌の角化が強い』という記載は、手の平が固かったことを意味しています。
これは強皮症として矛盾がなく、私の見解とも不一致でなく、一致しております」
 
弁護士(犯行が女性の前にいる男性が女性に背を向けながら行われているということについて)
「(女性の)左斜め前方にいる人が右手で前見ていて顔も見ていないわけですから、痴漢行為の態様としては異例中の特殊です。その女性の陰部を触れるわけない。いかにこの事件がばかげた事件かということですね。

裁判所は人差し指が動かないことは認めているわけですね、中指と薬指この指が機能しないという証拠はないと。しかし人さし指が利かないということは機能的に他の指にも影響を及ぼすわけですから。そういうふうに人間が敢えてしなくてもいいことを興味本位にやるかどうかといういかに裁判所にそこまでの思索力がないということです」

最高裁で上告棄却された時の小林さん
「われわれの立場というのは子供がいて子供が何か悪いことをして事件が起きたりすればたとえどんな子供でも100分の1でも1000分の1でも1億分の1でもいいところがあるはずだとそれを拾って伸ばしてあげればきっとこの子は立ち直るだろうというふうに善意に解釈してそれをどうして伸ばすかということに悪戦苦闘していくわけですよね。そうでなくてどこか悪いところ見つけて100分の1でも1000分の1でも見つけたらもうまるっきり違う世界がそこにあるんだと思ってもう夜なんか眠れなかったですね。
肩より上を男が見たって言っているんですね。当日電車の中できたのはこうやって(ジャンバー)着ていたんですね。そうするとここ(ブルーの襟)が見えるはずなんですよ。だけど相手はハーフコートを着ていたというんですよ。後ろの逃げる姿を頭の後ろで犯人とそっくりだったって、じゃあこれ(ブルーの襟)は見えなかったのかって。だから別人だってもうはっきりいえるんじゃないかって。お尻が隠れるハーフコートだってこれはお尻は隠れないんですよね。どんなにしたって絶対出ちゃうんですよ」

http://blog.iwajilow.com/?eid=1071790




 
posted by iwajilow | 10:16 | 痛くて指が動かなくても痴漢という不思議 | comments(1) | trackbacks(0) |
西武線小林事件・再審可否決定28日に
JUGEMテーマ:日記・一般

このブログでも数年にわたってリポートさせていただいている
西武線小林事件の再審請求審がいよいよ大詰めです。

http://blog.iwajilow.com/?eid=1071788

当初、来週の金曜日30日に再審開始の可否が決定されるとのことでしたが
28日になったと連絡がありました。

時間はまだ決まっていません。

郵送で小林さん宅に知らせると裁判所から連絡があったようですが
裁判所で言い渡してほしいと弁護団が裁判所に申し入れをして
現在、検討されているとのことです。

これがどういう意味を持つのか僕には全くわかりません。

ただ判決はもう書かれていると思いますので
ただ、まともな判断がされることを祈るのみです。




 
posted by iwajilow | 10:38 | 痛くて指が動かなくても痴漢という不思議 | comments(1) | trackbacks(0) |
西武線小林事件・8月30日再審開始の可否決定へ
JUGEMテーマ:日記・一般

指が痛くて動かないにも関わらず
「やれないことはない」というわけのわからない判断で
実刑判決を下されてしまった小林さんの痴漢えん罪事件。

http://blog.iwajilow.com/?eid=1071680

8月30日に再審開始か否かという決定が出されるという
連絡が昨日ありました。

この連絡が弁護団に届いたのは一昨日だそうですが
裁判所が1ヶ月も前に、こうした連絡をすることは珍しいそうです。

お盆を挟むからなのかな?とも考えてしまいましたが
弁護団は「いい方向と考えている」ということでしたので
僕も乗ることにします。

この事件、8年越しですから。。。
今度こそまともな判断がされることを願っています。 
posted by iwajilow | 08:53 | 痛くて指が動かなくても痴漢という不思議 | comments(1) | trackbacks(0) |
西武線痴漢えん罪事件…小林さんの心配
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病気で指が動かないにもかかわらず痴漢として逮捕され
実刑判決が確定し、服役までさせられた西武線痴漢えん罪事件の小林さん。

