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TVディレクターがメディアでは伝えられないニュースの裏側を日々レポート。
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大変な道ですが再審を目指します…Mさん、きょう仮釈放
「パパー」

ご家族が車から飛び出してきました。
そして支援者からの拍手…。

今日、午前8時半過ぎ痴漢えん罪を訴えながらも実刑が確定、収監されていたMさんが仮釈放されました。

幾分やせた黒いスーツ姿のMさん、満面の笑みでご家族と抱き合いそして迎えに来た支援の方一人一人と握手をされていました。

「お帰り」
「朝早くからありがとうございます」

去年7月23日の収監以来、1年4カ月ぶりの外の空気です。

初犯でありながら否認をしたため懲役1年6カ月の実刑判決。そして獄中でも無実を訴え続けたため、満期出所だと諦めていた矢先の仮釈放でした。

「1年4カ月は短いようで長いようでというか過ぎてしまえばあっという間でしたけど…。ただこの1年4カ月みんなの支援がありましたから、頑張れたかなと思います。にゅうしょ当初は怒りがすごくあって怒りを抑えるのが大変だったけども、皆さんの支援があったので出た後、再審で頑張ろうという気になれたので、それが心の支えでした。これから大変かもしれないけど、再審で頑張りたいと思います」

最後まで否認を貫いての仮釈放でしたね―

「仮釈放の2週間前に釈前といって出所後の準備をするんですけど、その中でも前提条件のことを話されていたんですが前提条件では改悛の情がないと仮釈放にならないそうです。僕の場合は最後の最後まで否認をして本面接も2回行われて満期出所覚悟していたら突然今回仮釈放にあってのでちょっとびっくりしました。けれどもこれも支援してくださっている皆さんの声が動かしたんじゃないかともいます。これからもそれに報いるように頑張りたいと思います」

時折涙ぐみながら笑顔で迎えた奥さん―
「長かったです。本当に長かった。でも元気に帰ってくることができたのでホッとしています。夏ぐらいから今か今かと待っていたので、この日は来ないのかなと思っていたのですが、お天気も良かったし主人の笑顔も見られたし、皆さんにこうやってたくさん来ていただいて、ありがたいと思っています。ありがとうございました」

今日は鍋かな、でも生ものを食べていなかったのでお寿司かなとあんまり胃をびっくりさせないように考えてごちそうを作るそうです。

一方、家庭料理ならなんでもいいと言うMさん。

今日からまた家族4人で暮らせるようになりました。
なにはともあれ無事に帰ってこられて良かったと思います。

しかしMさん、ずいぶんスマートになったと思ったのですが収監前に比べて17キロも痩せたそうです。


支援者からの花束を手にするMさん
posted by iwajilow | 18:01 | 町田痴漢爐┐鷓"事件 | comments(2) | trackbacks(0) |
無実を訴えながら収監されたMさんの近況
「女房の夢ばっかり見るんですよね。夢に出てくるんですよ。そして夜中に目がパッと覚めて、あ、刑務所なんだって。そんな夢ばっかり見るんです」

7月23日に無実を訴えながら「強制わいせつ」で収監されてしまったMさんの面会に行ってきました。

面会できるのは1回3人まで、しかも月2回までと決められているそうなので、僕は遠慮しようと思っていたのですが、Mさんからの指名ということだったのでお会いしました。そして僕を指名するということはきっと、このことをできるだけたくさんの人に伝えるべきなのだなと、考え、今回ブログにもアップすることにしました。

面会に行ったのは栃木県さくら市にある喜連川社会促進復帰センター。平成19年にできた民間も運営に携わる刑務所です。

そうはいっても運営の核となっているのは、法務省のお役人の皆様。人を待たすことなんて減っちゃらです。面会を申し込んでから1時間近く待たされました。

「17番でお待ちの方お入りください」と言葉使いが丁寧な辺りが民間か、などと思いつつ、指定された面会室に。

ほどなくしてMさんも面会室に入ってこられました。2ヶ月ぶりに会うMさんは丸刈りでかなり痩せていました。黄色いポロシャツが刑務所でのユニホームだそうです。

「ずいぶん痩せましたね?」
「いやぁダイエットを兼ねてご飯を少し残すようにしていたら、胃が小さくなって食べられなくなったんです。87キロだった体重が77キロになりました。あと5キロくらいは落とします」
とのことでした。

「食事は美味しいですか?」
と聞くと苦笑いをしながら「慣れましたね」。

以前は他の人と一緒の雑居にいたそうですが、現在は単独室といって一人部屋に移れたそうです。3畳ほどの畳のスペースに1畳ほどの洗面、トイレのスペースのある部屋だそうです。とはいうものの「陽が当たらないので寒いんです」。

朝の8時から16時過ぎまでが刑務所内での軽作業。
「紙袋を作る工場に配属された」そうです。

そのうち体育の時間が20分から30分、食事時間が40分ほど。

そういった中で「出たらなんとしても再審を請求したい」というMさん。獄中でも再審ノートをつけて当時のことで再審に役立つことはないかどうか考えているそうです。

しかし、奥さんのことがとても心配だと
「妻にだけは会いたいんです。妻のことが気になって夢に出てくるんです。死なれたらどうしようって。死なれてしまったらもう何をどうしていいか、わからなくなります。夢を見ていて夜中にぱっと目が覚めて、ああ刑務所だって、そんな夢ばかりです」。

収監のときに「行かないで、連れていかないで。無実の罪ってなんですか」と泣きじゃくっていた奥さんを思い出します。

切ないなぁ。。
posted by iwajilow | 20:07 | 町田痴漢爐┐鷓"事件 | comments(0) | trackbacks(0) |
M氏の悲劇
このブログでもリポートしていたMさんの事件。今日、Mさんが収監されました。

収監の直前、Mさんは支援者の方々に挨拶をしました。

「怒りと絶望です。希望がありません。
がんを抱えてどうなるかわからないこの先を行かなければなりません。何とかこれを乗り越えて無事帰ってくるように頑張ろうと思います。出てきたら再審を戦うつもりです。もう、このような悲惨な事件は起こしてはダメです。

いっぱい手紙を書いてください。これからもがんばりますのでどうかよろしくお願いします」

Mさんは判決確定のあとガンになりました。無事摘出したものの精神的に不安定になり、幾度も自殺未遂を繰り返したとも言います。そしうつ病という診断がされました。

涙をこらえながら奥様が挨拶をされました。

「今日は朝早くからたくさん集まってくださってありがとうござます。
この4年半一生懸命戦ってきました。主人は無実の罪で持って行かれます。
無実の罪って一体何なんですか?人を助けようとしたことがこの国では罪なるんですか?
帰してください。間違ったら素直にごめんなさいと言ってください。本当私たちから主人を取り上げないでください。健康が一番気になります。元気で帰ってきてくれることをみんなで待っているんです。本当に元気な顔を見せてほしいと思います。がんばりますこれからも皆様方よろしくお願いします」

この事件有罪の決め手となった、目撃証言は虚偽であるということはほぼ実証されました。
裁判所もある部分、目撃証言が信用できないことは認定しています。

ですが、痴漢行為を目撃した部分については信用できると認定しました。

ここからここまでは信用できないけど、ここから先は信用できる。そういった判決でMさんは会社を辞めることになり、今日収監されます。そういう判決をした高橋省吾という裁判長は今、中央大学の教授です。

虚偽の目撃証言をした男は、今も普通に暮らしています。


悔しい!
連れていかないで!

泣き叫ぶ声が響きます。

午前9時30分、何度も後ろを振り返りながらMさんは出頭していきました。

「みなさん、家族を頼みます」

最後の言葉でした。

実刑1年6月…。


Mさんと奥さん
posted by iwajilow | 23:27 | 町田痴漢爐┐鷓"事件 | comments(1) | trackbacks(0) |
なんとかしたいけど…痴漢「冤罪」事件
「いわぢろうさんMです」
先日裁判所でお会いしたMさんから電話がかかってきました。
Mさんは痴漢として逮捕されたものの逮捕時から裁判に至るまで否認を通してきました。

しかしその結果、地裁で有罪、高裁でも有罪の実刑判決でした。

痴漢は認めてしまえば罰金刑で済み、また示談が成立すれば不起訴ということもあります。ところが否認を続けると初犯でも実刑判決です。

Mさんは今月いっぱいで会社を辞めることになったそうです。
「判決が確定しちゃうと解雇ですから…会社も辞めさせたがっていたみたいですし…」
まだ学校に通っているお子さんが二人もいるのに、です。