http://blog.iwajilow.com/?eid=1071615

現在、それでも無実を訴え、再審請求審を戦っています。

通常、何も検討されずに請求棄却という判断が下される再審請求審ですが
東京地裁ではこれまで、医師の尋問、小林さんご本人の尋問が行われてきました。

2月中に弁護側、検察側双方の最終意見を提出するようにとなっていたので
当初は3月中に裁判所の判断が下されるのではないかと考えられていました。

ところがここまで何の音沙汰もありません。

その小林さんのご家族から先日、メールが来ました。
そこにはこんな心配事が書かれていました。

「当初3月中に決定を出したいとの裁判所の意思がありましたが、決定を出すのが遅れているようです。最近の再審事件ではどこも開始決定が棄却されていることから、再考していることも考えられます」 

僕は、他の裁判所の再審請求の棄却が影響を及ぼすとは考えられないと思っています。というのは再審請求は棄却されるのが普通で、再審開始決定が出ることの方が珍しいからです。

ただ、裁判長が変わってないことだけを祈ります。

日本の裁判は、証拠ではなく、裁判長のさじ加減一つでどうにでもなるからです。そしてほとんどの裁判官が自分の出世しか考えていません。

こんな人たちに日本の正義を委ねること自体が今日のような正義不在の司法を作り上げているのだと思っています。
posted by iwajilow | 09:16 | 痛くて指が動かなくても痴漢という不思議 | comments(1) | trackbacks(0) |
西武線小林事件…再審へ一歩前進
JUGEMテーマ:日記・一般

女子柔道の暴力問題。
オリンピックを招致している国で、しかも国際的にもトップレベルにある競技で
代表の監督が暴力をふるっていた。そうでありながら、選手に聞き取り調査もせず、監督が「もうしません」といったから「続投」。この柔道連盟の感覚がまさに国際化に対応できずに凋落していく柔道の象徴のような気がしてなりません。

そういった中、監督が「辞意」を表明しました。
もちろん、監督のやっていることは許されることではないし、辞意表明は当然だと思いますが、もし万が一この問題になんらかの背景があるとするならば、シナリオ通りという感じもします。
まぁ、それは何か根拠があるわけでもないし僕の妄想ですが、今後の人事なども注目していきたいです。

さて、昨日は2005年に起きた痴漢事件で現在、再審請求をしている西武線小林事件で大きな進展がありました。

西武線小林事件
2005年3月の夜10時過ぎの西武線の中で、当時19歳の女性が痴漢にあい、同じ電車に乗り合わせた小林さんが犯人として逮捕された事件。女性の下着の中に手を入れ膣の中に指を入れて出し入れしたという犯行。犯人は「痴漢」と言われ満員電車の中を移動していった。この際、犯人の顔は被害者も目撃者も見ていない。目撃証言では犯人はクリーム色のお尻の隠れるハーフコートを着ていた。電車が駅についたときに、目撃者と称する男性が、電車から降りようとする小林さんを逮捕した。このとき、小林さんは白のジャンバーを着ていた。小林さんは逮捕当初から一貫して無実を主張。この時から膠原病強皮症という難病を患っていて、指に物が触れるだけで痛みを感じるような状態だった。裁判では医者も「そのような痴漢をすれば拷問のような痛みを感じる」と証言したが、判決では痛みには触れず、「指は動くから犯行は可能」と前科前歴のない小林さんに対して懲役1年10カ月の実刑判決。実はこの時の白坂という裁判官は判検交流で検察から出向していた検事で、この判決後、東京地検に戻っていった。2010年、結局この判決が確定し、小林さんは服役。しかし服役後も一貫して無実を主張、2011年に再審請求を起こした。そういった中、2012年1月に仮釈放された。


http://blog.iwajilow.com/?eid=1071583

再審請求審では異例の本人尋問が行われたのです。
これがなぜ異例かというと、通常再審請求は本人尋問など行われずほとんど書面によるやりとりだけです。しかも三者協議といって裁判所と検察と弁護側による協議すらなかなか行われず、遅々として進行しないのが常です。