「なんとか世論喚起してください。どうしても目撃者を探したいんです。目撃者さえ見つかれば、僕がやってないことが証明されるんです」

なんとか協力はしたいのですが僕一人の思いではなんともならない現実が直面します。

「心当たりに声をかけてみますので…」それしか言えない自分がとても哀しくありました。

しかし、ビラ配りの判決といい、薬害訴訟といい、裁判制度は一回ちゃぶ台返しした方がいいと思いますだ。

少なくとも裁判を始める前に「疑わしきは罰せず」とか「三権分立」とかを3回くらい言うくらいは義務にした方がよいと思いますだよ。

そうは言っても人生を台無しにされてしまった人にはなんの慰めにもならないなぁ。。。



posted by iwajilow | 21:38 | 町田痴漢爐┐鷓"事件 | comments(2) | trackbacks(0) |
一家心中しろというのですか…またしても無実の叫び届かず
控訴は棄却でした。
初犯で、痴漢で懲役1年6ヶ月の実刑判決です。

[町田痴漢「冤罪」事件]

裁判長はまた高橋省吾氏でした。

判決の後、被告は唇をかみ締めて涙をこらえていました。法廷に奥さんの叫び声が聞こえます「無実を訴えることがそんなに悪いことなんですか!恥ずかしくないんですか!何もしてないのに、人を助けようとしただけじゃないですか!そんなに弱いものいじめが楽しいんですか!もう死のう…」
後は嗚咽となり言葉になりませんでした。

「犯行が行われていたまさにそのときに、メールを打っていたので犯行ができるわけがない」という主張に対して高橋省吾裁判長は「あらかじめメールを打っていて、犯行の行われていた時に送信することはできないことはないので、それをもって犯行ができないとすることはできない」としました。
 また「否認してさらに被害者を証人尋問までさせた」ことも重い量刑の理由とされました。被害者に犯行の様子を聞くことは「真実を追究」する上で必要なことではないそうです。しかもそれは「反省してない」証拠になるそうです。では被害者を法廷に呼ぶ事を許可したのはきっと裁判所ではないのですね。無理やり嫌がる被害者を被告が引っ張って来たのでしょう。すごい裁判です。さすが平成の「名」裁判長、凡人の僕には考え付かないことです。

裁判後、被告は支援者に涙をこらえ支援者に挨拶をしました。
「今日はどうもありがとうございました。署名も4800筆くらいになりました。本当にご支援ありがとうございます。残念ながら結果としてこういうことになりました。正直、何をどう訴えればいいのか今途方にくれています。当然、上告して戦う決意はありますけど、正直いって自分はこういうことがあっちゃいけないと、こういうことが人にあってはいけないと、自分の家族を守るためにも、自分を守るためにも…。上告にあたりましてそういう思いはあります。
一方、わずかな期間5000筆近い署名と上申書をいただきました。本当にありがとうございました。
今日の結果を受けて私自身としては今の会社を退職するカタチになります。今後、上告のスケジュールと人事に話をしてどの時点で退職するか決めなければいけません。もっと輪を広げて皆様の力を借りないといけません。先ほどまで涙がずっと出て拭く気力もなく乾いてしまいました。
輪を広げてなんとか皆様の力を借りておかしいものはおかしいとぶつけていくしかありません。ほかにも何か知恵がありましたらお借りしたい。正直、どう戦っていいいか漠然としています。とにかく真実を通したい。通らなかったけど最後は通るんだと、本当はもっと大きな声で話したいんですけど…申し訳ありません」

奥さんも泣きながら挨拶をされました。
「ありがとうございました。決して涙を流すつもりはなかったんですけど、法廷の中でも泣くことよりも悔しさのほうが大きくて…。娘と判決が読まれるたびに、それは違う、それはウソと声が出てしまいました。警備の方に何度となく『静かに』といわれました。けれどもとても静かになんて聞けるわけありません。こんなウソばかりの判決なんてあるのでしょうか。なんで権力によってこんなにつらい思いをしなければならないのでしょうか。2度までも裏切られてきました。もう一家心中しなければならないのかと、もうどうしていいかわかりません。でも皆さんの励ましの声を聞いてなんとか頑張らねばと思いました。娘たちとなんとか頑張っていきます。どうぞよろしくお願いします」

被告は目撃者さえいれば無実が証明できると、これからも家族で目撃者探しをするそうです。

弁護士の先生は「どんな事件でも有罪方向に説明できるんだということを示した裁判、予め決めた結論に向かってパズルをあてはめていった」と言ってました。

しかし被害者を法廷で証言させたことが量刑の理由になるなんて信じられないなぁ。。。
posted by iwajilow | 23:59 | 町田痴漢爐┐鷓"事件 | comments(2) | trackbacks(1) |
笑えない冗談ばかり…町田痴漢事件控訴審
町田痴漢「冤罪」事件の控訴審が今日行われました。