元裁判官の方によれば「再審請求は処理件数としてカウントされるわけでもないから、たいていはなるべく先送りするんですよ」と言っていました。

つまり、本人を呼び出して話を聞くということは裁判所がちゃんと審理しようと考えているということなのです。

小林さんはすでに歩くこともままならいので、車いすで出廷しました。

午前11時から行われた本人尋問は途中20分ほどの休憩をはさみながら、およそ1時間行われました。小林さんは体調が悪く20分くらいが限度ということです。休憩前は相当苦しそうで、休憩の間は横になっていたということです。

すでに服役を終えて釈放されているのに、こういう思いまでして、裁判所にやって来て尋問に応じるということは、それ自体が無実の証明であるように僕は思います。

もし本当の犯人であれば、服役を終えればもう二度と裁判所など行きたくないのではないかと思います。家で寝ている方がどれだけ楽か。。。

尋問の中で「なぜ再審を求めたのですか」という質問に対し、小林さんはこう答えたそうです。
「やってないので名誉をかけて裁判のやり直しを求めています」。

尋問が終了した小林さんは、さすがに疲れが出たようでした。そしてこの後に予定されていた報告集会には出席せずそのまま帰りましたが、最後に「緊張して十分ではなかったとは思いますが、自分の気持ちは伝えられたと思います」と話されてタクシーに乗り込みました。

ちなみに、こういったタクシー代ももちろん自腹なんですよね。。。


出廷する小林卓之さん(70)


posted by iwajilow | 10:27 | 痛くて指が動かなくても痴漢という不思議 | comments(0) | trackbacks(0) |
一歩進める感じがしています…西武線小林事件・再審請求審
JUGEMテーマ:日記・一般

何度か、このブログで紹介している「痛くて指が動かないのに痴漢にされ、しかも実刑判決が確定し刑務所にぶち込まれた西武線小林事件」
昨日、再審に向けて大きな動きがありました。

http://blog.iwajilow.com/?eid=1071564

小林さんは今年の2月に再審請求を申し立ているのですが、昨日、小林さんの主治医の尋問が行われました。

もし再審請求をそのまま棄却するのであればこういった尋問などを行わずに、棄却できるのですが、主治医の尋問を行うということは、少なくとも裁判所はまともにこの再審請求を審理しようとしていることになります。しかも来月の31日には小林さんご自身の尋問が行われます。

弁護団長の秋山賢三弁護士は「車いすに乗っている方を裁判所に呼んで話を聞くということは非常に大きい」と言っていました。

さて、昨日の主治医の尋問ですが、まずパワーポイントを使って医師から病状について説明があり、その後弁護側、検察側、裁判所からの質問ということでおよそ2時間にわたって行われました。

弁護団によれば「非常にいい感じだった」とのことです。

尋問終了後、弁護団から何が行われたのか、説明がありました。

野嶋弁護士
「一審の段階では腱鞘炎で犯行はできないと訴えていました。今回は腱鞘炎ではなく、全身性強皮症ということをはっきりさせました。

これにより1本の指だけ動かなくて他の指が動くということがないということがはっきりしました。

判決の中で人差し指は動かないが中指は動いたというような判断をされているが、強皮症は人差し指が動かなくても中指が動くなんてうい言うことはないです。

また、腱鞘炎は動かすと痛いのですが、強皮症は心臓より指が下にあるとそれだけでいたい。また動かさなくても触れただけで痛いという症状です。

最高裁は逮捕時の小林さんの写真を見て中指が曲がっているから動くと判断をしましたが、今日の尋問で主治医はあの写真から逮捕時から強皮症になっていることがわかると医学的に説明しました。

人差し指だけでなく、中指薬指も動きにくくなおかつ本件犯行のような膣の中に指を入れるというようなことをすればそれだけで痛いということです。

印象としては85点です」

田場弁護士の補足によると
「逮捕当時の写真には爪に黒いコウソクが生じているなど当時からの強皮症の症状が写っている」そうです。

なぜ、事件前に「強皮症」という診断がなされていなかったのか?
これについては佐藤弁護士がこう報告しました。

「診断基準は厚労省が決めているそう、血液検査で数値が出なかった。普通の医師は血液検査を偏重するためそれ以上は検査しないのだが、アメリカの診断基準に照らせば明らかに強皮症である」ということだそうです。