この事件は平成17年1月21日 朝7時53分ごろJR町田駅で起きました。
横浜線の矢部〜町田の間でAさんが被害女性のスカートの中に手を入れて痴漢をしたと逮捕されました。Aさんの証言では右側から女性を触っている痴漢に気がつき、止めさせようと手を伸ばしたときにドアが開き、後ろから押されて体勢を崩したところ、女性に手をつかまれ「この人、痴漢です」と叫ばれたそうです。

Aさんは容疑を否認していますが、1審では「触っているところを見た」という目撃証言が決め手となって、Aさんはなんと懲役1年6ヶ月の実刑判決でした。

では、本当にAさんは痴漢をしたのか?弁護側の言い分を聞いてみると、いくつもの疑問が浮かんできます。

まず、Aさんは痴漢行為が始まったとされる矢部駅近辺ではメールを打っていました。NTTドコモの記録によれば7時46分にメールを送っています。この時間、列車は淵野辺駅に到着したあたりです。(ちなみに駅の順番で行くと、相模原→矢部→淵野辺→小渕→町田となります)このメールの内容は「おはよー」で始まり「ガンバやね、じゃあ行ってくるよ」で終わり、キーの打刻数は626回、大体打つのに5分程度かかることが実験結果からわかっています。こういうメールを打ちながら満員電車のスカートの中に手を突っ込んで痴漢をするのは無理でしょう、というのが弁護側の主張です。

一方、被害者の証言では「電車が矢部駅を出発してすぐに後ろから私の左側のお知り辺りに人の手が当たっている感じがしたのです。〜中略〜 そしてその手は私のお知りの左側を触ったりは慣れたりが数回繰り返されていました。この行為は電車の揺れには関係ありません」

問「淵野辺に着くまでの間ですけども、どのような触られ方だったのでしょうか?」
答「撫で回すように触られてました」

けれども1審の判決では「明らかに痴漢被害にあったと認められるのは本件電車が淵野辺駅を発車した後」とされました。
この文脈でどうして淵野辺になるのか本当に質問したいのですが長谷川裁判長、どうでしょうか?

さらに目撃者は痴漢行為を6分間にわたり痴漢をしている手のくるぶしの上2センチまで見えていと証言しているそうですが、この時間の超混雑振りの実験では目撃者の位置から被告の「肩より下は見えなかった」そうです。しかも被告が電車に乗ったのは橋本駅でありながら、この目撃者は「相模原駅で整列して電車を待っているところも見た」そうです。弁護側は勘違い、もしくは虚偽の証言であると指摘しています。

しかし判決では「姿勢しだいではありえる」としているそうです。
さらにこの裁判長「痴漢を止めさせようとした」という被害者の証言に対して「私なんかかかわりになるの嫌だから、そこでほっとくという選択肢もあったのかなと思っちゃったんだけど」と痴漢なんて見て見ぬふりしますよっていう正義の味方です。

警察官も取り調べのときに「罰金を払えば済む。前歴はつくが『前科』はつかない」とか「弁護士は呼べない」とか「裁判にするとさらにひと月かふた月かかる。その間ずっと拘留だ」とか素敵な冗談をかます人だったそうです。それが冗談だとわかる人は数少ないと思いますが、警察官は「冗談だよ」とも「it's amerikan joke]とも言われなかったため、真に受けてしまいました。その結果、どうしても、会社を無断欠勤したくなかったAさんは「自白」したそうです(裁判では一貫して無実を主張していますが…)。こういう笑えない冗談を言って罰せられないのも不思議です。

 こういう素敵な取調べと裁判の結果1年半の懲役刑をいただき、上告したAさんですが、高裁でも1回目の公判で結審、次回判決となりました。弁護士の方は「原判決を棄却するときは何度か証拠調べをすることが多いので非常に厳しい」といっていました。

Aさんは「正直落ち込んでいますが、まだ(判決まで)2ヶ月あるぞ。本当に下駄を履くまでわからない、皆さんの力を借りて何ができるか考えたい。最後の最後まで諦めずにやります。とにかくわかってもらいたい、この気持ちひとつです。その思いだけでやってきました。法廷で今日も叫びたくなりました。でも、まだこの先もあるんだと思って諦めないでがんばりたいと思います」と挨拶していました。

奥さんはずっと泣いてました。

帰りがけにAさんが「あと2ヶ月で会社もクビかもしれないなぁ」とつぶやいていたのが印象的でした。

被害女性が痴漢にあったのは間違いないと思います。

けれども原則は「疑わしきは罰せず」だと思いますが、どうなんでしょう。
posted by iwajilow | 02:53 | 町田痴漢爐┐鷓"事件 | comments(2) | trackbacks(1) |