弁護団長の秋山賢三弁護士は今回のポイントは3つだといいます。

まずは無期や死刑の事件でない、軽微な事件で再審裁判所がきちっと調べ始めたこと。
そして次が御用納めの昨日という日に期日が入ったこと。
秋山弁護士は裁判官を20年以上していました。その経験からこの重大性についてこう言います。

「御用納めの日というのは職員を2時くらいに返すために昼前から部屋の掃除を始めたり、あいさつ回りをしたり、とあまり仕事しないんです。しかも再審事件は普通の事件としてカウントされない。すると先送り先送りして行ってしまうのが普通です。この日に期日を入れるということは裁判所の姿勢を感じる」

そしてもう一つが「車いすに乗っている人を裁判所に呼びだす」ことの重大性だといいます。

小林さんは現在も身体の調子はすぐれず、ほぼ寝たきりのような状況だそうです。

小林さんのご長男はこう挨拶されていました。

「弁護士の先生方が部屋から出て来る時、いつもは悩んだような表情で出てくるのですが、今日は満足感あふれる表情で出てきたので、これは!と思いました。

実際には収監されてから時間が止まっている感じでしたが、これで一歩進めるという感じがしています」


弁護団と支援者



 
posted by iwajilow | 18:09 | 痛くて指が動かなくても痴漢という不思議 | comments(0) | trackbacks(0) |
西武線・小林事件…再審へ一歩前進!
JUGEMテーマ:日記・一般

このブログで紹介していた痴漢冤罪事件、西武線小林事件。 

http://blog.iwajilow.com/?eid=1071239

膠原病で指を動かすことが出来ずにそんなことをすれば「拷問のような痛みを感じる」と医師が証言していたにもかかわらず、「膣の中に指を突っ込んでグリグリした」と認定され実刑が確定した事件です。

病状のほかに、逮捕自体も、犯行しているときに逮捕されたわけではなく、
逃げていったと思われる人物を降車時に逮捕していて本当に犯人を逮捕したのかどうか疑いがあります。

たとえば犯人は「ハーフコートを着ていた」とされていますが小林さんはジャンバーを着ていました。
また被害者の言う背の高さも小林さんとは違います。

そしてこの地裁の判決を書いた人間は判検交流により東京地検から出向してきた検事です。この人物は有罪判決を書いた後、東京地検に戻って検事をしています。

さまざまな点で非常に問題の多い判決だと僕は思っています。

判決が確定し、小林さんが収監された後も小林さんは無実を訴え続け昨年2月に再審請求を申し立てていました。

そして今日、弁護士さんから「医師の証人尋問の期日が12月28日に入りました」という連絡が来ました。

再審請求をしていた事件ですが、事実調べしないで却下であれば証人尋問などはしません。
そして通常は事実調べをせず、そのまま却下されます。

つまり、今回に関しては裁判所が調べてみようと考えたということです。

その結果はどうなるかわかりませんが、再審へ一歩前進と考えることができます。

もし痴漢事件で再審が決まれば初めてのことです。

なんとか小林さんの汚名が晴らされることを願っています。

posted by iwajilow | 12:03 | 痛くて指が動かなくても痴漢という不思議 | comments(3) | trackbacks(0) |
小林さん、再審に向けての決意
 JUGEMテーマ:日記・一般

昨日、静岡刑務所から仮釈放された小林さん。午後1時に出迎えの人たちが待つ霞ヶ関の弁護士会館前に到着しました。出迎えには布川事件の桜井さんや元防衛医大教授の名倉先生も来ていらっしゃいました。

「おめでとう!」という声と拍手の中、
車から降りた小林さんは支援の方々一人ひとりと笑顔で握手を交わされました。

 「こんな大勢の方が迎えに来てくださって本当にうれしいです。早く出られたのもの皆様のおかげです。ありがとうございました。(体のほうは)やはり強皮症が進行していますので、早く主治医にみていただいて少しでも早く元に戻るようにがんばりたい。今は早く帰って横になって休みたい。そして歩行訓練をしながら頑張っていきたい」

再審についてはこう話していました。

「無実であるので真実を追及していきたい」

そして息子さんも再審に向けての決意を語りました。

「無実を証明するのはまだ時間がかかりそうですが、私たちは無実を証明したいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします」


26日 午後1時 東京・霞が関


桜井さんの出迎えを受ける小林さん



posted by iwajilow | 07:45 | 痛くて指が動かなくても痴漢という不思議 | comments(1) | trackbacks(0) |
速報! 小林さん仮釈放!
JUGEMテーマ:日記・一般

今朝8時半過ぎ、痴漢えん罪を訴えるも実刑が確定し静岡刑務所に収監されていた小林さんが仮釈放されました。

(痴漢えん罪事件は数多くありますが、その中でもこの事件は飛びぬけて裁判所と検察の悪意を感じた冤罪事件でした。指が痛くて痴漢などすれば『拷問のような痛み』を感じるのに『出来ない事はない』
と有罪認定した裁判所にはこれっぽちも法治国家の匂いを感じません。痴漢っつーの『痛みに耐えて頑張って』やるもんなんですか?有罪認定した裁判官は『痛みに耐えてもヤル』ほど性欲が強い方なのでしょうが、その性欲の強さは異常であるということを自覚したいただきたいと思います)

2010年10月19日に収監されてからおよそ1年3カ月、
懲役1年10カ月でしたから満期よりも7カ月早くでることができました。

迎えに行った方の話によると、「小林さんは車いすだけど元気、元気」だそうです。

通常、否認しているとなかなか仮釈放はもらえないのですが、とりあえず良かったぁ。。








posted by iwajilow | 09:32 | 痛くて指が動かなくても痴漢という不思議 | comments(0) | trackbacks(0) |
後ろ向きに膣の中に指を入れられるのか…西武線小林事件最新情報
JUGEMテーマ:日記・一般

民主党政権になった初期は裁判員制度が
始まったばかりということもあり、民主的な裁判が行われる可能性がありました。

最高裁と法務省はほぼ一体ですので
霞が関改革が行われ、旧態依然とした
「官僚による官僚のための官僚への利益誘導政治」を行っていた官僚たちが駆逐されれば
最高裁も変わる可能性がありました。

しかし、現在このような結果になっています。 

そのもっとも典型的な例が西武線小林事件です。

(事件概要はこちらへ)

この事件では検察官が裁判官を務め
同僚の起訴した事件を有罪とし、
上級審はその判決を容認にました。
現在、その裁判所に対し再審請求が行われています。

11日土曜日にも、弁護団は補充証拠を提出すべく
検証実験を行いました。

今回の検証は
「後ろ向きのまま女性の膣の中に指を入れられるのか?」。

女性証言によれば犯人は女性の前に背中を向けて立っていたとされます。
つまり犯人は女性に背中を向けたまま後ろにいる女性のスカートをまさぐり
下着の中に手を入れ、膣に指を入れピストン運動したということです。

そんなことが可能なのか?

今回の犯人役の男性は小林さんと身長、手の長さがほぼ同じ健常者の男性でした。
被害女性役はマネキン。解剖学の本を参考に膣の位置を特定しました。

結果は「できない」。

そのままの状況では中指は膣に届きませんでした。
非常にアクロバティックな動きをしないと届きません。
僕の個人的な感想ですが、かなり女性の協力がないとこういう行為は無理だと思います。
ちょっとでも腰を引けば、その時点で無理です。

さて健常者でも無理なわけですから
強皮症を患っている小林さんならもっと難しい。

弁護団はこの検証実験についてビデオを作ろうと考えています。
しかし、なかなか女性役をしてくれる方がいません。

本来であれば弁護団の「無理」という主張に対して
「できる」という立証をしなければならないのは検察です。
弁護団に「無罪立証」の責任はありません。

しかし、身内である検察官に大甘の日本の裁判官たち
(小林裁判ではもっとひどいことに検察官が裁判官)は
推認に推認を重ね、なんら検察が有罪立証してなくても有罪にします。
そのため、弁護団が無罪立証しなければなりません。

しかも検察は税金をふんだんに使いますが
弁護側は自腹です。
たいていの被告はお金がないので、無罪立証なんてできません。
またしたところで、裁判所は屁理屈を付けて
証拠採用しなかったりします。

これが有罪率99.9%の実態です。

さすが、日本の優秀な官僚たち。
わからないように上手にやりますね。





posted by iwajilow | 09:38 | 痛くて指が動かなくても痴漢という不思議 | comments(0) | trackbacks(0) |